MetaMask(メタマスク)は仮想通貨ウォレットの一種で、NFT関連でのサービスを使う際には特に便利なウォレットです。これからNFT投資を始める人は、MetaMaskの利用方法も覚えておくことが必須となるでしょう。
とはいえ、「他のウォレットとの違いがわからない」「MetaMaskを選ぶメリットを知りたい」という人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、MetaMaskの基本情報や特徴、メリット、登録方法まで徹底解説します。
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小野
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Contents
MetaMask(メタマスク)とは?
MetaMask(メタマスク)とは、イーサリアム系ブロックチェーンに対応した仮想通貨のウォレットです。
メタマスクではイーサリアム(ETH)はもちろん、イーサリアムを基に発行されたERC-20トークンの保管・管理が可能です。
メタマスクは現在リリースされているNFT(非代替性トークン)やDeFi(分散型金融)サービスの多くに連携可能。
MetaMask(メタマスク)のメリット
メタマスクを利用するメリットは主に次のとおりです。
- 複数アカウント(アドレス)を作成できる
- ガス代を自分で設定できる
- 取引所を介さずトークンを交換できる
- 日本語対応されてて初心者にも使いやすい
- 無料で利用できる
- ユーザーが3,000万人超で安心
複数アカウント(アドレス)を作成できる
MetaMaskでは、複数のアカウントを作成することができます。用途を分けてウォレットの管理ができるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
複数アカウントの作成は、セキュリティを高める意味合いでも効果があります。
ガス代を自分で設定できる
ガス代とは、イーサリアムブロックチェーン上において取引を実行する際に発生する費用のことをいいます。わかりやすく言うと、イーサリアムが必要となる手続き(入出金・NFT発行など)の時にかかる手数料です。
ガス代はあらかじめ設定されていることが多いのですが、MetaMaskではユーザー自身がある程度自由に設定できます。ガス代は低速・中速・高速の3段階で設定可能で、費用と取引スピードの関係は以下の通りです。
ガス代 | 取引スピード | |
---|---|---|
低速 | 安い | 遅い |
中速 | 標準 | 標準 |
高速 | 高い | 速い |
費用を抑えるか取引の速さを優先するかを、ユーザーが選べる仕組みになっています。
取引所を介さずトークンを交換できる
MetaMaskでは、仮想通貨取引所を介さずに通貨の交換が可能です。
一方で、MetaMaskならウォレット内で仮想通貨の交換が可能です。例として、イーサリアム(ETH)からサンドボックス(SAND)へ通貨交換する場合、一般的なウォレットとMetaMaskで比較すると以下の通りです。
一般的なウォレット |
|
---|---|
MetaMask | MetaMask内でETHをSANDに交換 |
このようにMetaMaskなら取引所を経由する手間が省けるので、安全かつ迅速に通貨交換できる点が強みです。
日本語対応されていて初心者にも使いやすい
MetaMaskは日本語対応しているため、英語が苦手な人でも安心して利用できます。さらにスマホアプリ版・Webブラウザ版ともに視認性が高いインターフェースで、誰にでも使いやすいウォレットだといえるでしょう。
無料で利用できる
MetaMaskの利用自体には一切費用がかかりません。無料でダウンロードできて維持費もないので、コストを気にせず使うことができます。
送金手数料を抑えるには、先述したガス代を低く設定したり、送金手数料が安い取引所を利用したりするのが有効です。
ユーザーが3,000万人超で安心
MetaMaskは世界中で3,000万人超※が利用しています。まだ発展途上であるNFT分野において、3,000万人ものユーザーがいるのは信頼されている証とも言えるでしょう。
NFT関連のサービスを使いたい人は、MetaMaskに登録しておいて損はありません。
MetaMask(メタマスク)のデメリット
一方で、メタマスクを利用することによるデメリットも挙げられます。
- セキュリティ面のリスクが高い
- 利用できるブラウザが少ない
- ビットコインには対応していない
セキュリティ面のリスクが高い
MetaMaskは、ホットウォレットと呼ばれる種類の仮想通貨ウォレットです。
ホットウォレットとは、インターネットに接続された状態で通貨を保管しているウォレットのことです。
ホットウォレットはインターネット環境があれば場所や端末を問わず簡単にアクセスできるのがメリットである一方、不正アクセスなどのリスクが高く、安全性にはやや不安があります。
仮にハッキングされても資産が流出しないように、利用者自身でも防犯意識を高く持つ必要があるでしょう。
利用できるブラウザが限られている
MetaMaskが利用できるブラウザは以下の5つです。
- Google Chrome(グーグルクローム)
- Firefox(ファイアーフォックス)
- Opera(オペラ)
- Brave(ブレイブ)
- Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)
上記5つの対応ブラウザを日頃から使っていない人は、慣れるまでやや戸惑う可能性があります。
ビットコインには対応していない
MetaMaskは、ビットコイン(BTC)には対応していません。
ビットコインは仮想通貨の基軸通貨的な存在なので、保有している人も多いでしょう。ビットコインの保管には別でウォレットを用意しなくてはならないので、やや不便とも言えます。
MetaMask(メタマスク)の始め方・登録方法
メタマスクを使用するためには、メタマスクでの初期設定が必要です。慣れない作業で大変に感じるかもしれませんが、そこまで難しい作業はありません。
慌てずに一つ一つ手順通りに登録してみましょう。
Matamask(メタマスク)の始め方
メタマスクをはじめるためには、パソコンもしくはスマホが必要です。PCでは、メタマスクに対応しているブラウザアプリを、事前にダウンロードしておきましょう。
メタマスクをはじめるにあたって、ウォレットの復元に必要なリカバリーフレーズをメモしておく必要があります。リカバリーフレーズは、非常に重要なので、安全に保管できるデバイスや紙にメモできる準備もしましょう。
また、リカバリーフレーズが他人に知られてしまうと、ウォレットを乗っ取られてしまいます。そのため、シードフレーズは、絶対に教えないようにしましょう。
リカバリーフレーズがバレてしまったウォレットは、今後使用してはいけません。
スマホアプリ版Matamask(メタマスク)の始め方
- スマホアプリをダウンロード
- ウォレットのセットアップ
- リカバリーフレーズの設定
スマホアプリをダウンロード
メタマスクの公式アプリをApp storeやGoogle Playでダウンロードしましょう。公式アプリに似せた詐欺アプリも存在しているため注意しましょう。
ウォレットのセットアップ
アプリをダウンロードしてアプリを開くと、メタマスクウォレットのセットアップが開始されます。今回は、新しいウォレットで開始するため、「新しいウォレットの作成」をタップしましょう。
既存のウォレットを復元するときなどは、リカバリーフレーズを入力するとすぐに復元できます。セットアップの最後に、メタマスクを保護するためのパスワードを設定しましょう。
リカバリーフレーズの設定
パスワードの設定まで完了すると、リカバリーフレーズの設定が求められます。
コピーができたら、最後にリカバリーフレーズの確認作業をしてメタマスクでのウォレット作成が完了します。
PCブラウザ版Matamask(メタマスク)の始め方
- ブラウザ拡張機能のインストール
- ウォレットのセットアップ
- リカバリーフレーズの設定
ブラウザ拡張機能のインストール
PCでGoogle chromeなどのブラウザを使用して、メタマスクの公式サイトへアクセスしましょう。公式サイトでの「Download」を選択すると、ブラウザ拡張機能のインストール画面にアクセスできます。
「chromeに追加」を選択してインストールすると、ブラウザの右上にメタマスクのアイコンが表示されます。
ウォレットのセットアップ
ブラウザ拡張機能のインストールが完了したら、右上のメタマスクのアイコンを選択して起動させましょう。メタマスクが起動したあとの設定は、スマホアプリのときと大きな変わりはありません。
「ウォレットの作成」を選択して、メタマスクを保護するためのパスワードを設定しましょう。
リカバリーフレーズの設定
ブラウザ版のメタマスクでも、12個の英単語がリカバリーフレーズとして表示されます。表示されたリカバリーフレーズをメモして、最後にリカバリーフレーズの確認をすれば、ブラウザ版のメタマスク設定が完了します。
MetaMask(メタマスク)の使い方>
ウォレットの作成ができたら、実際にメタマスクを使ってみましょう。ブラウザ版のメタマスクであれば、ブラウザを普段通り使用しているだけでメタマスクを利用できます。
スマホアプリの場合は、メタマスクのアプリを開いて、アプリ内のブラウザ機能を使用すると、メタマスクを各種サービスで利用できます。
ETHをメタマスクへ送金
メタマスクをイーサリアムチェーンで利用するためには、ガス代(手数料)として支払う「ETH」が必須です。そのため、メタマスクを利用する前に、国内の仮想通貨取引所からメタマスクへETHを送金しましょう。
メタマスクのウォレットアドレスをコピーして送金すると、国内の仮想通貨取引所からETHを送金できます。
通常であれば出金手続きが完了してから10分以内にメタマスクにETHが届きますが、ネットワークの混雑状況に左右されるので、時間に余裕があるときに行いましょう。
各種サービスでウォレットを接続
メタマスクは、イーサリアムネットワーク上の大部分のサービスと連携しています。そのため、使用したいサービスの公式サイトで「Wallet Connect」などを選択するとメタマスクのウォレットと接続できます。
接続を行うときに、自動でメタマスクが起動するので、「接続」を選択して各種サービスとメタマスクを接続させましょう。
メタマスクで取引を承認
メタマスクと接続した各種サービス上で、なにかしらの取引を行うたびにメタマスクでの承認作業が必要です。
メタマスクでの承認が必要な場面では、毎回自動でメタマスクが起動するので、その都度「承認」を選択して各種サービスを利用しましょう。
MetaMask(メタマスク)と連携できる主なサービス
NFTマーケットプレイス
NFTマーケットプレイスとは、NFTの取引ができるプラットフォームの総称です。MetaMaskが使える代表的なNFTマーケットプレイスとしては、以下が挙げられます。
- Coincheck NFT(β版)
- OpenSea(オープンシー)
- Rarible(ラリブル)
- Foundation(ファンデーション)
- SuperRare(スーパーレア)
- Nifty Gateway(ニフティゲートウェイ)
- SBINFT(旧nanakusa)
この中でも有名なのはOpenSeaでしょう。アートやトレーディングカード、ゲーム、音楽など、あらゆるジャンルのNFTを取り扱っています。
日本国内では、取引所のコインチェックが運営するCoincheck NFT(β版)が有名です。コインチェックのアカウントがあれば、誰でもNFT売買に挑戦できます。
NFTゲーム
様々なNFTゲームと連携して、ゲームに必要な通貨を送金することも可能です。最近話題の「Play to Earn」で稼ぎたい人は、MetaMaskと連携させておきましょう。
稼ぐためには初期費用が必要なケースもあるので、MetaMaskから資金を送金します。
MetaMaskと連携できる代表的なNFTゲームとしては、以下が挙げられます。
- CRYPTO SPELLS(クリプトスペルズ)
- Axie Infinity(アクシーインフィニティ)
- The Sandbox(サンドボックス)
- Town Star(タウンスター)
- My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)
- Illuvium(イルビウム)
- EGGRYPTO(エグリプト)
- 元素騎士オンライン
このように有名なNFTゲームには概ね対応しています。
Metamaskの利用に必須!おすすめの仮想通貨取引所5選
MetaMaskは、イーサリアム(ETH)や、イーサリアムをベースに発行されたトークンの保管・管理が可能です。そのため、イーサリアムをはじめとする仮想通貨銘柄の所有が必須となります。
イーサリアムをはじめとする仮想通貨は、国内の仮想通貨取引所で購入することができるので、以下に紹介する信頼性の高い仮想通貨取引所で口座を開設しましょう。
Coincheck
- アプリダウンロード数国内No.1!
- Coincheck NFTでMetamaskが利用できる
- 口座開設はスマホ上で完結し、最短1日で完了
Coincheckは「コインチェック株式会社」が運営する仮想通貨取引所です。親会社は投資業界でトップクラスの知名度を誇る「マネックスグループ」となっています。
Coincheckでは「Coincheck NFT」というNFTマーケットプレイスを展開しており、そこでMetamaskを利用することができます。
またCoincheckはシンプルなデザインと操作性で、初心者でも利用しやすいと好評です。
Coincheckの基本情報
29種類 取引手数料:無料 銀行振込:通常無料(振込手数料はお客様負担) 出典:Coincheck公式・※価格の急変時や市場の流動性などにより、上記を超える手数料相当額を含んだ売買価格を提示する場合があります・2023年10月10日時点取引通貨数 仮想通貨入金手数料 無料 仮想通貨送金手数料(一例) BTC:変動手数料制
ETH:変動手数料制
XRP:0.15XRP取引所手数料 Taker手数料:0.000%
Maker手数料:0.000%販売所手数料
手数料相当額:0.1〜5.0%※
(カバー先又は当社取引所の価格に対して)
日本円入金手数料
コンビニ入金:770〜円
クイック入金:770〜円日本円出金手数料 407円 アプリの評価
★★★★☆ 評価: 4.3
92,762 件のレビューレバレッジ取引 ✕ つみたて ◎ レンディング ◎
BITPoint
- BITPointしか取り扱っていない通貨がある
- レンディングサービスで利益を増やせる
- 500円以下で投資することもできる
BITPointは株式会社ビットポイントジャパンが運営している取引所であり、500円以下の少額から取引を始められるというメリットがあります。そのため、なるべくリスクを抑えて仮想通貨投資を始めてみたいという方におすすめです。
また、レンディングサービスにも対応しているため、通常の取引とは別に仮想通貨で利益を得ることもできます。BITPOINTだけしか取引できないジャスミー(JMY)の取り扱いなどもあり、さまざまな仮想通貨に触れることも可能です。
BITPointの基本情報
21通貨 出典:BITPOINT公式サイト・2023年11月17日時点取引通貨数 仮想通貨入金手数料 無料 仮想通貨出金手数料 無料 販売所手数料 無料 取引所手数料 無料 日本円入金手数料 即時入金サービス:無料
入金:お客様負担(振込手数料実費分)日本円出金手数料 お客様負担(振込手数料実費分) アプリの評価
★★★☆☆ 評価: 2.9
205件のレビュー
レバレッジ取引 ✕ つみたて ✕ レンディング ◎
SBI VCトレード
- 信頼性と安全性が高い
- スマホアプリで手軽に取引できる
- 積立投資やステーキング、レンディングに対応
SBI VCトレードの大きな特徴は運営元が株式投資やFXなどのサービスも展開しているSBIグループです。そのため、他の仮想通貨取引所よりも信頼性と安全性という面で頭1つ抜けているといえるでしょう。
また、スマホアプリから資産を確認できるだけでなく、仮想通貨投資を始めることが可能です。レイアウトは初心者でも見やすく、そして使いやすいように設計されているのでスマホで手軽に取引したい方にもおすすめです。
SBI VCトレードの基本情報
20通貨 8通貨 出典:SBI VCトレード 公式サイト・2023年7月6日時点取引通貨数 販売所手数料 無料 取引所手数料 Maker -0.01・Taker 0.05% 主な通貨の送金手数料 無料 入金手数料 無料 アプリの評価
★★☆☆☆ 評価: 1.8
270 件のレビューレバレッジ取引 2倍 レバレッジ取引可能銘柄 つみたて ◎ レンディング ◎
DMM Bitcoin
- 全ての仮想通貨でレバレッジ取引に対応!
- 使いやすくて豊富な取引ツール・アプリ
- 各種手数料が無料
DMM Bitcoinは「株式会社DMM Bitcoin」が運営する仮想通貨取引所です。取り扱っている全ての仮想通貨でレバレッジ取引を行えます。
DMM Bitcoinでは初心者でも使いやすい取引ツール・アプリなどを豊富に取り揃えています。
またDMM Bitcoinでは取引手数料や入出金手数料などの各種手数料が無料に設定されています。そのため取引コストを少しでも削減したい方にはおすすめです。
DMM Bitcoinの基本情報
23通貨 無料 31通貨 出典:DMM Bitcoin公式サイト・2023年9月26日時点現物取引通貨数 仮想通貨入金手数料 無料(マイナーへの手数料はお客様負担) 仮想通貨出金手数料 無料 販売所手数料 現物取引:無料(BitMatch取引手数料を除く)
レバレッジ取引:無料BitMatch取引手数料 詳細はこちら 取引所手数料 - 日本円入金手数料 振込入金手数料:無料(銀行手数料はお客様負担)
クイック入金手数料:無料日本円出金手数料 アプリの評価
★★★★☆ 評価: 4.3
1万件のレビュー
レバレッジ取引 2倍 レバレッジ取引可能銘柄 レバレッジ手数料 ポジション金額の0.04% / 日のレバレッジ手数料がロールオーバー時に発生 つみたて ✕ レンディング ✕
bitFlyer
- ビットコインの取引量が6年連続No.1!
- 1円から仮想通貨を購入できる
- 最短10分で口座開設が完了
bitFlyerは「株式会社bitFlyer」が運営する仮想通貨取引所です。ビットコインの取引量で6年連続No.1を獲得するほど大手の取引所となっています。
bitFlyerでは1円から仮想通貨を購入することができます。取り扱っている21種類の仮想通貨全てで少額購入が可能です。
またbitFlyerでは非常に強固なセキュリティ体制を敷いているので、安心して利用できます。
bitFlyerの基本情報
22通貨 仮想通貨送付手数料(一例) BTC:0.0004BTC 1通貨 出典:ビットフライヤー公式・2023年7月21日時点取引通貨数
※bitWire を除く
ETH:0.005ETH
XRP:無料販売所手数料 無料 取引所手数料 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) 日本円入金手数料 クイック入金(住信SBIネット銀行から):無料
クイック入金(住信SBIネット銀行以外):330円(税込)/件日本円出金手数料 三井住友銀行の場合:220円(税込)~
三井住友銀行以外の場合:550 円(税込)~アプリの評価
★★★★☆ 評価: 4.3
11.2万件のレビュー
レバレッジ取引 2倍 レバレッジ取引可能銘柄 つみたて ◎ レンディング ×
MetaMask(メタマスク)のアカウント復元方法
アカウント復元が必要なケース
以下のようなケースに陥ると、アカウントの復元が必要になります。
- 新しいPCに買い替えた
- MetaMaskの拡張機能を間違えて削除した
アカウントの復元ができないと、ウォレット内にある資産を一切取り出せなくなります。復元が必要な状況になっても、アカウント復元方法を知っておけば冷静に対処できるでしょう。
アカウント復元の手順
アカウント復元の手順は以下の通りです。
- MetaMaskの初期画面で「開始」を選択
- 「ウォレットのインポート」を選択
- シードフレーズを入力
- パスワードを作成
- 利用規約に同意してインポート
- アカウントの復元が完了を確認
そこまで複雑ではないので、復元のやり方がわからなくなることは少ないでしょう。繰り返しになりますが、シードフレーズの紛失や間違いには気をつけてください。
パスワードに関しては、元々使用していたものを使わずに新たなパスワードを作成可能です。復元後はアカウント名が初期仕様に戻っているので、こちらも使いやすい名前に変更しておくと便利です。
Metamaskに関するよくある質問
まとめ
本記事では、MetaMaskのメリット・デメリットや登録方法、使い方について解説してきました。
MetaMaskでは、イーサリアム系の通貨を保管できます。ガス代の自由な設定や複数アカウント作成など機能面が優れている上、視認性が高いインターフェースで使いやすいのも特徴です。
NFT関連のサービスを利用する際には、利用価値の高いウォレットと言えるでしょう。