仮想通貨（暗号資産）投資家150名に仮想通貨投資に関するアンケート調査を実施

2023年現在、仮想通貨（暗号資産）投資をしている20歳以上の男女計150名に、仮想通貨（暗号資産）投資に関するアンケート調査を実施いたしました。

最も利用している仮想通貨（暗号資産）のウォレットの種類は何ですか？

調査結果によると、モバイル、ウェブ、デスクトップウォレットを利用している方が合計で63.4％を占める結果となり、インターネットに常時接続されているホットウォレットの需要が高いことが示されました。

一方で、インターネットに接続せず、セキュリティが高いハードウェアウォレットを導入している方は5.3％と少ないことがわかりました。

ハードウェアウォレットは初期費用が1万円以上かかるため、導入ハードルが高いと考えられます。

アプリ人気がありそうな仮想通貨（暗号資産）取引所はどこだと思いますか？

調査結果によると、アプリ人気が高い仮想通貨取引所として、Coincheckが24.7％とシェア全体の4分の1を占める結果となりました。

Coincheckは、国内でのダウンロード数No.1※1の実績を持ち、Appストアでの評価も高評価の4.3※2を獲得しています。

初心者にも使いやすいシンプルな画面設計と直感的な操作により、スマートフォンを利用して手軽に仮想通貨の取引ができることが評価されていると考えられます。

※1 公式サイト
※2 2023年5月時点

いま最も利用している取引所のアプリは何ですか？

最も利用されている取引所アプリのアンケート結果ではCoincheckを利用している方が24.1％と、人気のある仮想通貨アプリとほぼ同様の結果となりました。

Coincheckに次いで利用されているGMOコインのアプリは、初心者向けの「ノーマルモード」と、高機能なチャートや取引所機能を備えた「トレーダーモード」を切り替えることができるのが特徴です。

幅広いユーザー層に対応していることから、高評価を得ていると考えられます。

仮想通貨（暗号資産）取引所で開催されているキャンペーンを利用したことがありますか？

仮想通貨取引所で開催されているキャンペーンを利用したことがある方が56％と、過半数を超える方が利用しているという結果が明らかになりました。

多くの取引所では、口座開設後に指定の金額を入金するとキャッシュバックが受けられるキャンペーンを実施しています。

一方で、キャンペーンを利用したことのない方は44％存在し、取引所に登録しても指定の金額を入金せず、少額の仮想通貨の購入に留まるケースも考えられます。

前問で「はい」と答え方に伺います。利用したことがあるキャンペーンの種類はどれですか？

参加経験のあるキャンペーンとして、新規口座開設キャンペーンが72.6％を占める結果となりました。仮想通貨取引所では、口座開設後に本人確認を完了すれば現金や仮想通貨をもらえるため、キャンペーン利用のハードルが低いと考えられます。

一方、サービスへの申し込みで成立するキャンペーンは31％と最も低い結果となりました。一定期間仮想通貨を積み立てるサービスや、自動売買への申し込みなどで報酬がもらえるサービスがあります。

サービスを利用するにはある程度の金額が必要なため、参加する方が少ないと考えられます。

手数料が安いと思う仮想通貨（暗号資産）取引所はどこですか？

手数料が安いと思う仮想通貨取引所として、GMOコインが28.7％と最も多い結果になりました。GMOコインでは、日本円と仮想通貨の入出金手数料が無料です。さらに、取引所でメイカー注文で取引が成立すると、-0.03％の手数料報酬が獲得できます。

メイカー注文は、板情報に存在しない価格で指値注文をする取引方法です。板の厚みが増すため、ユーザーの取引が成立しやすくなります。そのため、取引所から手数料報酬が支払われるのです。

マイナス手数料を採用している仮想通貨取引所は多くありません。

海外送金におすすめできる仮想通貨（暗号資産）取引所はどこですか？

海外送金におすすめできる仮想通貨取引所として、GMOコインを選んだ方が24％と最も多い結果となりました。GMOコインでは、日本円の入金と仮想通貨の出金に手数料がかからないため、海外取引所への送金まで手数料無料で利用できる点が評価されたと考えられます。

次に、CoincheckとDMM Bitcoinをおすすめする方が22％の結果となりました。

Coincheckは、メタバースゲーム「The Sandbox」で利用される通貨「SAND」の取り扱いがある点が評価されました。DMM Bitcoinは、日本円の入金と仮想通貨の出金に手数料がかからない点が評価されたと考えられます。

アンケート調査の概要