VTIとは?株価や投資方法、売買におすすめの証券会社3選も紹介!
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VTIは米国株の一つで、米国市場を幅広くカバーしています。株による投資に取り組むうえで、VTIは知っておくべきETF(上場投資信託)となるため要チェックです。

そこで今回は、VTIとは何かという基本的な部分をはじめ、投資方法・株価、配当利回りなどを解説していきます。

また、VTIの売買におすすめとなるネット証券を3選ピックアップし特徴を紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

VTIのメリット・デメリットにも触れていくため、あわせてチェックしておきましょう。

編集・著者
小野

2016年よりFXをはじめとする金融ジャンルのコンテンツ制作などに従事。ユーザーの方に正確でフレッシュな情報提供を行うために、各口座の公式サイトや金融庁などの情報をはじめ、一次情報としての取材アンケート調査の実施に努めています。

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VTIとは?構成銘柄とVOOとの違い

VTIとは?

VTIは米国のETFで、大型株から小型株までを幅広くカバーしています。ETFとは正式名称が「Exchange Traded Fund」であり、上場投資信託という意味です。

なお、以下に基本情報をまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

名称 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
設定日 2001年5月31日
基準価額※2022年4月13日時点 220.54USD
資産総額 282.094USD
直近配当利回り 1.28%
トータルリターン
  • 3ヶ月:-7.22%
  • 1年:4.28%
  • 3年:15.83%
  • 5年:14.81%
市場 NYSE・ARCA
運用会社 The Vanguard Group, Inc.
主な取扱い証券会社 SBI証券・楽天証券・IG証券

VTIの正式名称は「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」と言い、The Vanguard Group, Inc.が運営しています。

国内で取り扱っている主な証券会社は、SBI証券・楽天証券・IG証券です。The Vanguard Group, Inc.は、アメリカのペンシルベニア州に本社を置く資産運用会社となります。

VTIの主要な構成銘柄

VTIは米国市場のほぼ全ての株式をカバーするETF。Appleなどの超大型株だけでなく、中〜小型株にまでまとめて投資できるため、分散性が高いのが特徴です。

VTIの投資対象は、約4,000銘柄以上の米国株式で、指数は「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」をベンチマークにしています。

 CRSP USトータル・マーケット・インデックスとは
シカゴ大学証券価格調査センターで開発された指数。米国市場の小型〜大型株を網羅し、4,000以上の銘柄に時価総額の加重平均で投資を行う。

簡単に言うと、S&P500などと比べてより幅広い銘柄に投資できるのがVTIです。ただし、全銘柄へ均等に投資しているわけではなく、Appleなどの大型株は比重が大きくなっています。

組入銘柄 比率
アップル 5.89%
マイクロソフト 4.85%
アマゾン・ドット・コム 2.73%
テスラ 1.97%
アルファベット 1.60%
アルファベット 1.41%
ユナイテッド・ヘルス・グループ 1.32%
バークシャー・ハサウェイ 1.25%
ジョンソン・エンド・ジョンソン 1.20%
エクソン・モービル 1.02%

出典:Bloomberg

VTIは投資対象が広く、未来のGAFAMとなる可能性のある将来性の高い銘柄も含まれているのがポイントです。

VTIのセクター比率

セクターとは、株式銘柄における業種のこと。株式は大きく11種類のセクターに分けられており、セクター比率はファンドの中でどの業種がどのくらいの比率なのか表す数値です。

VTIのセクター比率、すなわち業種の割合は以下のようになっています。

セクター 割合
情報技術 25.8%
一般消費財 14.8%
資本財 12.9%
金融 11.2%
生活必需品 3.6%
不動産 3.6%
エネルギー 5.0%
公共事業 5.0%
通信 2.4%
素材 2.0%

出典:Vanguard

VTIは「情報・技術セクター」の割合が最も大きいです。このセクターにはアップルやマイクロソフトなどの大手も含まれており、分配金が少ない反面、成長性が高いと言う特徴があります。

また、Amazonやテスラ、マクドナルド等が含まれる「一般消費財セクター」の割合も多めです。このセクターは不況でもニーズが途切れにくく、安定性があります。

VTIの経費率

VTIは経費率においても優秀です。

 経費率とは
ファンド全体の資産に対する経費の割合のこと。ファンドにおける経費とは、信託報酬や売買手数料、信託財産留保などが含まれる。

経費率が低ければ低いほど、低コストで運用できていると言えるでしょう。VTIの経費率は0.03%と非常に優秀です。参考までに、他のETFと経費率を比較してみましょう。

ETF 経費率
VTI 0.03%
SPY 0.09%
QQQ 0.2%
VYM 0.06%
VIG 0.06%
SPYD 0.07%

出典:Bloomberg

バンガードをはじめ、世界最大規模のファンドが運用する優秀なETF達と比較しても、トップクラスに経費率が安くなっています。

同カテゴリーのファンド全体で見ると、平均の経費率は0.8%なのでVTIは非常にコストが低いと言えるでしょう。

VOOとの違いとは?

VOOとはVTIと同じく米国株に投資をするETFで、運営はそれぞれThe Vanguard Group, Inc.です。VTIとVOOの違いがわかりやすいよう以下表で比較していきます。

項目 VTI(※1) VOO(※2)
設定日 2001年5月31日 2010年9月9日
構成銘柄数 約4,000銘柄 約500銘柄
基準価額※2022年4月13日時点 220.54USD 402.92USD
資産総額 282.094USD 280.808USD
経費率 0.03% 0.03%
直近配当利回り 1.28% 1.36%
トータルリターン
  • 3ヶ月:-7.22%
  • 1年:4.28%
  • 3年:15.83%
  • 5年:14.81%
  • 3ヶ月:-6.65%
  • 1年:7.93%
  • 3年:16.68%
  • 5年:15.42%

※1:Bloomberg「VTI:US」

※2:Bloomberg「VOO:US」

VTIとVOOのパフォーマンスには、さほど差がありません。構成銘柄数に関しては、VTIは約4,000に対してVOOは約500で構成されているため、大きく差が開いています。

投資信託組入れ上位銘柄となる企業も、VTIとVOOで若干の違いはあるもののほぼ同じです。

それぞれアップル、マイクロソフト、アマゾン・ドットコムなどが上位を占めています。

VTIの年率リターンや分配利回りを徹底解説

ファンドを運用して得られるリターンを考える際は、以下2つの指標が重要です。

リターンに関する指標
  • 年率リターン
  • 分配利回り

それぞれ詳しく解説します。

(1)年率リターン

年率リターンとは、対象となる期間の平均収益率のことを指します。対象期間によっても変わるため、年率リターンが高ければ高いほど多くのリターンを得られるとは限りません。

わざと成績の悪い期間を対象から外しているケースもあるため、VTIの年率リターンをさまざまな期間に区切って見てみましょう。

対象期間 リターン
3ヶ月 -3.61%
3年間 9.85%
5年間 9.88%

VTIは2022年に入ってからマイナスになっています。しかし、過去5年間をさかのぼってみるとリターンは10%近くに達しており、非常にリターンが高いことがわかります。

次に、運用開始から現在までの値動きをチャートで見てみましょう

VTIのチャート

出典:Tradingview

VTIは設定依頼、右肩上がりに成長を続けていることから、非常に安定したリターンを生み出しています。

(2)分配利回り

VTIはあくまでリターンの高さや分散性を売りにしているETFのため、分配利回りは低めに設定されています。VTIの直近の配当利回りは1.63%、配当額は0.7955ドル(約117円程度)です。

出典:Bloomberg

VTIは配当が安定していますが、株価に対する配当利回りは高くありません。参考までに、他のETFと比較してみましょう。

ETF 経費率
VTI 1.63%
SPY 1.64%
QQQ 0.74%
VYM 2.87%
VIG 1.91%
SPYD 4.26%

キャピタルゲインよりもインカムゲインが目当てなら、VYMやSPYDなど、より高配当なETFへの投資も検討してください。

VTIの株価【現在〜過去】

2022年10月

2022年10月30日現在、VTIの価格は約195ドル(28,753円程度)です。

VTIは設定依頼、右肩上がりで成長を続けてきました。しかし、2022年に入ってからは下落することもあり、直近3ヶ月のリターンでは珍しくマイナスになっています。

とはいえ、VITは米国市場の株式をほぼカバーできる優秀なETFです。今後も成長を見せてくれる可能性は高いでしょう。

2022年4月

VTIの株価については、2022年4月13日時点で223.93USDとなっています。なお、始値は222.86USD・前日終値は221.18USDです。

 安値・高値レンジについては、安値が219.74USD・高値が224.50USDとなっています。

直近配当額は0.7082、直近配当利回りは1.28%です。随時変動するため、株価の情報はチェックしておきましょう。

VTIの投資方法

VTIへの投資方法は、現物取引とCFD取引の2つがあります。それぞれを解説していくため、ぜひ参考にしてみてください。

現物取引

現物取引はVTIの基本的な取引方法です。現物取引とは、取引所を通じて売買をします。自身で保有する資金だけで株を購入し、売る際は現物の株のみを売却できます。

取引所に対してVTIの買い注文を発注し、約定した価格で現金とVTIを受け渡し決済するまさに基本となる方法なため、初心者向けと言って良いかもしれません。

CFD取引

CFD取引とは差金決済取引と言い、現物ではなく売買の差額のみをやり取りする方法です。現物を保有しないことから、売り注文からの取引もできます。

 CFDは「Contract for Difference」の略で、主にインターネットでの取引が中心です。海外株だけでなく日本株でも取引できます。

なお、レバレッジを効かせると証拠金の何倍にもなる利益を得られる可能性がある点は大きな特徴です。逆に大きな損失となるリスクもあるため、経験者向けの方法と言えます。

少ない資金で大きなトレードをしたい場合は、CFD取引の方が向いています。

VTIに投資するメリットとデメリット

VTIに投資することにより得られるメリットとデメリットにはどのようなものがあるのか、まずはメリットから見ていきましょう。

VTIに投資するメリット

構成銘柄が多い

VTIの代表的なメリットは、構成銘柄が多く米国株式全体をカバーしている点が挙げられます。VTIと同じく米国株に投資をするETFであるVOOと比較しても差は歴然です。

 VTIは約4,000銘柄に対して、VOOは約500銘柄となります。VTIは、小型・中型の銘柄も含め幅広くカバーしているのです。

VTIの構成銘柄には世界的に名前が知られている大企業に加え、中小企業も数多く含まれています。そのなかには、先々で大企業になり得る会社も名を連ねているのです。

VOOに比べると構成銘柄が多いため、VTIでは中小企業が成長した際に恩恵を受けやすくなっています。

また、上場廃止となった企業は売却する形を取っているため、構成銘柄を入れ替えることが少ない点も特徴でありメリットと言えるでしょう。

メジャーと言える銘柄だけでは得られるリターンを期待できる点は、VTIの大きなメリットです。

分散投資ができる

VTIに投資をすることで、約4,000銘柄に投資ができるという点は大きなメリットと言えるでしょう。つまり、VTIは分散投資を実施できるのです。

 投資対象が多いためリスクを集中させることなく、アメリカ企業に分散投資ができます。

分散投資をするにあたって、本来であれば各企業の情報を数多く収集しなければいけません。VTIでは手間をかけず、メジャーどころだけでなく幅広い中小型株にも投資ができます。

信託報酬が低い

信託報酬とは、投資信託を運用や管理をするにあたって必要となる手数料のことです。アメリカ株の経費率の平均0.98%と言われていますが、対してVTIは0.03%となります。

数値には圧倒的な違いがあり、信託報酬を抑えることでマイナスが少なくなるため、運用リターンが相対的に大きくなるのです。

手数料は無駄な出費とも言えるため、極力抑えることが利益アップにも繋がります。

運用コストが安価

VTIは非常に運用コストが低いのもメリットです。経費率はわずか0.03%と、超大規模ファンドが運用する他のETFと比べても格安に設定されています。
楽天証券の場合、信託報酬は0.162%で購入・売却には一切手数料がかからないため、お得に投資できますよ。

長期に渡った成長が見込める

VTIは成長性の高さが特徴です。米国の4,000銘柄以上に分散していますが、うち20%程度は情報・技術セクターが占めています。

アップルやマイクロソフトなど、配当よりも企業の成長性を重視する企業に比重を置いているため、VTIも設定来から平均収益は+8.11%にも達しています。

投資の世界では、リターンが3%で並、リターン5%でハイリターンとされているほどですので、いかにVTIのリターンが高いかわかるでしょう。

VTIに投資するデメリット

少額での投資はできない

VTIのデメリットとして、まず挙げられるのは少額投資ができない点です。VTIの価格は、2022年3月24日時点で223.93USDとなります。つまり、日本円に換算すると約27,245.34円です。

1株約27,245.34円となるため、取引をするにはそれなりの資金が必要となります。

 特に、株取引を始めたばかりの初心者や資金に余裕がない人にとっては億劫になる金額です。

まずはデモトレードなどを活用して慣れてから、実際に取引するといった流れが無難かもしれません。

為替手数料がかかる

VTIはアメリカの株式市場に上場するETFであるため、取引をする際は円から米ドルに交換しなければいけません。つまり、交換する度に為替手数料がかかってしまうのです。

為替手数料は各証券会社で違うため一概には言えませんが、長期に渡るあるいは何度も取引をしていると、それなりの出費となりかねません。

円で購入できる投資信託に比べてコストがかかってしまう点は、VTIのデメリットと言えるでしょう。

無駄な出費を少しでも抑えるため、事前に各証券会社の為替手数料を調査しておくことをおすすめします。

分配金を再投資することが困難

投資信託やETFに投資する際、分配金を受け取らず再投資することで配当を得る都度課税されることがなくなり、効率良くリターンを得ることができます。

しかし、VTIでは配当自動投資はできません。さらに、自分で再投資しようにも分配金がVTIの価額未満だと投資できないため、手間がかかってしまいます。

確定申告が必要になることも

VTIの分配金は、米国と日本で二重課税されます。二重課税を避けるには「外国税額控除」を行う必要があり、自分で確定申告する手間がかかってしまうのがネックです。

分配金は米国で源泉徴収(税率10.0%)され、さらに日本国内でも課税(税率20.315%)されてしまいます。とはいえ、VTIの分配利回りは高くないため、よほど運用額が大きい方以外はそこまで気にしなくても良いでしょう。

VTIの売買におすすめの証券会社3選

楽天証券

おすすめのネット証券ランキング2位楽天証券

楽天証券のおすすめポイント
  • J.D.パワー個人資産運用顧客満足度ネット証券部門で1位を獲得!
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楽天証券は、J.D.パワーによる個人資産運用顧客満足度「ネット証券部門」にて1位を獲得しています。その高い満足度は、やはり使いやすさやコストを抑えられる点が大きいです。

楽天証券ならではの海外ETFの魅力として、買付手数料無料となる点が挙げられます。米国ETFへの投資を応援するための取り組みで、無駄なコストを排除できるのです。

海外ETFの基礎を学べるよう、基本的な情報から探し方などを詳しく解説してくれています。日本のETFとの違いについても触れているため、知識を身に付けるうえで役立つでしょう。

 ETFの取引に限らず、事前に学習することは利益を得る・損失を出さないために重要です。楽天証券では、最低限必要な知識を手軽に学べます。

そして、楽天証券はさまざまな投資スタイルに対応する取引ツールを提供している点が特徴です。

PC用トレーディングツール「マーケットスピード」や、スマートフォン用トレーディングツール「iSPEED」が提供されています。いずれも無料でありながら高性能です。

PC用ツールはWindows・Mac、スマートフォン用ツールはiPhone・Androidのどちらでも利用できます。

取引ツールの使い勝手は、スムーズなトレードに繋がるため非常に重要です。

出典:J.D.パワー個人資産運用顧客満足度ネット証券部門

楽天証券の基本情報

運営会社 楽天証券株式会社
口座開設数 約800万口座
取引手数料
(国内株式 現物取引 超割コース)
10万円 99円
20万円 115円
50万円 275円
100万円 535円
取扱商品数 多数
投資信託 2,652
ETF/REIT 多数
一般NISA
つみたてNISA
ミニ株
スマホ投資
貯まるポイント 楽天ポイント

※出典:公式サイト・2022年10月24日時点

出典:楽天証券



SBI証券

SBI証券

SBI証券のおすすめポイント
  • 米国株式投資のサービスが魅力的!
  • 米国株式投資に役立つ情報量が豊富!
  • ロボアドバイザーに投資を任せられる!

SBI証券では、米国株式投資に関するさまざまなサービスが提供されており、その内容は大変魅力的です。まず、米国株式の最低取引手数料は0ドルとなります。

なお、取引手数料は約定代金×0.495%です。上限取引手数料は22ドルとなります。そして、米国株式投資に役立つ情報を豊富に提供している点も大きな特徴です。

 投資レポート・決算速報ニュース・注目のイベント・外国株式ゼミナールといった、さまざまなサービスが展開されています。

外国株式ゼミナールでは、そもそも外国株式投資とはどういったものか、その魅力や押さえるべきポイントは何かなど、基礎から踏み入った知識までを学べます。

専門家がわかりやすく解説してくれるため、VTIの取引をしたい人はぜひ参考にしてみてください。

さらに、ロボアドバイザーによる投資ができる点もSBI証券の特徴です。金融の専門知識がない場合でも、資産配分や発注などをすべて任せられます。

ロボアドバイザーは、預かり資産の年率1.1%(税込)となる手数料で運用可能です。

SBI証券の基本情報

運営会社 株式会社SBI証券
口座開設数 約880万口座

取引手数料
(国内株式 現物取引スタンダードプラン)

10万円 99円
20万円 115円
50万円 275円
100万円 535円
取扱商品数 多数
投資信託 2,706
ETF/REIT 304
一般NISA
つみたてNISA
ミニ株
スマホ投資
貯まるポイント
  • Tポイント
  • Pontaポイント
  • dポイント

※出典:公式サイト・2022年10月24日時点

出典:SBI証券



IG証券

IG証券

IG証券のおすすめポイント
  • 多くの顧客を保有し17,000以上の銘柄を提供!
  • 豊富な学習コンテンツやサポートが充実!
  • 無料でデモ口座を開設し仮想取引ができる!

IG証券はIG証券株式会社が運営しており、グループとしてロンドンの証券取引所に上場しています。世界で31万人以上が利用しており、取り扱っている銘柄は17,000以上です。

IG証券では豊富な学習コンテンツや万全の電話サポートなど、利用するメリットが数多くあります。学習コンテンツは、アナリストによる分析レポートやビデオで学ぶことが可能です。

最新のマーケットニュースや金融商品、さらには投資手法やリスク管理に関する学習ビデオなど、日々のトレーディングを強力にサポートする多様な動画コンテンツを提供しています。

 動画は1本あたり15分程度の短いものとなるため、日々の隙間時間を活用することで情報収集が気軽にできるのです。

そして、IG証券では無料デモ口座を開設でき、合計6,000万円の仮想資金をもとに取引が可能です。実際のリアルタイムレートを使ったトレードができ、仮想資金なためリスクがありません。

本番さながらの取引環境でリアルな取引が体験できるため、実際にトレードをすることはまだ怖いと感じている人は、ぜひ活用してみましょう。

デモ口座ではIG証券が提供している主な金融商品の銘柄を確認できるともに、それぞれの商品の特徴も把握可能です。

デモ口座は氏名・電話番号・メールアドレスなどの、簡単な情報を入力するだけで使用できます。

IG証券の基本情報

運営会社 IG証券株式会社
主な取引ツール
  • Webブラウザ版取引システム
  • トレーディング・アプリ
主な手数料(税込)
  • 日本株:0.055%
  • 米国株(NYSE):2.20セント/株
  • 米国株(NASDAQ):2.20セント/株
  • 英国株(LSE):0.110%
投資信託数 17,000銘柄以上
NISA/つみたてNISA 不可

出典:IG証券



VOOとの違いを表で比較!

VOOとはVTIと同じく米国株に投資をするETFで、運営はそれぞれThe Vanguard Group, Inc.です。VTIとVOOの違いがわかりやすいよう以下表で比較していきます。

項目 VTI(※1) VOO(※2)
設定日 2001年5月31日 2010年9月9日
構成銘柄数 約4,000銘柄 約500銘柄
基準価額※2022年4月13日時点 220.54USD 402.92USD
資産総額 282.094USD 280.808USD
経費率 0.03% 0.03%
直近配当利回り 1.28% 1.36%
トータルリターン
  • 3ヶ月:-7.22%
  • 1年:4.28%
  • 3年:15.83%
  • 5年:14.81%
  • 3ヶ月:-6.65%
  • 1年:7.93%
  • 3年:16.68%
  • 5年:15.42%

※1:Bloomberg「VTI:US」

※2:Bloomberg「VOO:US」

VTIとVOOのパフォーマンスには、さほど差がありません。構成銘柄数に関しては、VTIは約4,000に対してVOOは約500で構成されているため、大きく差が開いています。

投資信託組入れ上位銘柄となる企業も、VTIとVOOで若干の違いはあるもののほぼ同じです。

それぞれアップル、マイクロソフト、アマゾン・ドットコムなどが上位を占めています。

VTIに関するよくある質問

VTIの特徴は?
VTIの正式名称は「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」と言い、アメリカのペンシルベニア州に本社を置く資産運用会社The Vanguard Group, Inc.が運営しています。VTIを構成する主な銘柄はアップル、マイクロソフト、テスラなど時価総額の大きい、いわゆる大企業が占めています。
VTIに投資するのにおすすめの証券会社は?
国内で取り扱っている主な証券会社は、SBI証券・楽天証券・IG証券です。楽天経済圏で生活する人は楽天証券、手数料をできるだけ抑えたい人はSBI証券、CFD取引をやりたい人はIG証券と使い分けるのがおすすめです。
VTIのデメリットは?
少額投資ができない点が最初に挙げられるでしょう。VTIの価格は、2022年10月12日時点で179.79USDとなります。日本円に換算すると約26,290円です。

まとめ

この記事では、VTIとは何かという基本的な部分をはじめ投資方法・株価などを解説し、VTIの売買におすすめの証券会社3選をピックアップして特徴を紹介しました。

VTIは米国のETFで、大型株から中小型株までを広くカバーしています。

主なVTI取り扱い証券会社には、SBI証券・楽天証券・IG証券が挙げられるため、各社の特徴をチェックしておきましょう。
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