CFDとは?おすすめの銘柄&ネット証券を徹底比較!取引の注意点も
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「CFD取引でおすすめの銘柄は?」「どの証券会社で取引するのが一番いい?最適な取引環境でトレードしたい!」

あなたはこんな疑問を持っていませんか?

CFD取引は、株式や商品などさまざまな投資対象を売買できるのが魅力ですが、それゆえに何を取引したら良いか悩んでしまうと思います。

この記事では、CFD取引について悩んでいるあなたに向けて、おすすめの銘柄や証券会社、その選び方について解説します。

CFD取引で何を取引すべきかわかりますので、ぜひ最後までご覧ください!

編集・著者
小野

2016年よりFXをはじめとする金融ジャンルのコンテンツ制作などに従事。ユーザーの方に正確でフレッシュな情報提供を行うために、各口座の公式サイトや金融庁などの情報をはじめ、一次情報としての取材アンケート調査の実施に努めています。

執筆記事一覧

そもそもCFD取引(差金決済取引)とは

CFDとは「Contract For Difference」の略で、日本語にすると「差金決済取引」です。CFD取引では、まず証拠金と呼ばれる資金を預けて売買し、取引の差額のみを決済するという仕組みになっています。

たとえば、10万円で買い付けしたものが15万円に価格上昇すれば5万円の利益になり、8万円まで下落すれば2万円の損失になります。

また、実際に商品を取引するわけではなく差額での取引となるため、相場が上昇しても下落しても利益を出せるのが特徴だと言えるでしょう。

FXも同じような仕組みを採用しています。

CFD取引でおすすめの銘柄6選

CFD取引にはさまざまな取引商品があります。まずは以下3つのカテゴリーにおいて、それぞれおすすめの商品を見ていきましょう。

CFD取引のカテゴリ
  • 商品
  • 株式
  • 株価指数

それぞれ詳しく解説します。

(1)商品CFD

短期間で利益を上げたいなら、金を取引すると良いでしょう。

金は、株や債券などの資産と比べて値動きが大きいため、値動きを狙えれば短時間で大きな利益を上げられる可能性があります。

なお、金はインフレ時に高騰し、デフレ時には下落するという特性があるため、上手く取引に利用すると良いでしょう。

原油

さらに価格変動を狙うなら原油も良いでしょう。原油は自動車の燃料やプラスチック製品の製造など、さまざまな用途がある資産。景気が良くなって経済活動が活発になれば、原油の需要も高まって価格が上昇する傾向にあります。

ただし値動きが大きい分、レバレッジをかけて取引するとリスクが大きくなるため、十分注意してください。

(2)株式CFD

Apple

中長期で利益を狙うなら、Appleの株が良いでしょう。

Appleは長期的に成長を続けており、2007年から現在までで株価が約43倍にもなりました。購入して保有するだけで、十分利益を狙うことができるでしょう。

また、Apple株は世界的に人気が高いため、情報収集が容易なのもメリットです。

amazon

安定投資ならAmazonもおすすめです。Amazonはショッピングサービスだけでなく、動画やクラウドサービスにも進出しているため、今後も成長が期待できます。

特に、直近で絵はコロナ禍でAmazonのネットショッピングを利用する人は増えたため、より勢いは増していく可能性が高いでしょう。

(3)株価指数CFD

日経225

日本株に投資するなら、日経225を選ぶと良いでしょう。日経225は国内の代表的な株価指数で、東京証券取引所の一部上場している銘柄のうち、225銘柄を元に構成されています。

日本株はバブル期以降やや衰退気味ですので、長期的には売りポジションでの取引が多くなると予想されます。

S&P500

安定感を取るならS&P500を取引すると良いでしょう。

S&P500は米国の代表的な株価指数で、ニューヨーク証券に上場している企業のうち、500銘柄の時価総額を平均したものです。

長期的に安定したリターンを誇っており、比較的値動きが安定しているため、初心者向けだと言えるでしょう。

CFD取引用の証券会社を選ぶ6つのポイント

CFD取引を行うには、証券口座が必要になります。とはいえ、証券会社にも色々ありますし、何を基準に選んだら良いかわからない人も多いでしょう。

そこで、まずはCFD取引用の証券会社を選ぶポイントについて解説します。

証券会社選びのポイント
  • 取引銘柄は多いか
  • スプレッドは十分に狭いか
  • 取引ツールは使いやすいか
  • 取引ツールが充実しているか
  • 信頼性が高いか
  • オーバーナイト金利がいくらか

それぞれ順に見ていきましょう。

(1)取扱銘柄は多いか

1つ目のポイントは、取扱銘柄の多さです。CFD取引は他の投資方法と違い、株や商品など実にさまざまな対象に投資できますが、投資できる銘柄は証券会社によって異なります。

取扱銘柄の多い証券会社なら、より幅広い取引が可能になるため、初心者でも利益を出しやすくなるでしょう。銘柄ごとに値動きの特性が違うため、自分に合った銘柄を選ぶことが大切です。

当サイトが徹底調査した結果、CFDを取り扱うおすすめのネット証券の取扱銘柄数や取扱商品は以下のとおりでした。

表は右にスクロールできます。

順位

1位

2位 3位 4位 5位
名称 IG証券

GMOクリック証券CFD

楽天証券CFD FXプライム byGMO CFD SBIネオトレード証券
IG証券 GMOクリック証券 楽天証券 FXプライム SBIネオトレード証券
銘柄数
12,000以上

151
10 4 -
個別株 × ×
株価指数 ×
債権 × × × ×
詳細

※2023年11月13日時点

(2)スプレッドは十分に狭いか

2つ目のポイントは、スプレッドの狭さです。

 スプレッドとは
通貨の買値と売値の差のこと。手数料に近く、取引のたびにスプレッドの差額分利益が引かれることになる。

スプレッドも証券会社によって異なります。

スプレッドが狭ければ狭いほど、取引にかかるコストも抑えられるため、証券会社選びのときは気にかけておきましょう。

その証券口座のスプレッドが狭いか広いかは、銘柄によっても異なります。

(3)取引ツールは使いやすいか

3つ目のポイントは、取引ツールの使いやすさです。

CFD取引は土日を除いて24時間相場が動いているため、取引チャンスを逃さないためにも、扱いやすいツールが必要になります。

たとえば、「IG証券」のツールなら、17,000銘柄以上の情報を無料で確認できます。他にも、「GMOクリック証券」のツールは直感的で扱いやすいため、初心者におすすめです。

証券会社ごとにツールの使い勝手は変わってきます。実際に触ってみて選ぶのも良いでしょう。

(4) 取引ツールが充実しているか

満足のいくCFD取引をしたいなら取引ツールが充実しているかどうかは非常に重要といえます。取引ツール次第では注文のしやすさや分析のしやすさが変わるので、利益に大きく関わってきます。

また、取引のしやすさによって続けたいかどうかのモチベーションにも関係してくるので、なるべく使いやすいと感じるツールを活用しましょう。

 デモ口座にて取引ツールを試せるところを選ぶのも良い手段といえます。

取引ツールは各証券会社でその特徴や操作性などを紹介しているので、しっかり比較して選ぶとよいです。

(5)信頼性が高いか

CFD取引において、利用する証券会社の信頼性が高いかどうかはとても重要です。なぜならCFD商品は証券会社が価格設定を行っているからであり、適切な価格で取引できるかに関わってきます。

CFD商品を適正価格で買えるかどうかは証券会社次第なので、サービス運営に安定性があり、運営実績が長い証券会社を選択することが望ましいです。



大手証券会社を選択しておけば基本的に間違いないでしょう。

信頼性については証券会社を比較して自分で判断するしかないので、慎重に選ぶとよいです。

(6)オーバーナイト金利がいくらか 

オーバーナイト金利とはCFD取引にてポジションを持ち越した際に発生する金利のことを指し、買いポジションであれば支払い、売りポジションであれば受け取りになります。

そのため、長期でCFD取引をするならオーバーナイト金利は利益に直結してくるので、いくらくらいなのか比較しておくことが大切です。

 長期保有を想定してCFD取引をするなら、オーバーナイト金利がいくらか必ず確認するようにしましょう。

CFD取引におすすめのネット証券10選

CFD取引で特におすすめの証券会社は、以下の10社です。これからCFD取引を始めるなら、この10社のうちどれかから選べば間違いないでしょう。それぞれどんな人におすすめか、わかりやすく解説します。

IG証券

IG証券

IG証券のおすすめポイント
  • ロンドン証券取引所に上場している優良企業
  • 世界31万人以上が利用しており、日本を含む世界20カ国にオフィスを展開
  • 他社を圧倒する1万7,000銘柄以上の金融商品が取引可能!
  • プロから初心者まで全レベルのトレーダーに寄り添った高機能取引プラットフォーム

実績で選ぶならIG証券が最もおすすめです。世界3大証券取引所「ロンドン証券取引所」に上場しており、世界で31万人を超えるユーザーが利用しています。

同社はCFD取引に特化しているのが最大の強みで、他社を圧倒する17,000以上もの銘柄をCFDで取引できるのが魅力です。貴金属や個別株、株価指数から債券まで幅広い資産クラスに投資できます。

これだけバラエティ豊かなのは、国内で20年以上の歴史を誇るIG証券だけです!

取引ツールにも非常に高機能です。特にパソコン版「ProRealTimeチャート」は動作が軽快で、さらにロイターニュースや経済メディアのTwitterフィードなども取引しながら見られるため、取引チャンスを逃しません。

さまざまな銘柄に投資したい方は、ぜひIG証券で口座開設しましょう!

銘柄数 17,000銘柄以上
レバレッジ 株価指数CFD:10倍
商品CFD:20倍
バラエティCFD:5倍
株式CFD:5倍
取引手数料 一部有料
ロスカットレベル 100%
デモ口座 あり

出典:IG証券

GMOクリック証券 CFD

GMOクリック証券 CFD

GMOクリック証券のおすすめポイント
  • 株式取引コスト業界最安値水準0円〜
  • 利用者に使いやすいと評判の高機能取引ツールが完全無料
  • 分析ツールや投資情報が無料で利用可能・充実!
  • 万一の場合でも大切な資産を安全に管理

CFD取引を行うなら、必ず持っておきたい口座がGMOクリック証券です。

証券会社の中でも取引コストの安さが魅力で、全てのCFD取引において手数料がかかりません。スプレッド(買値と売値の差)も狭く、参考までに「日経225CFD」のスプレッドを他社と比較すると、最安値クラスであることがわかります。

証券会社 参考スプレッド
GMOクリック証券 2〜9円※1
IG証券 7〜30円※2
楽天証券 5〜10円※3

※1 参考:GMOクリック証券
※2 参考:IG証券
※3 参考:楽天証券

スプレッドは取引コストを抑える上で最も重要な要素です。手数料の安さは、大手「GMOインターネットグループ」ならではですね!

取引ツールもパソコン・スマホ共に充実しており、特にスマホアプリの使いやすさは随一です。アプリ版「GMOクリック CFD」はApple Store・GooglePlayの両方で星4.0以上の高評価を獲得しています。

アプリは直感的な操作が可能で、チャート・注文画面を同時表示できるため、瞬間的に取引できます。また、銘柄検索やニュース、経済カレンダーなどもアプリから見られるのは大変便利です。

CFD取引を始めるなら、手数料が安くアプリも使いやすいGMOクリック証券を最優先で検討しましょう。

GMOクリック証券CFDの基本情報

銘柄数 138銘柄
レバレッジ 株価指数:10倍
商品:20倍
バラエティ:5倍
株式:5倍
取引手数料 なし
ロスカットレベル 50%
デモ口座 あり

出典:GMOクリック証券

SBIネオトレード証券

SBIネオトレード証券のおすすめポイント
  • メジャーな米国銘柄を多数取り揃えている
  • 注文方法が豊富
  • 取引手数料が無料
  • インストール不要ですぐに利用できるツール

米国株式をCFD取引したいという方には、SBIネオトレード証券CFDがおすすめです。SBIネオトレード証券CFDは「SBIネオトレード証券」が提供しているCFD取引サービスです。

SBIネオトレード証券CFDではメジャーな米国銘柄を数多く取り揃えており、外国株に投資したい方には最適なサービスとなっています。

 Apple・Amazon・Microsoftなど世界を代表する超大手企業の銘柄を多数取り揃えています。

SBIネオトレード証券CFDでは取引手数料が無料になっていますので、取引コストを抑えて取引することが可能です。

また取引ツールはインストールする必要がないため、すぐに利用できます。

SBIグループが運営する証券会社なので安心して利用できます。
銘柄数 32銘柄
レバレッジ

指数CFD:10倍

個別株CFD:5倍

取引手数料 なし
ロスカットレベル 100%
デモ口座 なし

出典:SBIネオトレード証券CFD

楽天証券CFD

楽天証券CFD

楽天証券のおすすめポイント
  • 新規口座開設数業界No.1!
  • 取引手数料は最低0円から実現!
  • 楽天ポイントが貯まる・使える!
  • 無料で使える取引ツールがさまざまな投資スタイルに対応、充実!
  • 商品ラインアップが多彩

少額から取引したい方は、楽天証券も良いでしょう。国内証券でもトップクラスの大手「楽天証券」が運営しており、セミナーや動画などのコンテンツも充実しているため、初心者でも安心です。

楽天証券は多彩な金融サービスを展開しており、株式投資やFX、CFD取引などがひとつの口座でできるのも便利です。

 取引手数料がかからない上に、各銘柄の最小取引単位も小さいため、少額かつ取引コストを抑えて取引できます。

キャンペーンで楽天ポイントが貯まるチャンスもあり、貯めたポイントで株や投資信託などを購入できます。

また、国内証券では珍しく「MT4」を利用できます。MT4は世界中で愛用されている高機能チャートツールで、カスタマイズ性が非常に高いため、上級者でも満足いく取引ができるでしょう。

商品も国内外で7種類とバラエティ豊富で、CFD以外にも株やFX、投資信託などにも投資できるため、分散投資がしやすいのも利点です。気軽にCFD取引をしたい方は、ぜひ楽天証券に登録してください。

銘柄数 証券:12種類
商品:5種類
レバレッジ 証券:10倍
商品:20倍
取引手数料 無料
ロスカット 100%
デモ口座 あり

出典:楽天証券
※公式サイトの文言

FXプライム byGMO CFD

SBIネオトレード証券CFD

FXプライム byGMO CFDのおすすめポイント
  • 銘柄が厳選されているので初心者でも迷わない
  • 2,000円以下の保証金で取引が可能
  • 高性能な使いやすいツールが揃っている
  • 取引手数料が無料

CFD取引初心者でどの銘柄に投資したら良いのかわからないという方にはFXプライム byGMO CFDがおすすめです。

FXプライム byGMO CFDはGMOインターネットグループ傘下の「FXプライム byGMO」が提供しているCFD取引サービスです。

CFD取引サービスの中には銘柄が100種類を超える会社もありますが、FXプライム byGMO CFDでは4銘柄に厳選しているので、初心者でも迷うことなく取引銘柄を決められます。

 取引可能な銘柄は金スポット・銀スポット・原油・天然ガスです。

またFXプライム byGMO CFDでは2,000円以下の保証金で取引を行えるため、少額投資をしたい方にもおすすめです。

高性能なツールが揃っているので、上級者でも満足できるでしょう。
銘柄数 4銘柄
レバレッジ 最大20倍
取引手数料 なし
ロスカットレベル 80%
デモ口座 あり

出典:FXプライム byGMO CFD

LINE CFD

LINECFD

LINE CFDのおすすめポイント
  • 他社よりも1/10の単位の少額投資が可能!
  • 米国株を0.1株から始められる「いちかぶチャレンジコース」で初心者も始めやすい 
  • LINE証券提供のアプリだからどこでもかんたん・スムーズな取引が可能
  • ほぼ24時間投資が叶う!

LINE CFDはLINE証券が提供しているCFD取引サービスです。他社よりも1/10の単位で取引ができるため、少額の証拠金からリスクを抑えて投資を始めたい人や投資初心者の方にも始めやすいサービスです。

LINE証券に口座開設が必須で、その後にLINE CFDの専用口座を申し込むという流れになります。口座開設は最短2営業日になっています。

 米国株を0.1株の少額から始めることができる「いちかぶチャレンジコース」が特徴です。

LINE CFDはスマホを利用した気軽な取引ができる点が支持されている理由の一つでしょう。LINEの公式アカウントから専用アプリのダウンロードして、どこでもスムーズな取引が可能です。

日本国内だけでなく、外国の株式や貴金属、不動産などの金融商品へほぼ24時間投資することができます。

ほぼ24時間なので、時間がなかなか取れない人も投資をしたいと思ったタイミングで取引ができるでしょう。

投資で必要な株価チャートのチェックや経済状況の把握を公式LINEが通知してくれます。株価指標、経済指数に変動があった場合も、スマホでぱっと確認ができるのはLINE CFDならではのサービスではないでしょうか?

LINE CFDでは、CFDの取引をLINEショッピングで貯めたポイントを利用して取引をすることができます。自分のお金ではなく、ポイントを使うという点がCFD取引をより身近にできるポイントになっています。

貯めたポイントを使って取引をしてみて、慣れてきたら自分のお金を使って取引をするという利用方法もできますね。LINE CFDでは他社よりも少額で取引ができますが、取り扱い銘柄が少ないことがデメリットしてあげられます。

しかし、人気のある主要銘柄もあるので迷うことなく取引ができるでしょう。

スマホを利用したカンタンな取引が魅力ではありますが、サポート体制が不十分と感じる方もいるようです。電話によるサポートがないため、公式サイトのヘルプか問い合わせフォームを利用しなければなりません。

 万が一トラブルなどが発生してしまった場合は、AIチャットに問い合わせると24時間いつでも対応してくれるので、安心して利用できるでしょう。
銘柄数 194銘柄
レバレッジ
  • 株価指数:10倍
  • 商品:20倍
  • 株式指数:5倍
  • バラエティ:5倍
取引手数料 なし
ロスカット 100%
デモ口座 なし

※出典:LINE CFD

岡三証券(くりっく株365)

岡三証券(くりっく株365)のおすすめポイント
  • 他よりも高いレバレッジで取引できる
  • 配当金額を受け取れる
  • 為替リスクの影響を受けない
  • 取引可能時間が長め

岡三証券(くりっく株365)の最大の魅力は最大レバレッジを50倍までかけられることでしょう。一般的には数倍~20倍までしかかけられないということが多いため、小額からでもCFD取引を始めたい方におすすめです。

ただし、レバレッジ取引をする際はリスク管理が大切であり、高いレバレッジをかけるほどリスクは高くなりますので注意しましょう。

 CFD取引の経験が浅い方は、慣れるまで低いレバレッジを使用するのがおすすめです。

さらに、ロスカットレートを50%~100%まで10%刻みで設定することができるので、自分の取引に合わせて損失のコントロールをすることが可能です。

ロスカットレートはもちろん、アラートレートまで設定できるので管理しやすいのもポイントです。ロスカット関連の通知は登録したメールアドレスに届くようになっているので、普段確認するメールアドレスを登録しましょう。



自分の証拠金に合わせて許容損失を設定するとよいでしょう。

また、くりっく株365の大きなメリットである為替による影響が受けないという特徴もあります。その理由はくりっく株365は、為替リスクを考慮した上で価格を決めてくれているからです。

 CFD取引では両替をする際の為替による影響を懸念する声も多いので、多くのことを考えたくない方におすすめです。

岡三証券(くりっく株365)は実際の株を保有することはできませんが、買いで取引をしているなら同程度の配当金を受け取ることが可能です。

そのため、長期保有をすることのメリットが大きく、長期保有することの多いCFD取引に向いているのが特徴といえるでしょう。



レバレッジ倍率が大きく、短期取引もできることから自由度が高いと評判なのもポイントです。

ただし、長期取引をする際はレバレッジ倍率やロスカットレートについてしっかり考えながら、安定性の高い取引を目指すとよいでしょう。

銘柄数 10銘柄
レバレッジ 最大50倍
取引手数料 なし
ロスカット 50%~100%
デモ口座 なし

GMO外貨

GMO外貨のおすすめポイント
  • TradingViewを使って取引できる
  • ロスカットは独自システムで行われる
  • スマホから取引可能
  • 米国NQ100ミニの取引ができる

GMO外貨は2023年4月からCFD取引サービスを開始しており、新サービスとして多くの投資家から注目を集めています。取引できる銘柄は株価指数やコモディティ商品などがあり、全16銘柄となっています。

特徴的なのは人気銘柄である日経平均やNYダウ、ナスダックの株価指数に連動する銘柄の取引をすることができること。中でも、「米国NQ100ミニ」は通常銘柄よりも少ない取引数量で保有可能です。



米国NQ100と米国NQ100ミニの2つがあるので好みの方を取引できるでしょう。

CFD取引では、最大20倍のレバレッジをかけることができるので米国NQ100ミニをより少額から取引することができるでしょう。今後サービスがより展開し、他でもミニ銘柄ができれば少額でのCFD運用したい方は使いやすい取引所となります。

 直近では6月19日に6銘柄が追加されており、今後も銘柄は増えていく可能性が高いです。

また、GMO外貨のCFD取引ではFXサービスと同様に高性能取引ツールである「TradingView」を使うことができます。世界5,000万人以上に使用されるなど世界的にシェアのある信頼できるツールを使って取引可能です。

初心者はもちろん、上級者まで幅広く使いやすいよう設計されているので、ストレスなくCFD取引をしたい方や十分なチャート分析をして取引したい方におすすめといえるでしょう。



TradingViewを採用している国内会社は少ないので大きなメリットといえます。

GMO外貨では、一般的なロスカットレートシステムは大きく異なる、「セーフティバルブシステム」を採用しているという特徴があります。

セーフティバルブシステムとは新規注文約定ごとにそれぞれロスカットレートが設定されるため、複数のポジションを持っていてロスカットレートに達した場合、全てのポジションが決済されることがありません。

 該当するポジションだけが決済されるため、他のポジションは保有し続けることができます。

そのため、ロスカット後に価格が戻って後悔するということが少なくなるでしょう。また、ボラティリティに合わせてロスカットレートを自分で設定できるので自由度の高い取引を可能としています。

銘柄数 16銘柄
レバレッジ 20倍
取引手数料 なし
ロスカット セーフティバルブシステム
デモ口座 なし

DMM CFD

DMMCFDのおすすめポイント
  • PC、スマホにて高機能ツールを完備
  • 各種手数料がすべて無料
  • 証拠金シミュレーションを使うことができる
  • 充実したサポート体制

DMMCFDは大手DMMグループが運営しているCFD取引所であり、DMM FXを筆頭に人気のある証券会社です。銘柄数は14銘柄と人気どころのみを取り扱っているので選びやすいのがポイントです。

また、取扱いの少ないコーンや大豆といった商品に投資することができたり、ナスダックやS&P500など人気の銘柄にも投資可能です。

 CFDの取引をしたことがなく、まずは有名どころから取引を試してみたいという方におすすめといえるでしょう。

DMMCFDはPCやスマホの取引ツールが豊富でPCは3種類、スマホは2種類から選ぶことができます。PC取引ツールは初心者でも使いやすいよう完結に作られたツールから、玄人向きの分析が細かくできるプレミアチャートまでさまざまです。

スマホ版ツールはアプリをインストールするものとブラウザ上で使えるツールの2種類となっており、自分の取引環境や好みに応じて自由に決められます。すべてのツールにはクイックガイドと操作マニュアルを公式サイトから確認できます。



ツールを使いこなせるか不安という方でも安心でしょう。

さらに、初めてのCFD取引を快適に行えるよう「証拠金シミュレーションツール」を使うことができます。口座種別や銘柄、レートや取引数量などを入力するだけで簡単に割り出してくれるというものです。

結果は必要証拠金だけでなく、ロスカットラインや証拠金維持率100%時点での証拠金など細かく計算してくれます。公式サイトだけでなくスマホアプリから手軽にシミュレーションすることが可能です。

 証拠金シミュレーションをして資金管理に活用するとよいでしょう。

DMMCFDでは、コールセンターでのサポートはもちろん、LINEアプリから問い合わせすることができます。口座開設から取引の方法に至るまで対応しているので、気軽に相談することが可能です。



取引の信頼性を重視しながら主要銘柄の取引をしたい初心者の方はDMMCFDは非常におすすめです。
銘柄数 14銘柄
レバレッジ
  • 株価指数:10倍
  • コモディティ商品:20倍
取引手数料 なし
ロスカット 50%
デモ口座 なし

サクソバンク証券

サクソバンク証券のおすすめポイント
  • 8,800銘柄から選んで取引できる
  • APIツールを利用できる
  • 30年以上の実績と信頼がある
  • 取引ツールは豊富で高機能

サクソバンク証券は、金融庁より認められている欧州銀行系オンライン証券会社として、多くの投資家にCFDをはじめとする金融商品の提供サービスをしています。日本では10年以上、世界では30年以上の運営実績があるため信頼できる証券会社です。

また、顧客から預かった資産は信託保全にて管理しているので、サクソバンク証券に万が一のことがあっても安心です。外資系オンライン証券でありながら日本語サポートもしっかりしています



日本人スタッフによるメールや電話でのサポートを可能としているので、わからないことやトラブルが起きてもすぐに相談できるでしょう。

サクソバンク証券の特筆すべき点は銘柄数が8,000以上と非常に多いことでしょう。デモ口座も完備しているのですべての銘柄をデモ口座にてお試し取引することが可能です。

具体的には以下の銘柄にてCFD取引ができるので確認しておきましょう。

サクソバンク証券の銘柄種類
  • 日本株CFD
  • 株価指数CFD
  • 外国株式CFD
  • 外国ETF/ETN CFD
  • 商品CFD
  • 人気CFD銘柄

日本人なら日本株CFDに挑戦したいという方が多いと思いますが、日本株CFDは1,500銘柄以上取り扱っており、最大レバレッジを5倍までかけることが可能です。

他の証券会社に比べるとレバレッジを高くかけることはできませんが、大きなリスクをかけずにCFD取引がしたいという方にはおすすめといえます。

 リスクを取らずにさまざまな銘柄を選ぶことができるので、CFD投資をしたことがない初心者に適しているでしょう。

サクソバンク証券は高機能な取引ツールを完備しているほかに、APIの提供も行っているのがポイントです。機関投資家用と個人向けのAPIサービスが提供されており、プログラミング言語を駆使して自分だけのシステムを構築できるでしょう。

銘柄等に制限はなく、CFD商品であれば利用できるので、さまざまな銘柄でAPI取引を試してみたいならサクソバンクは特におすすめのプラットフォームといえます。

銘柄数 8,800銘柄
レバレッジ 5倍
取引手数料 一部あり
ロスカット 100%
デモ口座 あり

CFD商品別おすすめ証券会社

金・原油

金・原油取引におすすめの証券会社
  • IG証券
  • DMMCFD
  • FXプライム byGMO CFD

金・原油取引を中心にしたいなら、上記の証券会社がおすすめです。特にIG証券は金関連株をはじめさまざまな商品から取引することが可能なため、自由度が高いのが特徴的です。

また、DMMCFDは金や原油取引において20倍のレバレッジをかけることができます。そのため、少額での運用やリスクを取ったCFD取引を実現しています。



取引にかかる手数料も安く抑えられるので初心者の方でも取引を続けやすいでしょう。

FXプライム byGMO CFDは金スポットと原油の取引ができますが、最小2,000円から始められるのでリスクを大きく抑えられるでしょう。

株式

株式取引におすすめの証券会社
  • GMOクリック証券
  • サクソバンク証券
  • LINE CFD

株式取引をしたいなら上記3つの証券会社がおすすめであり、特にGMOクリック証券は米国株CFD取引手数料がなんと無料となっています。一般的には手数料がかかるので強みといえるでしょう。

サクソバンク証券は日本株の取り扱いが1,500以上と非常に豊富なため、分散投資をしたい方に適しています。LINE証券ならいちかぶチャレンジコースを活用すれば少額で米国株の取引を始められるでしょう。

 信頼できる会社が運営しているので、安心して株式取引を行うことができます。

株価指数

株価指数取引におすすめの証券会社
  • GMO外貨
  • 岡三証券(くりっく株365)
  • SBIネオトレード証券

株価指数の取引をメインに行いたいならGMO外貨をはじめとする上記証券会社がおすすめです。特にGMO外貨は「米国NQ100ミニ」という少額でナスダック指数の取引を行えます。

岡三証券(くりっく株365)は株価指数の取引に対して他よりも大きなレバレッジをかけることが可能です。そのため、リスクを取った取引をしたいならおすすめでしょう。



人気銘柄が抑えられているか確認するとよいです。

安心できる取引所で株価指数取引をしたいならSBIネオトレード証券が良いでしょう。大手SBIグループが運営しているので、快適に投資することができます。

CFD取引を行う3つのメリット

CFD取引はやや特殊な取引です。今から投資を始める人は、なんとなく儲かりそうだからと決めるのではなく、利点や注意点についても理解しておきましょう

まず、CFD取引の大きなメリットを挙げると次の3つです。

CFD取引のメリット
  • 少額から投資できる
  • さまざまな銘柄を売買できる
  • レバレッジをかけられる

それぞれの利点について詳しく見ていきましょう。

(1)少額から投資できる

1つ目のメリットは、少額から投資できること。

通常の取引では、証券口座に入金した分までしか取引できませんよね。一方、CFD取引はレバレッジをかけられるため、少額投資でも利益を狙うことができます。

特に、金や原油など値動きの大きい銘柄を取引すれば、短期間で大きな利益を狙うことも可能ですよ。

良くも悪くもハイリスク・ハイリターンな取引だと言えるでしょう。

(2)さまざまな銘柄を売買できる

2つ目のメリットは、さまざまな銘柄を売買できること。CFD取引で取引できる銘柄は、株や債券などの資産だけでなく、貴金属や原油など非常に幅広いです。

各銘柄ごとに値動きの大きさや特性、要因なども変わってくるため、趣味で投資をする人には楽しいかもしれません。多くの銘柄に投資できるのは、CFD取引最大の醍醐味だと言えるでしょう。

(3)下落相場でも利益が出せる

3つ目のメリットは、下落相場でも利益が出せること。CFD取引では、通常の現物取引と違って証拠金を用いて「差額」で取引するため、下落局面でも利益を出せます。

たとえば、特定の銘柄が下落しそうだと予想するのであれば、「売り注文」を入れることで下落分が利益になるのです。

このように、CFD取引では他の投資方法よりも取引チャンスが広がります。

CFD取引で注意したい3つのポイント

CFD取引はさまざまな銘柄に投資できるのが魅力ですが、以下の3点には注意しましょう。

CFD取引の注意点
  • リスクが比較的大きい
  • 追証が発生するケースもある
  • 土日は取引できない

それぞれ詳しく解説します。

(1)リスクが比較的大きい

CFD取引はリスクが大きいため注意しましょう。CFD取引やFXのように、証拠金を用いた取引は売りポジションでも利益を出せる反面、証拠金がなくなると強制的に取引終了となります。

さらに、金や原油など投資対象によっては値動きが大きいケースもあるため、あっという間に資金を失ってしまうこともあるでしょう。

特に初心者のうちは、安易にレバレッジをかけて取引しないよう注意しましょう。

レバレッジは利益を何倍にもできる分、損失も大きくなります。

(2)追証が発生するケースもある

CFD取引では、追証が発生する可能性があることも理解しておきましょう。

 追証とは
損失が大きくなり、追加で証拠金を請求されてしまうこと。

もし投資した銘柄が値下がりして証拠金維持率が下がってしまった場合、追加で証拠金を入金する必要があります。もし入金しないと、強制決済になってしまうため十分注意しましょう。

(3)土日は取引できない

土日はCFD取引ができません。

これは、原資産市場が土日は閉場となるためです。証券会社が営業していたとしても、CFD取引はできないため注意しましょう。

ただし、証券口座によっては、土日でもデモ取引なら利用できる可能性があります。

CFD取引のやり方・始め方

一般的にCFD取引を始めるなら以下の手順が必要となります。

CFD取引のやり方・始め方手順
  1. CFD取引に対応している証券会社を選ぶ
  2. 証券会社にて口座開設を行う
  3. 口座開設が完了したら指定口座に入金する
  4. 取引したいCFD商品を選び取引を始める

CFD取引を始めるなら、証券会社もしくはFX会社にて口座開設をすることが最低条件となります。また、口座開設には本人確認書類やマイナンバー書類が必要になるのであらかじめ用意しておくとよいです。

口座開設は最短即日でできる会社もあるので、なるべく早く始めたいという方でも安心です。CFD取引に対応している会社は多いので、しっかり比較して自分に適したところを選びましょう。



おすすめは今回ご紹介した証券会社なので、参考にしてじっくり決めていきましょう。

CFD取引以外で投資初心者におすすめの投資方法

先に解説した通り、CFD取引はリスクの大きい取引です。

より安定した投資したい、または長期投資をしたいという人は、以下の投資方法の方が適していると言えるでしょう。

CFD取引以外でおすすめの投資方法
  • 積立投資
  • ミニ株投資
  • 米国株投資

それぞれ詳しく解説します。

(1)積立投資

初心者にもっともおすすめなのが積立投資です。積立投資では、毎月決まった額を積立設定して、投資信託やETFなどを自動的に買付をします。

この方法は「ドルコスト平均法」とも呼ばれており、相場が上がっても下がっても買付を続けることで、購入価格が平均化されて価格変動リスクを下げることが可能です。

リスクが低く手間もかからないので、初心者には最適の方法だと言えるでしょう。

(2)ミニ株投資

株式に興味があるなら、ミニ株投資から始めると良いでしょう。

本来、株式は単元株(1単元 = 100株)でしか購入できません。たとえば株価2,000円の銘柄であれば、20万円の資金が必要になるため、初心者にはややハードルが高いです。

しかし、ミニ株なら1株から購入できるため、初心者でも少額から分散投資できますよ。ただし、銘柄によってはミニ株に対応していないこともあります。

(3)米国株投資

株式投資なら米国株もおすすめです。米国株には単元という概念がなく、ミニ株のように1株からでも投資できます。

また、米国にはAppleやAmazon、Coca-Colaなどの安定性・成長性の高い企業が多いため、高いリターンや配当を期待できますよ。

さらに分散投資したいなら、米国株式を含んだETFを購入するのも良いでしょう。

おすすめのCFD銘柄や証券会社に関するよくある質問

CFD取引とはどういう取引?
CFD取引は差金決済取引と呼ばれていて、証拠金という資金を用いて、差額のみで決済する取引方法です。
レバレッジをかけられるため、少額から大きな利益を狙えます。
CFD取引でおすすめの銘柄は?
おすすめの銘柄は投資方針によって変わってきます。
たとえば、安定投資ならS&P500などの株価指数、短期間で利益を狙うなら金や原油などの商品が良いでしょう。
CFD取引はどの証券会社で始めれば良い?
もっともおすすめなのはIG証券です。
IG証券は45年以上の歴史があり、ユーザー数も多いため初心者でも安心して取引できます。
また、取扱銘柄数もトップクラスなので、好きな銘柄に投資できますよ。
CFD取引を始めるメリットは?
さまざまな商品に投資できるのが魅力です。
また、レバレッジを高めることで少額からでも利益を狙えるため、他の投資方法よりもハイリスク・ハイリターンな取引を楽しめます。
CFD取引を始めるときの注意点は?
CFD取引は他の投資方法と比べるとリスクが高めです。
初心者は少額から投資する、まずはデモ口座で取引に慣れるなどして、リスクを抑える工夫をしましょう。
もしどうしてもリスクを許容できないなら、他の投資方法を考えるのもおすすめです。

まとめ

CFD取引では、さまざまな銘柄を取引できるのが魅力です。しかし、商品ごとに値動きの特性や要因などが異なるため、自分に合った銘柄を選ぶようにしましょう。

なお、証券口座を選ぶなら、以下3つのうちどれかがおすすめです。

CFD取引でおすすめの証券会社
  • IG証券
  • GMOクリック証券
  • 楽天証券

迷っているなら、まずは「IG証券」で口座開設しましょう。

IG証券は証券会社の中でも歴史が古く、提供サービスや会社に安定感があるため、初心者でも安心して投資を始められます。
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