ネット証券口座を開設するにあたり、SBI証券がどんな証券なのか、どんな人におすすめなのかなど口座開設しておくべきか気になりますよね。
SBI証券はネット証券の中でも最大手で、手数料やポイントが他社と比べても優れている点は特徴でありつつも、ネットでは「やばい」といった意見も散見され、どういった意味でやばいのか気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、SBI証券に興味があるあなたに向けて、SBI証券を実際に利用しているユーザーを対象に行なったアンケート調査結果をもとに、利用するメリットやデメリット、またよく比較対象となる楽天証券との比較について詳しく解説します。
SBI証券で快適な投資を実現
- 口座開設数国内初!1,100万口座突破
- 新規上場会社数約98.9%取扱い
- Tポイント、Vポイント、Pontaポイントが貯まる・使える!
口座開設数 | 1,000万口座 |
口座開設費・維持費 | 無料 |
口座開設スピード | 最短5分 |
国内株式取引手数料 | 無料 |
米国株式&海外ETF手数料 | 無料 |
米ドル/円リアルタイム為替手数料 | 無料 |
小野
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Contents
SBI証券がやばいと言われる理由
SBI証券では、ネット証券最大手の業者です。口座数は2023年11月時点で1,100万以上、ネット証券全体の売買代金の4割を占めており、業界トップクラスと言っても過言ではありません。
しかし、SBI証券の利用を検討している方は、SBI証券といえば「やばい」という評判を目にすることがあるかもしれません。
SBI証券がやばいと言われている理由には以下があります。
- 取引できないタイミングが多い
- 過去に不正な資金引き出しがあった
SBI証券はメンテナンスが多いのが特徴です。深夜ではなく、取引する人が多い時間帯にもメンテナンスが行われるケースもあることから、特に忙しい社会人の方にとって最適な時間帯で取引できないのは痛いですね。
メンテナンスの時間は公式サイトに記載されているため、仕事終わりなどに取引したい方はできるだけ確認しておきましょう。
また、2020年にはSBI証券から顧客の資産1億円相当が不正に引き出され、ニュースになりました。しかし、この事件は顧客情報が流出したことが原因ではありません。
ニュースを軽く見ただけの人がやばいかもしれないと言っている可能性が高いです。
SBI証券の基本情報
手数料
SBI証券の手数料は次のようになっています。
現物取引 |
信用取引 |
|
---|---|---|
50万円まで |
無料 |
無料 |
100万円まで |
1,238円 |
880円 |
200万円まで |
1,238円 |
1,320円 |
300万円まで |
1,691円 |
1,320円 |
以降100万円ごと |
295円 |
440円 |
1日あたりの約定代金は、いくら取引しても最大300万円まで手数料無料です。さらに、現物取引と信用取引で別カウントとなります。
入出金方法
SBI証券では以下5つの入出金方法を利用できます。
- 即時入金
- リアルタイム入金
- 銀行振込
- 振替入金
- ATM入金
銀行振込、ATM振込以外なら手数料無料です。また、即時入金やリアルタイム入金ならすぐ口座に反映されるため、すぐに取引を始められます。
ポイント制度
SBI証券では、取引に応じてポイントがもらえます。もらえるポイントの種類は、口座開設時に以下の2つから選ぶことができます。
ポイントを利用し、投資信託を100円から購入できます。また、株式手数料の1.1%分のポイントがもらえるのも嬉しい点。例えば、株式の購入時手数料が月間2万円かかった場合、ポイントは220円です。
ポイントの付与は原則として毎月10日ですが、非営業日だった場合は翌営業日に付与されます。
SBI証券の口コミ評判はやばい?【辛口】
この項では、SBI証券に寄せられている口コミ評判をまとめています。
- 売買手数料がほかより安い
- IPO取り扱いNo.1&外国株取扱数No.1
- ポイント制度が優秀
実際の口コミを見ていきましょう。
SBI証券の利用を家族や友人におすすめしますか? | ||
---|---|---|
おすすめする | 23人 | 76.7% |
どちらでもない | 5人 | 16.7% |
おすすめしない | 2人 | 6.7% |
SBI証券の総合的な口コミ評判
まずは、SBI証券の総合的な口コミ評判から見ていきましょう。
- 商品の豊富さ、良心的な手数料の価格設定といったサービスは業界トップクラスです。
日本株のみならず、米国株式をはじめ、東南アジア諸国や中国の株式にも投資できますので投資の選択肢が多岐に渡り、とても楽しく株式投資ができます。
サイトのデザインも非常にシンプルな作りになっており、慣れればストレスフリーで取引もできます。
特にIPO投資がオススメ。SBI証券はIPO投資にも力を入れており、主幹事になることも多々あり、通常では当選しづらい新規公開株の抽選が他社さんより当たりやすいので個人的にはオススメです。 - 国内外の株をはじめ、FX、オプション、先物など幅広い投資が可能である。
取り扱い銘柄は、国内個別銘柄はもちろんそろっているが、加えてアメリカ株やアジア、欧州の株の取り扱いも増えており、自分の投資対象の幅が広がった。
手数料は業界内で比べても最安といえるレベルである。
実際の取引においても改善や利便性への取り組みがなされており、今年はPCでの取引ツール、HYPER SBIがVer.2へバージョンアップしたことで使いやすさが一段と良くなった。 - 手数料、サイトの見やすさ、ツールの使いやすさ、約定力、入出金の手軽さ、どれをとっても文句無しです。
特に手数料に関しては入出金には余計な費用がかからないので助かっています。
ツールの使いやすさも親切でわかりやすいです。
ネット証券大手なので信用できて安心感もありますし、初心者の方も手軽に始められるようにサポートも充実しているので安心して始められました。 アプリ版も視覚的にわかりやすく見やすいです。 証券口座の開き方を丁寧に解説してくれるページもあります。
SBI証券のメリットは? | ||
---|---|---|
ポイントが貯まる・使える | 1人 | 3.3% |
手数料が安い | 14人 | 46.7% |
ツールが高性能・使いやすい | 9人 | 30.0% |
取扱商品が豊富 | 5人 | 16.7% |
サポート体制が充実している | 0人 | 0.0% |
当サイトで独自調査したアンケート調査結果においても、SBI証券を利用するメリットとして一番多くのユーザーが「手数料が安いこと」に価値を見出していることがわかります。
SBI証券のコスト・手数料に関する口コミ評判
次に、SBI証券を利用して感じるコスト面や手数料に関する口コミ評判を見ていきましょう。
- 手数料については大満足です。
国内株式はもとより、アメリカ株を含め、外国株式の売買に対する取引手数料が良心的な価格設定になっており、長期投資家はもちろん、頻繁に取引するデイトレーダーの方にも優しい証券会社だと思います。
例えばアメリカ株を購入する際、通常なら日本円からアメリカドルに替えてから購入しないといけませんが、SBI証券なら日本円でそのまま購入できますし、提携するSBI銀行に口座があればドル円の交換手数料がとてもお得で、しかも無料でリアルタイムに送金できますので非常に使い勝手が良いです。 - 基本的に、1注文の約定代金に対して手数料がかかるスタンダードプランと、1日の約定代金合計額に対して手数料がかかるアクティブプランの2つが用意されている。
現物取引においては他社と比較しても同水準、あるいは低料金に設定されている。
信用取引においても日計りは他社に引きを取らない価格設定となっている。またそれ以外の信用取引手数料も設定された上限以下であれば無料になるなど、顧客として納得できる範囲である。
今後、利用者がさらに増えることで一般信用取引の無料適応の取引上限額が引き上げられることに期待したい。 - コストと手数料に関しては文句無しで素晴しいと思います。
ユーザー目線にたった料金になっています 特に基本的な資金移動、入出金等で手数料が発生することはありません。
SBI住信ネット銀行や、その他の銀行との連携も簡単になっています。
入出金速度も非常に速く迅速に対応してくれます。
SBI住信ネット銀行のatmでの利用も指定回数までは無料でできるので便利です。
とにかく余計な費用、時間がかからないのでユーザーとしては大変助かっています
SBI証券のアプリ・ツールに関する口コミ評判
次に、SBI証券がリリースしているアプリやツールに関する口コミ評判を見ていきましょう。
- アプリを使えばスマホ専用サイトでは売買できない、国内株式単元未満株が取引できます。
通常は約定通知はEメールで届きますが、アプリのときはプッシュ通知で届くため、効率よく情報をキャッチできるので大変便利。
また、銘柄分析ツールを利用すれば投資情報をリアルタイムで収集できるため、トレードをスピーディに実行できますし、国際情勢や景気動向、テクニカル分析といった投資判断に役立つ情報が非常に豊富なので勉強にもなります。 - 今年になって取引ツールのHYPER SBIがVer.2へバージョンアップした。これまではツールの操作においてPCへの負荷がかかりすぎてスペックの低いPCだとフリーズすることもあった。バージョンアップによってPCへの負荷が低減され、高速な取引がしやすくなった。
こまめなアップデートもあるので今後も操作性は良くなると期待できる。ただし、アスマホプリについては現状バージョンアップはされていない。タブレットの大画面にも対応できるようなアプリの開発に期待したい。 - とても使いやすいです。
インジケーターも豊富で見たことのものもあって非常に楽しいです。出来高やインジケーターの表示、非表示なんかも簡単に切り替えできて自分の望むように構築出来るのはとても便利で楽しいです。
監視する銘柄をグループ化できるので自分でカテゴリ分け出来るのもいいです。業種別にしたり資産別にしたりと色々な使い道があります。
アプリの方も視認性が高く誤発注を予防してくれます。こちらもインジケーターが豊富でカスタマイズ性があります。
SBI証券のシステムに関する口コミ評判
次に、SBI証券のシステムに関する口コミ評判を紹介します。
- よほどのプロフェッショナルでなければ、取引システムに不満を感じることはないと思う。
基本的な取引の方法は他社のシステムと類似しており、直感的な取引操作ができるようになっている。
違いがあるとすればUI、サイトやツールのデザインだけで、大きな差異は見られない。
大規模なシステム障害はいまのところ経験したことはないが、たまに情報配信遅延といった一部の通信障害が生じることはある。こういったトラブルは他社でも起こっているので、利用者側があらかじめ万一の時に対応できるよう備えておくべきだと思う。 - システムにあまり詳しくないため個人的に感じるメリットになりますが、定期的にメンテナンスを行なっているため、安心して利用することができます。
これまでもニュースになるような大きなシステム障害を聞いたり、実際自分が使っていて不具合を感じたこともありません。
証券系であまり大規模障害などを聞くことは多くありませんが、最近は他業種などでシステム障害が増えているように感じるため、日々安定してシステムを利用できることは、大きなメリットであると感じています。 - 便利な機能と豊富な情報量を随時提供しています。ビギナーの方から経験者の方、デイトレーダーまで、幅広く便利に利用することができます。
特にセキュリティの強固さには感心させられます。今までSBI証券でセキュリティに関するトラブルには一度も遭遇したことがないので、いつも安心して利用させていただいています。
ログインには2段階認証が設定可能。より安全に安心して利用するなら、設定を有効にすることをおすすめします。
SBI証券のサポートに関する口コミ評判
次に、SBI証券のサポートに関する口コミ評判です。
- チャット形式であれば時と場所を選ばず、リアルタイムで相談できます。やり方がわからなかったり、何か疑問に思うことをタイムリーに質問して回答を得られることができてとても安心できます。こちらが相談した内容についての回答もこちらが理解できるまで丁寧親切に説明してくださるので大変ありがたいです。
もちろん無料ですし、電話での相談にも対応していますので、ネット環境に不慣れな方であっても安心して利用できると思います。 - 問題がある場合、検索機能から回答を探す方法が最初の一歩となるが、ほかにAI対応のオンラインチャット、有人オペレーターとの直接チャットの対応がある。
現状では待ち時間をとられずにオペレーターにつながると思う。
たいていの質問は解消できると思うが、エラーやトラブルについてはチャットでは対応に限界があるようで、その場合は電話による担当者への直接相談が必要となる。
チャットについては今後の改善に期待していきたいが、有人でも迅速に対応する姿勢は評価できるので、安心してSBI証券を利用できると思う。 - 一度電話で問い合わせをしたことがあるのですが、その際に対応いただいた女性職員の方はとても丁寧な対応で、焦ってしまっていた自分に対して共感してくれ、落ち着いて対応していただけました。電話越しにも関わらず、人の良さというのが伝わってきました。
また、チャットサポートというのもあり、よくある相談事項はこれで解決できる仕組みができています。また、業務時間内であれば、チャットから直接担当者に繋げていただくことも可能なので、万全のサポート体制だと感じています。さすがネット証券の会社だなと思わされます。
SBI証券のポイント制度に関する口コミ評判
最後に、SBI証券が展開しているポイント制度に関する口コミ評判です。
- SBI証券では、取引に応じてキャッシュバックとしてSBIポイントが付与されます。そのポイントは現金に変えることもできますので取引を頻繁に行う人にはなかなか良いサービスだと思います。
また、SBIチャレンジポイントなる、IPO投資で非常に頼りになるポイント制度も用意されています。こちらのチャレンジポイントが多ければ多いほど当選確率がアップするため、通常では当選が難しい新規公開株の抽選に非常に頼りになる存在です。 - Tポイント、pontaポイント、dポイントと、いくつか貯められるポイントの種類があるため、自分の使っているポイントサービスを見つけやすいです。
ポイントが貯まる商品の種類も多いため、利用商品による不公平感を感じることはないかと思います。
ポイントの利用は1ポイント=1円で商品購入に充てられるため、ポイントを沢山貯めた方にはかなりのメリットになるかと思います。紹介によるポイントは付与ポイント数がとくに大きいです。
最近は投資に興味を持っている人も多いため、昔より貯めやすいかもしれません。 - TポイントやPontaポイント、dポイントなど日本を代表するポイントを使用することができます。
また、SBIの独自ポイントはないため、他サービスで日頃自分が利用しているものを活用できるのでいいと思います。
SBI証券を利用する5つのメリット
ネット証券はたくさんありますが、その中でSBI証券を選ぶメリットは主に次の5つです。
- 手数料が安い
- 米国株の銘柄数が豊富
- クレジットカードで積立投資できる
- 外国ETFの積立投資ができる
- IPO株の実績が非常に多い
それぞれ詳しく解説します。
(1)手数料が安い
SBI証券最大の魅力は、やはり手数料の安さでしょう。
SBI証券の「アクティブプラン」では、1日100万円までなら何度取引しても取引手数料がかからないため、他社より取引コストを抑えられます。
以下の表は、SBI証券と楽天証券との手数料を比べたものです。
1日の取引額 | ||
---|---|---|
50万円まで | 無料 | 無料 |
100万円まで | 無料 | 無料 |
200万円まで | 1,278円 | 2,200円 |
また、通常の手数料も楽天証券より低めです。
取引金額 | ||
---|---|---|
5万円まで | 55円 | 55円 |
10万円まで | 99円 | 99円 |
20万円まで | 115円 | 198円 |
50万円まで | 275円 | 495円 |
100万円まで | 535円 | 1,100円 |
150万円まで | 640円 | 1,650円 |
少額であれば楽天証券と変わりません。しかし、20万円以上取引する人なら楽天証券よりも手数料を抑えられますよ。
(2)米国株の銘柄数が豊富
SBI証券は米国株取引に特化しています。
米国株の取扱数は4,000銘柄以上で、さらに銘柄によっては取引手数料無料です。
また、指値・逆指値注文に対応していること、貸株サービスを利用して持っている株を貸し出し、金利を受け取れる点も優秀だと言えるでしょう。
(3)クレジットカードで積立投資できる
SBI証券なら、クレジットカードで積立投資できるのも魅力です。
三井住友銀行で積立設定をすれば、カードのポイントまで還元されます。特に、最近楽天証券のポイント制度が改悪されているため、十分な強みだと言えるでしょう。
(4)外国ETFの積立投資ができる
外国ETFを積立設定できるのは他社にないメリットです。
ETFとは上場投資信託のことで、普通の投資信託と同じように売買できます。
特に、米国ETFにはSPYDやHDV、VIGなど配当が優秀なファンドが多々揃っており、これらを積立投資することで高配当投資も可能です。
(5)IPO株の実績が非常に多い
SBI証券はIPO株の実績があるのも強みです。以下は、2021年度におけるSBI証券と他社とのIPO実績を比較した表になります。
135271 fa-arrow-circle-o-right表は右にスクロールできます。 ※2022年9月時点
IPO取扱銘柄数
順位
1位
2位
3位
4位
5位
名称
SBI証券
楽天証券
auカブコム証券
松井証券
マネックス証券
2020年
取扱銘柄数85社
38社
17社
18社
55社
2021年
取扱銘柄数117社
74社
42社
56社
66社
2022年
取扱銘柄数89社
65社
23社
55社
61社
詳細
IPO株に投資して上場すれば、大きな利益が狙えます。
SBI証券を利用する3つのデメリット
SBI証券はネット証券の中でも優秀ですが、次のようなデメリットもあります。
- サイトがやや見づらい
- 日本株/外国株の取引が別々
- デモ口座がない
悪い点についても知っておきましょう。
(1)サイトがやや見づらい
SBI証券は取引画面がやや見づらいのがネックです。
取引画面にはさまざまな投資商品、サービスが記載されているのですが、投資初心者にとってはやや扱いづらいと感じることも多いでしょう。
楽天証券など直感的に扱いやすい証券会社と比べると、ややごちゃごちゃしていて人を選ぶ印象があります。
(2)日本株/外国株の取引が別々
SBI証券は日本株、外国株の取引が別々で、やや扱いづらい点があります。
スマホでは日本株アプリ、外国株アプリが分かれており、パソコンでも外国株サイトにアクセスするには、別途ログインしないといけません。
全て統一されている他の証券会社のアプリやサイトと比べ、やや面倒な仕様になっているように感じます。
(3)デモ口座がない
SBI証券ではデモ口座を利用できません。
仮想資金で取引をお試しできる口座のこと。いくら損失を負っても実際の資金は減らない。
したがって、取引を始めるには必ず資金が必要になります。とはいえ、SBI証券は比較的少額からでも取引できますので、デモ口座が使えなくてもそこまで問題にはなりません。
「楽天証券」で口座開設がおすすめ
-
- 無料でWeb、iPhone、Android、iPadすべてのデモ取引が可能!
- あらゆる注文方法もデモ体験できる!
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口座開設数 | 1,000万口座 |
---|---|
デモ取引可能なツール |
|
国内株式手数料 | 無料 |
投資信託手数料 | 無料 |
SBI証券がおすすめな人の特徴
ここまでSBI証券についてメリットやデメリット、具体的な口コミや評判について解説してきました。賛否両論の意見がある中、実際SBI証券がおすすめなのは以下の人が該当すると考えられます。
- 安い手数料で取引をしたい人
- 米国株を中心に取引したい人
- クレジットカードで積立投資をしたい人
- IPO株を中心に取引したい人
SBI証券は他の証券会社と比べて取引する際にかかる費用が少なく、利益額が大きくなりやすいです。取引金額が大きくなるほど手数料の安さは顕著に表れるため、大きな証拠金で投資を始めたいならSBI証券は特におすすめといえます。
また、米国株やIPO株の取り扱いに長けているため、それら銘柄を中心に投資をしたい方や豊富な銘柄の証券会社を選びたい方にも適しています。いろいろな銘柄決められるため、投資の幅も広がりやすいでしょう。
また、クレジットカードにて積立投資をすることも可能で、投資をしながらお得にカードのポイントを貯めることができます。毎月一定額から始められる積立投資なら安定してポイントを貯められるのもポイントです。
総合的にみると今まで投資に触れてこなかった人でも始めやすい環境が整っており、貯金ではなくその分を投資に回して少しずつ資産を築きたいという方におすすめの証券会社といえるでしょう。
SBI証券と楽天証券がどちらを選ぶべきか
SBI証券と楽天証券は、ネット証券の中でも特に人気のある二大巨頭です。以前まではSBI証券が独走状態でしたが、近年における楽天証券の口座開設数の増加は凄まじく、2022年6月20日時点で楽天証券は口座開設数800万口座達成を発表。
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
口座開設数 | 910万口座 | 800万口座 |
対するSBI証券は、そもそもの口座開設数もSBIネオトレード証券の数値を含んだ数字であり、2021年3月の時点で単体での口座開設数の開示を停止していることからも、現在では楽天証券の方が口座開設数が多いのではと予測ができます。
このような状況下にあり、よく比較対象になるSBI証券と楽天証券。どちらを選べばいいか悩んでいる人も多いと思いますので、それぞれどんな人におすすめなのか順に解説します。
(1)SBI証券がおすすめな人
SBI証券がおすすめなのは次のような人です。
- 外国株をメインに取引する
- IPO投資を考えている
- 海外ETFを積立設定したい
- ポイントを使って投資したい
SBI証券は外国株の銘柄数が圧倒的です。一部銘柄に限っては取引手数料無料になるため、外国株投資に適しています。他にも、IPO実績の豊富さ、海外ETFの積立設定ができるところは楽天証券にない強みです。
ポイント投資に関しては楽天証券でも可能な分野ですが、楽天証券は最近ポイント投資まわりが改悪されて評判を落としていることから、ポイント投資が気になる方で今から口座を開設するならSBI証券の方がおすすめです。
(2)楽天証券がおすすめな人
楽天証券がおすすめなのは次のような人です。
- 証券口座開設が初めて
- 楽天銀行や楽天カードを使っている
- 個別株投資の予定はない
楽天証券はSBI証券よりも取引画面が見やすいため、これから初めて証券口座を開設する初心者でも、取り扱いに難儀しません。また、楽天銀行との資金移動がスムーズで、楽天カードで積立すればポイントも受け取れます。
個別株の手数料はSBI証券の方が安いですが、投資信託やETFにしか投資しないならあまり関係ありません。
SBI証券の口座開設方法
SBI証券の口座開設手順は、以下の通りです。
- 新規申し込み
- 本人情報の確認
- 必要書類の提出
まずはSBI証券の公式サイトから「口座開設はこちら」をクリックします。
次にメールアドレスを入力、送信し、届いたメールに記載されている認証コードを入力しましょう。
次に、以下の個人情報を入力します。
- 名前
- 生年月日
- 郵便番号・住所
- 性別
- 電話番号
- メールアドレス
- 居住地国
その後、口座タイプを選択します。
口座タイプによって納税方法が変わりますが、確定申告を任せたいなら「特定口座(源泉徴収あり)」がおすすめです。
その後、以下の本人確認書類を提出します。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 日本国パスポート
- 住民票の写し
- 各種年金手帳
- 各種健康保険証
- 印鑑証明書
書類を提出したら、初期設定をして審査が終わるまで待ちましょう。
SBI証券で現在開催中のお得なキャンペーン情報
SBI証券では、現在期間限定で以下のお得なキャンペーンを実施中です。キャンペーンには期限がありますので、お得に口座開設できる今登録しておくことをおすすめします。
SBI証券で取引するならNISA/つみたてNISAを活用しよう
SBI証券で取引するなら、NISAやつみたてNISAを利用しましょう。優遇税制を活用すれば、投資にかかる税金が一時的に免除されるため、普通に投資するよりもお得です。
つみたてNISAでは、投資の運用益が年間40万円まで、最長20年間非課税になります。投資対象はかなり限られますが、どれも金融庁が厳選した優秀な投資信託ですので、初心者でも安心して投資を始められるでしょう。
NISAでは、投資の運用益が年間120万円まで、最長5年間非課税になります。こちらの方がトータルの非課税枠は少ないですが、より幅広い商品に投資できるため、つみたてNISAで物足りない人はこちらを利用すると良いでしょう。
なお、次項ではおすすめの証券口座を紹介しています。優秀な証券会社は、SBI証券だけではありません。投資目的によってどの口座を開設すべきか変わってきますので、ぜひ参考にしてください!
SBI証券に関するよくある質問
日本株と外国株でサイトやアプリが分けられているため、それぞれ別々に取引しなければなりません。
まとめ
SBI証券は、楽天証券と並んで人気の証券会社です。
外国株投資に特化しており、一部外国株の取引手数料が無料で海外ETFの積立設定にも対応しているなど、他社にない魅力があります。
一方、楽天証券などの競合と比べ、サイトやアプリの扱いづらさがあるのも否めません。
次のような人は、SBI証券に向いていると言えるでしょう。
- 外国株をメインに取引する
- IPO投資を考えている
- 海外ETFを積立設定したい
- ポイントを使って投資したい
SBI証券は業界最大手のネット証券だけあって、他社にない魅力がたくさんあります。これから投資を始めるなら、ぜひSBI証券で口座開設してみましょう!