2021年ごろから、SNSやメディアでNFTが話題になっています。取引量は2022年に350億ドル(約4兆5500億円)以上、25年に800億ドル(約10兆4000億円)以上※に増えていくと予想されています。
しかし、NFTを購入できるNFTマーケットプレイスは海外で運営されているものが多く外国語で操作する必要があり、ハードルが高く感じる方もいるでしょう。
そこでぜひ存在を知っていただたきたいのが、Coincheckが運営する「Coincheck NFT」です。Coincheckは日本の仮想通貨取引所であるため、安心して利用できます。
そこでこの記事ではCoincheck NFTの特徴やメリット、使い方、取り扱い商品などについて詳しく解説します。
詳しくはコンテンツポリシー、広告ポリシーをご覧ください。
Contents
Coincheck NFTとは
Coincheck NFTとは、仮想通貨取引所Coincheckが運営する日本初※1のNFTマーケットプレイスです。利用することで、ユーザー同士でNFTと仮想通貨の交換取引ができます。
仮想通貨取引所のCoincheckが運営しているため、操作画面はもちろん日本語です。そのため、海外のマーケットプレイスよりも使いやすく感じるでしょう。
Coincheck NFTの基本情報
対応チェーン | イーサリアム |
---|---|
トークン規格 | ERC-721 |
対応通貨 | 26種類※(BTC、ETH、LSK、XRP、XEM、LTC、BCH、MONA、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJ、PLT、SAND、DOT、CHZ、LINK、FNCT、DAI、MKR、MATIC、AXS、APE、IMX、WBTC) |
入庫手数料 | 無料(入庫時のGAS費用は負担あり) |
出品手数料 | 無料 |
販売手数料 | 販売価格の10% |
出庫手数料 | 0.01 ETH |
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Coincheck NFTの特徴とメリット
Coincheck NFTの特徴・メリットには以下が挙げられます。
- ネットワーク手数料(ガス代)が無料
- 豊富な通貨で売買できる
- 安心・安全に利用できる
それぞれについて解説します。
ネットワーク手数料(ガス代)が無料
Coincheck NFTではネットワーク手数料が完全無料となっています。通常、NFTの取引時には、ガス代と言われるブロックチェーン上で仮想通貨のやり取りをする際の手数料が発生します。
しかし、Coincheck NFTでは、出品や購入時のガス代がかかりません。現在、NFTの取引量が増えているため、イーサリアムの取引量が増加しガス代の高騰が問題になっています。
その点、ガス代が完全無料なのはCoincheck NFTの利点と言えるでしょう。
豊富な通貨で売買できる
Coincheck NFTでは、仮想通貨取引所Coincheckと一体化したサービスなので、Coincheckで扱う26種類の通貨をNFT取引に利用できます。
もしも、これらの仮想通貨を持っているのであれば、その資産をNFT取引に利用できるので気軽にNFT取引をスタートできるでしょう。
安心・安全に利用できる
Coincheck NFTでは、NFTの専用ウォレットで顧客のNFT資産を保管しています。そのため、自分で秘密鍵の管理をする必要なくNFTの取引ができます。
Matamaskなどの仮想通貨ウォレットでNFTを保管するのが一般的ですが、慣れていない方にとっては扱いにくい可能性があります。
Coincheck NFTでNFTを購入した場合は、そのまま置いておくこともできますし、NFTを出庫してMetaMaskなどに保管することも可能です。
Coincheck NFTの取扱商品10種類を紹介!
Coincheck NFTでは現在様々な商品を取扱いしています。ここでは、代表的な10種類の取り扱い商品を紹介します。
- Sorare
- The Sandbox
- Decentraland
- Otherside
- Generativemasks
- ArtBlocks
- Joyfa
- The Meebits
- NFTトレカ
- CryptoSpell
Sorare
日本でもプレイできる人気のNFTゲーム「Sorare」は2018年にフランスで誕生したサッカーカードゲームで、世界中のサッカークラブに実在する選手を5名選出し、スコアを競うというゲーム性になっています。
2022年8月、サッカーのみにとどまらずMLB(アメリカの野球リーグ)も追加されさらに盛り上がりを見せています。
サッカーファンにはたまらないゲームです!SorareはCoincheck NFTでの取扱いがありますので、登録してSorareを購入しましょう。
The Sandbox
『The Sandbox』(サンドボックス)は、ユーザー主導のゲーミングプラットフォームです。メタバース空間内にLAND(土地)を購入し、そこでゲームやアイテム、キャラクターなどを制作できます。
LANDは有料での貸し出しができ、賃料を取って稼ぐことも可能で、1区画数百万〜数億円という高額で取引されています。
The sandboxを楽しみたい方は、まずCoincheck(Coincheck NFT)の口座を無料で開設しておきましょう。
Decentraland
Decentralandは、長い歴史を持つメタバース構想のブロックチェーンプロジェクトです。Decentralandはすでにメタバース開発が進んでおり、既にBETA版のメタバースにアクセスできます。
Coincheck NFTでは、Decentralandのメタバース空間内の土地であるLANDを売買できます。
Otherside
Othersideは、自由度の高いメタバースプラットフォームです。プラットフォーム内でゲームプレイや創作活動、他のプレイヤーとの対戦などができる予定です。
Othersideのメタバース空間内の土地はNFT化されており、「Otherdeed」と呼ばれます。
Generativemasks
Generativemasksは日本発ジェネレーティブNFTアートで、リロードするたびに様々な表情のマスクが1つずつ生成されることが特徴的です。
2021年8月に10,000個の作品がリリースされ、それらはわずか2時間で全て販売したことで話題になりました。※
将来性を期待できるメタバース分野における活動も行われている点も、Generativemasksの強みです。
ArtBlocks
ArtBlocksは、ジェネラティブアート(Generative Art)というアートをリリースしている、NFTプラットフォームです。
ジェネラティブアート(Generative Art)とは、コンピュータのアルゴリズムから生まれたアート作品を指します。
Coincheck NFTでは、ArtBlocks上で取扱いされているNFT作品を売買できます。
Joyfa
Joyfa(ジョイファ)は、東京都を拠点に活動している、デジタルファッションハウスです。AI・CG技術を最先端に活用することで、メタバース空間上で、デジタルファッションを実際に着ているように再現できます。
JoyfaのNFTスニーカーは、今後リリースを予定しているARアプリ上で、着せ替えなどができる予定です。
The Meebits
Meebits(ミービッツ)は、3Dキャラクターをメタバース空間で操作したり、売買したりできるNFTゲームです。キャラクターごとにレアリティが設定されており、高リアリティになるほど発行数が少ないため、高値になります。
例えば、高レアの「DISSECTED(解剖)」のキャラクターはわずか5枚しかなく、なんと3億5,000万円もの高値で売買されました。
ここまで価値が高まっている理由は、開発会社の「Larva Labs」が有名なNFTアート「CryptoPunks」を生み出し、注目を集めているためです。
NFTトレカ
NFTトレカは、カードゲーム型のNFTゲームの一種です。従来のカードゲームでは、サービス終了と同時に集めたカードは全て無価値になっていましたが、NFTトレカのカードは全て残ります。
特に、愛知県を中心に活動しているアイドルグループ・SKE48とのコラボが話題になり、メンバーの卒業コンサートを記念して100枚限定でトレカが発行されました。
CryptoSpells
CryptoSpellsはNFTゲームの一種で、対戦相手のライフを削り、先に0にした方が勝ちとなるカードゲームです。カードはユーザー間で自由に売買でき、ゲーム内で入手したカードを売却することでマネタイズが可能です。
カードにはレアリティがあり、高レアのカードほど発行枚数が少なく希少価値が高いため、高値で売却できます。さらに、ゲーム内で獲得できる「カード発行権」を使用し、自分だけのオリジナルカードを作って売れるのも特徴です。
TSUBASA NFT
Coincheck NFTでは、2023年3月1日に「『キャプテン翼』ボールはともだちプロジェクト」の「TSUBASA NFT」が世界先行販売されました。
TSUBASA NFTを購入すると、原作者・高橋陽一氏のオリジナルデザインサッカーボールが世界中の子供たちに届けられます。
さらにTSUBASA NFTをSBT化(譲渡不可NFT)にすることで、オリジナルデザインサッカーボールがもらえる特典が付与されます。
『キャプテン翼』ボールはともだちプロジェクト第2弾<2023年8月18日まで!>
第一弾で好評を得ていたボールはともだちプロジェクトのキャンペーン第二弾が2023年8月18日まで限定でスタート!
第二弾のプレゼントはイラスト入りオリジナルキャップで、裏面に「ボールはともだちプロジェクト」のロゴが入っているもの。このプロジェクトのみの限定カラーでの制作とのことなので、特別感満載です!
『キャプテン翼』ボールはともだちプロジェクトにご参加の皆様、お待たせしました⚽️NFT→SBT→オリジナルグッズのワクワク体験が再び。本日第2弾を公開します!第二弾は『キャプテン翼』イラスト入りオリジナルキャップ になります。申請方法など詳細はこちら↓https://t.co/KGBM8F4j07#TsubasaNFT
— Official Captain Tsubasa NFT ⚽️ (@TsubasaNFT) August 9, 2023
申請期間 | 2023年8月9日 昼12:00 〜 2023年8月18日(金)12:00まで (日本時間) |
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決済方法 |
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到着予定時期 | 2023年10月初旬頃予定 |
詳細の申請方法が細かく解説されていますので、詳細は公式サイトをチェックしてください。
Coincheck NFTの使い方
Coincheck NFTの使い方を以下5つのフローに分けて紹介します。
- 事前準備
- 入庫方法
- 出品時
- 購入時
- 出庫方法
事前準備
1.Coincheckの口座を開設する
Coincheck NFTを利用するには、Coincheckの口座を作る必要があります。口座を開設するには、以下の手順で手続きしましょう。
- まずメールアドレスを登録する
- 個人情報を入力する
- 必要書類の提出を行う
- 審査が完了したら口座開設完了する
Coincheckでは、スマホで本人確認書類をすれば最短1日※で審査が完了し、口座開設が終了します。口座開設が終わったら、Coincheck NFTを利用でき、NFT取引専用のアカウントを作る必要はありません。
2.Coincheck NFTにアクセスする
Coincheckの口座を開設したら、Coincheck NFTのページを開きます。まずはCoincheckにログインし、ログイン後画面左側のメニューにある「Coincheck NFT」をクリックしてください。
規約を読んで同意するとCoincheck NFTの画面が表示され、NFTの購入などの操作ができるようになります。なお、iOSアプリはCoincheck NFTには対応していないため、利用の際にはwebブラウザからのログインが必要です。
入庫方法
MetaMaskをインストール
NFTをCoincheck NFTに入庫したい場合には、まずはNFTを保管できるウォレットのMetaMaskを用意する必要があります。
MetaMaskはCoincheck NFTにアクセスし、「MetaMaskをインストール」をクリックすると、ブラウザにインストール可能です。
メタマスクのインストールが完了すると、Webブラウザの拡張機能としてMetaMaskを利用できるようになります。
MetaMaskと連携
MetaMaskがブラウザにインストールされた状態になると、Coincheck NFTの画面に「MetaMaskに接続」と表示され、連携に成功するとMetamaskのアドレスが表示されます。
具体的には、「MetaMaskから入庫」をクリックすると、「入庫するNFT」「Token IDを入力」の2つの入力欄が出てきます。
これらを入力し「入庫」を押すと連携が完了するとCoincheck NFTへの入庫が完了します。
出品時
1.Coincheck NFTにてアイテムを入庫する
NFTをCoincheck NFTで売りたい場合には、まずは売却予定のNFTを入庫する必要があります。ここまでに説明した手順でMetamaskとCoincheck NFTを接続し、入庫手続きをしてください。
またネットワークの混雑状況によっては、NFTの送付に時間がかかる可能性があります。
2.条件を設定し出品登録
NFTの入庫が完了したら、マーケットプレイスに出品しましょう。マイページに移動して、入庫済みのNFTが表示されるので、出品したい商品をクリックしてください。
受け取る通貨の種類と出品金額を入力し「出品」を押してください。
購入時
Coincheck NFTでNFTを購入する場合、まずは購入したいNFTをクリックします。HOME画面左上に、「出品中」と書かれたもののみ購入可能です。
購入画面に移動したら、NFT名や購入金額などの情報が表示されます。
詳細を確認し、内容に問題が無ければ「購入確認」→「購入」をクリックすれば購入完了となります。
出庫方法
購入したNFTをゲームなどで使用するのであれば、Coincheck NFTから出庫して外部に移動させる必要があります。
出庫する際には、まずはCoincheck NFTのマイページに移動します。
ちなみに出庫先が未登録の場合には、「出庫先を編集」をクリックしアドレスを登録する必要があります。
Coincheck(コインチェック)について
- アプリのダウンロード数が№1※公式サイトの文言
- 500円からビットコインが買える
- AppStoreでの評価数No.1、★4.3!※2023年8月時点・AppStore
Coincheckは、アプリダウンロード数が№1※の仮想通貨取引所です。シンプルなインターフェイスが特徴的で、仮想通貨取引の初心者の方にも使いやすくなっています。
また、取り扱い通貨数は29種類あり、そのうち26種類はNFTマーケットで売買に利用可能です。申し込みまで最短5分、口座開設にも維持にもお金は一切かかりません。
基本情報
29種類 取引手数料:無料 銀行振込:通常無料(振込手数料はお客様負担) 出典:Coincheck公式・※価格の急変時や市場の流動性などにより、上記を超える手数料相当額を含んだ売買価格を提示する場合があります・2023年10月10日時点取引通貨数 仮想通貨入金手数料 無料 仮想通貨送金手数料(一例) BTC:変動手数料制
ETH:変動手数料制
XRP:0.15XRP取引所手数料 Taker手数料:0.000%
Maker手数料:0.000%販売所手数料
手数料相当額:0.1〜5.0%※
(カバー先又は当社取引所の価格に対して)
日本円入金手数料
コンビニ入金:770〜円
クイック入金:770〜円日本円出金手数料 407円 アプリの評価
★★★★☆ 評価: 4.3
92,762 件のレビューレバレッジ取引 ✕ つみたて ◎ レンディング ◎
Coincheck NFTに関するよくある質問
まとめ
この記事では、Coincheck NFTについて紹介しました。Coincheck NFTではゲームやアートなどの様々なNFT作品を取り扱っており、現在は26種類の仮想通貨で売買できます。
日本の仮想通貨取引所で安全にNFTの売買が可能である点は大きな魅力です。出品・購入にかかるネットワーク手数料(ガス代)が発生しない点も嬉しいポイントでしょう。