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NFT領域にまつわる今が旬、今話題のニュースをお届けいたします。第6回は、「『株式会社エイチ・アイ・エス(以下、HIS)』と『WAFUKU GEN』が共同で旅行をテーマとしたNFTを販売開始」のニュースをお届けします。

1980年から旅行業をはじめ、ホテル事業や地域事業など手掛けてきたHISと、2022年8月に立ち上げられ、現在8,000人以上のユーザーを有するNFTコミュニティ『WAFUKU GEN』。

そんなHISと『WAFUKU GEN』が共同でリリースした、旅行をテーマとしたサービス、『Traveler’s Canvas(通称:トラキャン)』に着目し、サービス内容を深堀りしていきたいと思います。

HISのWeb3.0・バーチャルプロジェクトとは

HISの『Web3.0・バーチャルプロジェクト』とは、2022年7月に開始された取り組みで、NFTやメタバースなどのWeb3.0領域への事業展開を行っているプロジェクトです。

これまで旅をプロデュースしてきたHISが、NFT・メタバース・XRなど最先端テクノロジーを活用して、地域の活性化やソリューションの展開を目指すべく立ち上がりました。

「HISのWeb3.0・バーチャルプロジェクト」の3つの柱
  • テクノロジーの活用による地域活性化
  • バーチャル(アバター)の活用
  • メタバースによるソリューションとビジネス活用
「HISのWeb3.0・バーチャルプロジェクト」で利用する最先端テクノロジー
  • NFT その他トークン
  • メタバース
  • XR など
事例

たとえばNFTのブロックチェーン技術を活用することで、アートや音楽、ゲーム、ファッション、スポーツなど、さまざまな分野や地域の観光・レジャー施設を結びつけ、新たな経済圏を形成し、人々の移動に新しい価値を生み出します。

 すでにメタバースを活用したソリューション提供も行っており、世界最大級のアニメ・マンガのコミュニティ『MyAnimeLis』内では、『HISトラベルクラブ』を開設しています。

『HISトラベルクラブ』では、ユーザー同士がアバターを通してボイスチャットなどを行いコミュニケーションをとることが可能で、イベントの実施やデジタルグッズ、日本の特産品の販売なども行われる予定です。

『Web3.0・バーチャルプロジェクト』は、今後も最先端テクノロジーを活用し、様々なプロジェクトが展開される予定なので楽しみですね!

WAFUKU GEN(わふくジェネ)とは

WAFUKU GEN

出典:WAFUKU GEN

『WAFUKU GEN(わふくジェネ)』とは、和服を着たかわいい女の子が描かれた「夏の情緒」をテーマとしたNFTコレクション。11,111体発行されているジェネラティブNFTです。

ジェネラティブNFTとは?
プログラムで自動生成されたNFT。パーツ毎に描かれたアイテムが独自のアルゴリズムで組み合わされ、異なる複数の作品が生み出される形で制作が行われます。すべてのパーツを描くのではなく、偶発性を取り入れて制作されるデジタルアートです。

NFTについて調べたことがある方なら、ドット絵の『CryptoPunks(クリプトパンクス)』や、猿がモチーフの『BAYC(ベイシー)』を一度は見たことがあるかもしれません。これらの作品もジェネラティブNFTであり、NFTアートの主流ともいえるでしょう。

『WAFUKU GEN』はアートクリエイターの「WAFUKU」氏と、音楽クリエイターの「yokodori」氏によって制作されており、すべてのNFTに音楽が付いているのが特徴です。

 『WAFUKU GEN』は2022年8月に始動し、わずか10ヶ月で取引総額は約2億円※1に。時価総額では国内トップ10※2に入っており、8,700人のユーザー※1を有するNFTコミュニティとなっています。

WAFUKU GENは現在、企業向けのコンサルティングや地方自治体との連携など、リアルな世界との連携も行っています。

※1 NFTプロジェクト『Traveler’s Canvas』をリリース -PRTIMES
※2 Aniwo、国内トップクラスのNFTコミュニティ「WAFUKU GEN」とWeb3に関するビジネス創出セミナーを開催 -PRTIMES

WAFUKU GEN×HIS 旅行をテーマとしたNFTとは

そんな『HIS』と『WAFUKU GEN』が共同で立ち上げたNFTプロジェクトが「Traveler’s Canvas(トラキャン)」です。このプロジェクトは、ユーザーがNFTを通じてさまざまな地域と交流し、地域の活性化や新しい旅行体験の創出を目指しています。

シーズンごとにNFTの限定販売が行われ、保有者は旅先で新たな体験が可能になります。

 第一弾として、夏の北海道を盛り上げるキャンペーンが開催されます。たとえば、千歳空港や北海道の複数のスポットを訪れると、限定のSBTや特典を受け取ることが可能です。

トラキャンは、今後も様々な施設やイベントと提携していく予定で、提携イベントでは現地でしか入手できないWAFUKUさんの貴重なサイン入りアートをSBTで配布したり、NFT保有者限定特典を用意したりする予定です。

今後の予定は以下のようになっています。

リビール実施予定2023年7月15日(土)12:00
トラキャンオリジナルSBT配布イベント2023年7月8日(土)~2023年9月30日(土) 新千歳空港国内線ターミナル1階到着ロビー
企画は夏以降も公式サイトにて順次公開されていく予定です。WAFUKU LOVEの公式Twitterでも、今後検討している取り組みを掲載していますよ。

WAFUKUさんが手がけたジェネラティブNFTの基本情報

発行数10,000体
※初期販売は3,000体

※残りはシーズン毎に販売
発売日2023年6月30日(金)
価格 1,300円相当(1体)
※支払いは暗号資産イーサリアムを使用
公式サイトhttps://www.his.co.jp/project/wvp/?id=nft

最後に

HISと『WAFUKU GEN』が共同リリースしたサービス『Traveler’s Canvas』、いかがでしたか?

地方創生や地域活性化を目指して、NFTを活用する自治体も増えてきています。しかし旅行のプロである『HIS』と国内トップレベルのNFTプロジェクトである『WAFUKU GEN』が手を組んだ「旅行者×NFT×観光地を繋ぐ」プロジェクトは、広がりが無限大です。

また北海道だけでなく、全国展開にも期待が高まります。これからの広がりが楽しみですね!
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