仮想通貨フレア（FLR）とは？特徴や今後の将来性を解説

2023年に仮想通貨フレア（FLR）がエアドロップされるという話題もあり、仮想通貨フレア（FLR）の認知度は一気に高まりました。現在日本国内で注目を集める仮想通貨の一つといっても過言ではないでしょう。

仮想通貨フレア（FLR）は、超大型仮想通貨銘柄であるリップル(XRP)の投資部門であるXpringから出資を受けていることからも将来性が期待できるとされており、他にも今後が期待できる多くの特徴を揃えています。

今回は、日本国内で注目されている仮想通貨フレア（FLR）についての概要や特徴、将来性などについて詳しく解説します。

仮想通貨フレア（FLR）の基本情報

仮想通貨フレア（FLR）は、「Flare Network(フレアネットワーク)」といわれるネットワーク上で利用されるネイティブトークンです。

現在、Flare Networkは開発途中ですが、将来的にネットワーク環境が完成すると仮想通貨フレア（FLR）がネイティブトークンとして活用されます。

以前は「Sparkトークン」と呼ばれていたため、Sparkトークンと仮想通貨フレア（FLR）は同一のものとなります。

仮想通貨フレア（FLR）の4つの特徴

フレアネットワークでのネイティブトークンとなる仮想通貨フレア（FLR）ですが、大きく分けて4つの特徴があります。

仮想通貨フレア（FLR）についてさらに理解を深めるためにも、仮想通貨フレア（FLR）の特徴についても知っておくといいでしょう。

リップル（XRP）と連携

フレアネットワークは、リップル(XRP)の投資部門Xpringに出資を受けています。超大型仮想通貨銘柄のリップルから支援を受けているという点だけでも、仮想通貨フレア（FLR）の将来性に期待が持てます。

もともとフレアネットワークは、リップルを対象としたサービスを予定されていましたが、現在では、ライトコイン（LTC)やステラルーメン（XLM)との統合も発表されました。

スマートコントラクトの実装

フレアネットワークは、リップルにスマートコントラクトを実装することを目的としたプロジェクトです。

イーサリアムネットワークなどで非常に注目されているスマートコントラクトですが、リップルでは対応していません。

分散型アプリを開発

スマートコントラクトを実装すると、分散型アプリ（Dapps）の開発ができるようになります。Dappsが開発されることで、分散型取引所（DEX)などを中心とした分散型金融（DeFi）の構築も可能になります。

フレアネットワークが、リップル上で分散型アプリの開発を可能にする架け橋となる役割を担っています。

独自のコンセンサスアルゴリズム（FBA)を採用

フレアネットワークでは、FBA（Federated Byzantine Agreement）という独自のコンセンサスアルゴリズムを採用しています。

PoWやPoSでは、取引承認のたびに経済的なインセンティブ（報酬）が必要ですが、FBAでは、インセンティブなしで取引承認が可能です。

FBAを採用するフレアネットワークでは、インセンティブなしで取引できるため、結果的に手数料を安くできます。

仮想通貨フレア（FLR）の現在価格とこれまでの価格動向

仮想通貨フレア（FLR）の現在価格

上記は仮想通貨フレア（FLR）の現在価格のリアルタイムチャートです。

仮想通貨フレア（FLR）のこれまでの価格動向

仮想通貨フレア（FLR）のこれまでの価格動向は以下の通りです。

出典：CoinMarketCap

2023年1月10日に上場してからしばらく横ばいの価格を維持したあとに、現在は一時的に下落しています。2023年の3月に入ってからは、仮想通貨市場全体の盛り上がりに引っ張られて価格上昇してきています。

仮想通貨フレア（FLR）の今後の将来性

仮想通貨フレア（FLR）の具体的な特徴などのポイントをしっかりおさえたあとは、仮想通貨フレア（FLR）の将来性に注目していきましょう。

仮想通貨フレア（FLR）を実際に保有する上でも、将来性について知っておくことは非常に重要です。

XRPの発展

仮想通貨フレア（FLR）を使用するフレアネットワークは、リップル上のスマートコントラクトの実装を目指しています。そのため、リップルが今よりもさらに世界中に浸透・発展することで、フレアネットワークの需要も自然と高まります。

現在でも、リップルは時価総額ランキングで上位に位置していますが、今後のさらなる発展に注目しましょう。

上場取引所の増加

仮想通貨フレア（FLR）は、現時点で多くの国内仮想通貨取引所で上場しています。今後、さらに多くの仮想通貨取引所で上場することで、さらに注目されるでしょう。

取引できる仮想通貨取引所が増えれば増えるほど、仮想通貨フレア（FLR）を購入するユーザーも多くなることが期待されます。

結果的に、時価総額ランキングなどもあがっていくでしょう。

分散型アプリの充実化

スマートコントラクトを活用したネットワークである以上は、分散型アプリの充実さは非常に重要なポイントです。

分散型アプリが充実することで、全体の取引ボリュームが多くなり、ネイティブトークンである仮想通貨フレア（FLR）の需要も高まっていくでしょう。

仮想通貨フレア（FLR）の購入におすすめの取引所

現時点で仮想通貨フレア（FLR）を購入できるのは以下の取引所です。

BITPoint

BITPointは、販売所で仮想通貨フレア（FLR）を上場させており、購入できます。さらには、BITPointは、仮想通貨フレア（FLR）のデリゲート代行サービスも利用できます。

そのため、BITPointで購入した仮想通貨フレア（FLR）をそのまま代行サービスでデリゲートできます。仮想通貨フレア（FLR）購入からデリゲートまで、難しい手続きなしで行いたい方にとってBITPointは非常におすすめです。

BITPointは、取引手数料や入出金手数料を無料に設定しているため、普段から利用する仮想通貨取引所としても便利です。

SBI VCトレード

SBI VCトレードは、大手証券会社「SBI証券」が運営する仮想通貨取引所です。入出金手数料や仮想通貨の出金手数料など無料に設定されているため、普段使いでオトクに利用できます。

仮想通貨フレア（FLR）の購入からデリゲート代行までスムーズに行えるため、SBI VCトレードはおすすめです。

BitTrade

シンガポールを拠点に置く仮想通貨取引所のBitTradeでも仮想通貨フレア（FLR）を購入できます。国内の仮想通貨取引所のなかで、BitTradeは取り扱い銘柄数が一番多いです。

最低で2円から仮想通貨を購入できるため、少額投資の方にとっても非常に便利な仮想通貨取引所です。

BitTradeでのデリゲート代行サービスはありませんが、普段から使いやすい仮想通貨取引所です。

bitbank

アルトコインの取り扱いが多いbitbankでも仮想通貨フレア（FLR）を購入できますが、bitbankではデリゲートの代行サービスはありません。

ただしbitbankは国内の仮想通貨取引所全体で取引量が一番多く、またセキュリティ対策も万全の仮想通貨取引所なため、安心して利用できます。

仮想通貨フレア（FLR）に限らず幅広い銘柄への投資が安全に行えるbitbankは非常におすすめの仮想通貨取引所です。

bitFlyer

bitFlyerでも、仮想通貨フレア（FLR）を購入できます。2023年3月時点では、bitFlyerでは仮想通貨フレア（FLR）のデリゲート代行サービスは提供されていません。

しかし、bitFlyerでも2023年上半期にデリゲート代行サービスの提供開始できるように取り組んでいると発表しています。bitFlyerは、ビットコインの取引量が多く、非常に安心して利用できる仮想通貨取引所です。

今後のデリゲート代行サービスの提供を見据えて、bitFlyerで仮想通貨フレア（FLR）の購入をおすすめします。

仮想通貨フレア（FLR）のエアドロップ

2020年にリップル保有者に向けて仮想通貨フレア（FLR）をエアドロップすると公式からアナウンスがありました。そして、2023年1月9日に実際に仮想通貨フレア（FLR）がエアドロップされました。

仮想通貨フレア（FLR）のエアドロップについても、一度確認しましょう。

全体の15%は配布済み

2023年1月9日は、エアドロップが予定されている仮想通貨フレア（FLR）全体の15%のみ配布されました。

保有していたリップルの枚数と1:1の仮想通貨フレア（FLR）がエアドロップされるため、実際に保有していたリップルの15%相当の仮想通貨フレア（FLR）がエアドロップされています。

残りの85%は、今後段階的にエアドロップされます。

残りはデリゲート（委任）が必要

エアドロップで獲得した仮想通貨フレア（FLR）を、預け入れて代表者に対して委任する必要があります。

そのため、エアドロップを今後も受け取るために、エアドロップ資格がある方はデリゲートを必ず行いましょう。

仮想通貨フレア（FLR）のデリゲート（委任）方法

残り85%の仮想通貨フレア（FLR）のエアドロップを受け取るためにデリゲートが必要です。次は、仮想通貨フレア（FLR）をデリゲートする実際の方法を解説します。

仮想通貨フレア（FLR）をデリゲートするためには、大きく分けて2つ方法があります。

取引所での代行サービスを利用

最初に紹介するデリゲート方法は、仮想通貨取引所にデリゲートを代行してもらう方法です。

国内の仮想通貨取引所のいくつかは、仮想通貨フレア（FLR）のデリゲートを代行してくれるサービスを展開しています。

シンプルで、専門的な知識が必要ないので、スムーズにデリゲートできるでしょう。

仮想通貨取引所のウォレットは、セキュリティ対策もされているため、二重で安心できます。

個人ウォレットでデリゲート

仮想通貨フレア（FLR）を個人のウォレットで保有したい方は、個人ウォレットを使用してのデリゲートが必要です。個人でのデリゲート方法は以下の通りです。

1.公式サイトにメタマスクを接続

まずは、公式サイトへアクセスしてメタマスクを接続しましょう。右上にある「Connect To Wallet」で接続できます。

接続するときに、メタマスク上へのフレアネットワークの追加画面も表示されるため、追加しておきましょう。

2.メタマスクに仮想通貨フレア（FLR）を送付

2023年1月9日にエアドロップされた仮想通貨フレア（FLR）をメタマスクへ送金しましょう。

メタマスクのウォレットアドレスをコピー＆ペーストして、仮想通貨取引所から仮想通貨フレア（FLR）を送金すると、メタマスクに入金されます。

3.仮想通貨フレア（FLR）をWFLRにラップ

メタマスクに仮想通貨フレア（FLR）が送金されて、メタマスク上で残高が反映されたら次の手順に進みましょう。

そのため、仮想通貨フレア（FLR）をW仮想通貨フレア（FLR）に一度変換させる必要があります。

公式サイトにある「FLR balance」の「Wrap」を選択してW仮想通貨フレア（FLR）へ変換しましょう。

無事に仮想通貨フレア（FLR）をラップできると、「WFLR balance」に残高が反映されます。

4.WFLRをデリゲートする

最後に、ラップされたWFLRを使ってデリゲートをしましょう。「FTSO provider delegations」の「Delegate」を選択してデリゲート手続きを行います。

「Main provide」で任意のデリゲート先を選択して、WFLRをデリゲートしましょう。

仮想通貨フレア（FLR）についてよくある質問

2023年1月のエアドロップは、2020年12月時点で保有していたリップルの枚数によって仮想通貨フレア（FLR）枚数を計算して行われました。

エアドロップされた枚数は、全体の15%ですが、残りの85%はデリケートが条件となっています。

そのため、エアドロップ対象外のユーザーも今から仮想通貨フレア（FLR）を購入して、デリケートすれば今後のエアドロップを受け取る資格が得られます。

2023年1月のエアドロップを逃してしまった方も、これから仮想通貨フレア（FLR）を購入してデリゲートしましょう。

まとめ

今回は、エアドロップで世間の注目を集めた仮想通貨フレア（FLR）についてまとめました。

2023年1月にエアドロップされた数量は、全体の15%だけなので、今後も受け取りたい方は、仮想通貨フレア（FLR）をデリゲートしましょう。

リップルと提携して、リップル上でのスマートコントラクト実装を目指すフレアネットワークや仮想通貨フレア（FLR）については、今後も非常に注目されます。