仮想通貨取引所で取引をするにあたり、どうしても気になるのが手数料の高さです。可能な限り仮想通貨取引の手数料を抑えたいと思いますよね。
仮想通貨取引所でかかる手数料を抑えることができれば、余計なコストを削減してより多くの利益を出すことができます。ここでは、国内の大手仮想通貨取引所の現在の時点で必要となる手数料を一覧で紹介します。
この記事では、手数料が安いおすすめの取引所5選、手数料の種類、手数料を安く抑えるポイントについて解説します。
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小野
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Contents
取引手数料が安い!おすすめの仮想通貨取引所5選を徹底比較
当サイトが厳選しておすすめする仮想通貨取引所のうち、どの取引所を利用するとどういった手数料がどの程度必要となってくるのか、以下の表にまとめました。
- 1位:BITPoint
- 2位:Coincheck
- 3位:GMOコイン
- 4位:DMM Bitcoin
- 5位:bitFlyer
また、取引手数料が安い仮想通貨取引所の評価基準として、当サイトでは以下の5つの項目を軸に配点しています。
- 総合力
- 日本円の入出金手数料の安さ
- 販売所手数料の安さ
- BTC(ビットコイン)の送金手数料
- 評判
各種手数料が発生するのは、日本円の入金や出金時、また販売所での売買やBTCをはじめとする仮想通貨を送金する際が主といえます。
BITPoint
- 取引手数料や入出金手数料が無料
- 500円以下の少額投資にも対応
- 初心者でも使いやすい取引アプリ
- レンディングで賃借料を得られる
BITPointは東証2部上場企業「株式会社リミックスポイント」によって、2016年に創設された仮想通貨取引所です。
BITPointでは取引手数料・入出金手数料・即時入金手数料・口座管理手数料が全て無料に設定されています。そのためコストを抑えた取引ができるでしょう。
仮想通貨売買にかかる取引手数料は無料ですので、デイトレードなど1日に複数回の取引をしても、手数料はかかりません。
日本円だけでなく仮想通貨の入出金手数料も無料なので、頻繁に取引所間で資金移動をする方にも好評となっています。
BITPointの基本情報
21通貨 出典:BITPOINT公式サイト・2023年11月17日時点取引通貨数 仮想通貨入金手数料 無料 仮想通貨出金手数料 無料 販売所手数料 無料 取引所手数料 無料 日本円入金手数料 即時入金サービス:無料
入金:お客様負担(振込手数料実費分)日本円出金手数料 お客様負担(振込手数料実費分) アプリの評価
★★★☆☆ 評価: 2.9
205件のレビュー
レバレッジ取引 ✕ つみたて ✕ レンディング ◎
Coincheck(コインチェック)
- 販売所・取引所手数料がBTCは無料
- 豊富な23銘柄の仮想通貨を取扱い
- 使いやすいスマホアプリ
- 積み立て投資やレンディングにも対応
コインチェックは、マネックスグループ傘下の仮想通貨取引所。大手グループなので、手数料に注力しており安心感があります。
販売所だけでなく、取引所に関してもビットコインなどの主要銘柄は取引手数料が完全無料に設定されています。そのため、コストを抑えた取引が可能です。
さらに、取り扱い仮想通貨の種類の豊富さにも特徴があり、国内最大級の27種類の仮想通貨を売買可能です。また、500円から仮想通貨を購入できるため、少額から取引したい初心者の方にもおすすめできます。
Coincheckの基本情報
29種類 取引手数料:無料 銀行振込:通常無料(振込手数料はお客様負担) 出典:Coincheck公式・※価格の急変時や市場の流動性などにより、上記を超える手数料相当額を含んだ売買価格を提示する場合があります・2023年10月10日時点取引通貨数 仮想通貨入金手数料 無料 仮想通貨送金手数料(一例) BTC:変動手数料制
ETH:変動手数料制
XRP:0.15XRP取引所手数料 Taker手数料:0.000%
Maker手数料:0.000%販売所手数料
手数料相当額:0.1〜5.0%※
(カバー先又は当社取引所の価格に対して)
日本円入金手数料
コンビニ入金:770〜円
クイック入金:770〜円日本円出金手数料 407円 アプリの評価
★★★★☆ 評価: 4.3
92,762 件のレビューレバレッジ取引 ✕ つみたて ◎ レンディング ◎
出典:コインチェック公式サイト
GMOコイン
- オリコン顧客満足度№1※公式より
- 即時入金・出金手数料が無料
- APIでの自動売買も可能
- 口座開設は最短わずか10分程度で完了
インターネット系のサービスで有名な、GMOグループの仮想通貨取引所。2021年のオリコンでは、人気№1※に選ばれています。※公式より
GMOコインでは、口座開設、即時入金、出金など、様々な手数料が無料です。そのため、コストを抑えた取引ができます。
さらに、口座開設のスピードにも特徴があり、スマホからの申し込みで最短10分で取引開始できます。
GMOコインの基本情報
26通貨 8通貨 出典:GMOコイン・2023年8月22日時点取引通貨数 仮想通貨入金手数料 無料(マイナーに支払う手数料はお客様負担) 仮想通貨出金手数料 無料 販売所手数料 無料 取引所(現物取引)手数料 日本円入金手数料
※振込手数料の負担あり日本円出金手数料 無料(大口出金:400円) アプリの評価
★★★★☆ 評価: 4.2
4,339件のレビュー
レバレッジ取引 2倍 レバレッジ取引可能銘柄 つみたて ◎ レンディング ◎
bitFlyer(ビットフライヤー)
- BTCの取引量が国内№1
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内仮想通貨交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)」 - 取引手数料など様々な手数料が完全無料
- 21種類の仮想通貨を1円から売買可能
- 創業以来ハッキング被害無しの、強固なセキュリティ
ビットコインの取引量№1※の仮想通貨取引所。セキュリティに注力しており、2014年以上の創業以来、一度もハッキング被害に遭っていません。
bitFlyerでは、様々な手数料が無料に設定されているところが特徴的。販売所の売買手数料やビットコインFXの取引手数料などが無料です。
また、操作をかんたんに行えるのも強みと言えます。スマホアプリ・パソコンいずれからでも、シンプルな操作感で仮想通貨を売買可能です。
bitFlyerの基本情報
22通貨 仮想通貨送付手数料(一例) BTC:0.0004BTC 1通貨 出典:ビットフライヤー公式・2023年7月21日時点取引通貨数
※bitWire を除く
ETH:0.005ETH
XRP:無料販売所手数料 無料 取引所手数料 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) 日本円入金手数料 クイック入金(住信SBIネット銀行から):無料
クイック入金(住信SBIネット銀行以外):330円(税込)/件日本円出金手数料 三井住友銀行の場合:220円(税込)~
三井住友銀行以外の場合:550 円(税込)~アプリの評価
★★★★☆ 評価: 4.3
11.2万件のレビュー
レバレッジ取引 2倍 レバレッジ取引可能銘柄 つみたて ◎ レンディング ×
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
- レバレッジ取引のアルトコイン取り扱い暗号資産種類国内No.1
※2023年4月現在、国内暗号資産交換業者WEBサイト調べ - 取引手数料・出金手数料が無料
※BitMatch取引手数料を除く - 最短1時間以内に取引開始可能
- BitMatch注文でスプレッドが狭くなる
DMM Bitcoinは、DMMグループの仮想通貨取引所です。大手企業が運営していることもあり、セキュリティを高める努力がなされています。
また、様々な手数料が無料に設定されているのも魅力的です。口座維持手数料、出金手数料、販売所での売買手数料など、各種手数料が完全無料になっています。
さらに、Bitmatch注文というスプレッドを安く抑える独自システムを提供しています。利用客同士の注文をマッチすることで、スプレッドを気にしない取引ができるでしょう。
口座開設速度は非常に素早く、スマホからの申し込み・本人確認で最短1時間程度で取引開始可能です。
DMM Bitcoinの基本情報
23通貨 無料 31通貨 出典:DMM Bitcoin公式サイト・2023年9月26日時点現物取引通貨数 仮想通貨入金手数料 無料(マイナーへの手数料はお客様負担) 仮想通貨出金手数料 無料 販売所手数料 現物取引:無料(BitMatch取引手数料を除く)
レバレッジ取引:無料BitMatch取引手数料 詳細はこちら 取引所手数料 - 日本円入金手数料 振込入金手数料:無料(銀行手数料はお客様負担)
クイック入金手数料:無料日本円出金手数料 アプリの評価
★★★★☆ 評価: 4.3
1万件のレビュー
レバレッジ取引 2倍 レバレッジ取引可能銘柄 レバレッジ手数料 ポジション金額の0.04% / 日のレバレッジ手数料がロールオーバー時に発生 つみたて ✕ レンディング ✕
仮想通貨取引所の手数料とは?どんな種類があるのかを解説!
仮想通貨取引所を利用する際に発生する手数料は、実は以下に挙げるように多くの種類があります。
- 口座開設手数料
- 日本円の入出金手数料
- 仮想通貨の入出庫手数料
- 取引手数料
- スプレッド
- レバレッジ手数料
口座開設手数料
口座開設時にかかる手数料です。口座開設の際に、金融機関によっては手数料が発生することもあります。仮想通貨取引所は多くの場合無料に設定されています。
日本円の入出金手数料
日本円の入金手数料
入金手数料には以下の2種類が存在します。
- 銀行の振込手数料やコンビニ入金手数料
- 業者に支払う手数料
このように、銀行やコンビニでかかる手数料と、業者に払う手数料の両方存在します。そのため、入金方法によっては、二重に手数料が発生することがあります。
日本円の出金手数料
日本円の出金の際にも手数料が発生することがあります。しかし、入金手数料と同様に出金手数料を無料にしている業者もあるので、そのような業者を選ぶことで0円にできる場合もあります。
取引通貨数 | 21通貨 取扱通貨▼
|
---|---|
仮想通貨入金手数料 | 無料 |
仮想通貨出金手数料 | 無料 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
日本円入金手数料 | 即時入金サービス:無料 入金:お客様負担(振込手数料実費分) |
日本円出金手数料 | お客様負担(振込手数料実費分) |
アプリの評価 | ★★★☆☆ 評価: 2.9 205件のレビュー |
レバレッジ取引 | ✕ |
つみたて | ✕ |
レンディング | ◎ |
出典:BITPOINT公式サイト・2023年11月17日時点
仮想通貨の入出庫手数料
仮想通貨の入出庫の際にも、手数料が発生することがあります。入庫手数料は、自分のウォレットや外部の取引所などから仮想通貨を入金した場合に、発生する手数料を指します。
また、出庫手数料は利用している仮想通貨取引所の口座から、外部に送金する際にかかる手数料のことです。「送金手数料」と呼ばれることも多く、一般的に送金したい仮想通貨銘柄ごとに手数料が設定されています。
なお、同じ仮想通貨取引所のユーザー同士での送金であれば、手数料がかからない場合もあります。
取引手数料
取引の際にも手数料が発生します。仮想通貨の売買の際には取引所・販売所の二通りの選択肢があります。
取引所を利用した際に発生するのが、ここで言う取引手数料です。
そのため、販売所を利用すると結局コストが大きくなるケースが多いでしょう。
スプレッド
スプレッドとは、買値と売値の価格差のことをいいます。一般的に、スプレッドは買値が高く、売値が安く設定されます。そのため、仮想通貨を購入してすぐの時点では、売値との価格差の関係で含み損の状態になります。
スプレッドが大きく設定されている取引所を利用すると、購入した時点での含み損の金額が大きくなります。
レバレッジ手数料
レバレッジ取引可能な取引所では、多くの場合レバレッジ手数料が設定されています。
この手数料は、ポジションを決済するまで24時間おきに発生します。手数料は0.04%程度と低く設定されているケースが多いため、通常はそれほど気にする必要はありません。
fa-arrow-circle-o-right表は右にスクロールできます。
手数料を安く抑えるポイントを紹介
次に、仮想通貨取引で発生する手数料を安く抑えるポイントをご紹介していきます。以下の6つのポイントについて、順番に確認していきましょう。
- 入出金・取引回数をできるだけ少なくする
- 手数料無料の項目が多い業者を選択する
- 販売所を利用せず取引所を使う
- 複数の仮想通貨取引所に登録する
- 価格の変動が激しい時に取引をしない
- スプレッドが最安の業者は存在しないことを理解する
入出金・取引回数をできるだけ少なくする
基本的に、入出金や取引の際には、その都度手数料が発生します。そのため、頻繁に入出金や取引を行うと、多くの手数料がかかることになります。
従って、手数料を安くするには、入出金や取引の回数をできるだけ抑えることが効果的です。
手数料無料の項目が多い業者を選択する
手数料の設定は仮想通貨取引所によって様々です。手数料が無料に設定されている項目が多い取引所を利用すると、コストを気にせず利用できる場面が増えます。
手数料の金額は取引所によって大きく異なるので、以下の各取引所の手数料の比較表を参考にしてみてください。
特に日本円の入金については、インターネットバンキング入金を利用すれば手数料が無料になることが多いです。そのため、インターネットバンキングに必要な銀行の口座を用意するのもおすすめできます。
販売所を利用せず取引所を使う
仮想通貨取引を行う場所には、上記の2通りがあります。販売所は、業者と仮想通貨取引をする場所です。操作が簡単で、初心者でも使いやすいのがメリットと言えます。
しかし、スプレッドの存在により、取引コストが大きくなる傾向があります。
一方取引所は、トレーダー同士が取引を行う場所です。取引所では、売買の際に安価な手数料しか発生しないため、取引コストを抑えることが可能です。
複数の仮想通貨取引所に登録する
仮想通貨取引所によっては、取引手数料や送金手数料が無料に設定されている場合があります。
そのため、複数の仮想通貨取引所で口座開設して、そのときの用途に合わせて、一番手数料が節約できる仮想通貨取引所を利用するといいでしょう。
価格の変動が激しい時に取引をしない
仮想通貨取引所のスプレッドの特性として、相場が不安定で価格変動が激しいときほど、スプレッドが大きくなる傾向があります。
特に、販売所での取引の場合は、スプレッドの影響を普段以上に受けやすいでしょう。そのため手数料を抑えたい場合は、価格変動が激しいタイミングでの取引は避けたほうが無難です。
スプレッドが最安の業者は存在しないことを理解する
スプレッド最安の業者がどこか気になりますが、残念ながら存在しません。
そのため、可能であれば取引時には所有している口座をすべて見比べるといいでしょう。そうすることで、スプレッドが狭い業者を選択できます。
仮想通貨投資家150人に聞いた!手数料が安いと思う仮想通貨取引所に関するアンケート調査
当サイトでは、現在仮想通貨投資を実際に行っている投資家150名に、手数料が安いと思う仮想通貨取引所をアンケート調査でうかがいました。
結果、GMOコインの28.7%に次いでDMM Bitcoinが26.0%、Coincheckが22.0%と並ぶ結果となりました。
先述したとおり、GMOコインでは日本円の入出金手数料も仮想通貨の入出金手数料も無料となっており、余計なコストがかかりません。さらに、取引所でメイカー注文で取引が成立すると、-0.03%の手数料報酬が獲得することができます。
仮想通貨の手数料に関するよくある質問
※一部の仮想通貨銘柄は取引手数料が発生します。
まとめ
当記事では、手数料の安いおすすめ取引所5選、手数料の種類、手数料を安く抑えるポイントについて解説しました。
手数料が発生するのは、取引所の運営上やむを得ないことではあります。しかし、利用する上ではできるだけ抑えたいのが当然です。
ぜひ今回の内容を参考に取引所を上手に利用し、余計なコストを省いていきましょう。