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FXで取引をするなら1日5,000円くらいサクッと稼ぎたいと考えている人は多いのではないでしょうか。実際、プロのFXトレーダーは5,000円どころか数万円単位で稼ぐ人もいるため、自分でもできそうと感じますよね。
しかし、当社が独自で行ったアンケート調査によると、FX投資家330人の内8割弱が「FXで失敗したことがある」と回答しています。
これからFXで1日5000円稼ぐことに実際にチャレンジするにあたり、「具体的にどうやって稼げばいいか方法がわからない」「どのくらいの資金を準備すればよいのか知りたい」と悩んでいる人もいるでしょう。
FXで1日5000円稼ぐために近道を選びたくなりますが、結果大損をしてしまいかねません。結論、稼ぐためのフローはたった3ステップで、まずはデモトレードの仮想資金で練習を積んだ後、実際の資金を少額取引で実践し、コツを掴めてきたら資金を増やしていくこと。
初めから1日5000円稼ぐことを目標にはせず、1ヶ月トータルから1日のプラス値を割って最終的に1日5000円勝っているという状況に持っていくことが要となります。
今回こちらの記事では、FXで1日5,000円稼ぐための方法や難易度、稼ぐポイントなどを詳しくご紹介していきます。
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Contents
FXで1日5,000円稼ぐことはできる!
結論からお伝えすると、FXで1日5,000円稼ぐことは可能です。金融先物取引業協会の調べでは利益額が0円~20 万円未満が調査全体の35.6%となっており、約4割程度が利益を出せていることがわかります。
しかし、問題なのは継続して毎日5,000円稼ぐことであり、プロだとしてもかなりのテクニックが必要になります。また、稼げている人は、勝ち負けを積み重ねながらトータル収支をプラスにしています。
このことから、毎日稼ごうと考えるより月単位、年単位で利益を上げられているかを重視したほうが良いでしょう。また、月単位や年単位で考えたほうがハードルは下がるので、FXに対してあまり知識がない方でも挑戦しやすいといえます。
【資金別】FXで1日5000円稼ぐ方法
FXで1日5000円稼ぐ具体的な方法について資金別に見ていきましょう。今回は以下4つの資金パターンについて、どのように利益を積み重ねていくのかご紹介していきます。
- 証拠金5万円
- 証拠金10万円
- 証拠金30万円
- 証拠金50万円
- 証拠金100万円
自分が用意できる資金を考慮しながら、現実的にチャレンジできるかどうか確認していきましょう。
証拠金5万円の場合
証拠金5万円にて利益5,000円を得るのは、かなり難しいといえます。なぜ、証拠金5万円だとかなり難しいのかというと以下の理由があります。
- レバレッジ25倍で最大9,000通貨しか取引できない
- 最大9,000通貨でも50~60pips程度1日取らないといけない
- リスクが大きすぎる
証拠金5万円の場合、国内FXの最大レバレッジ25倍をかけても取引量が少ないため1日に獲得すべき値幅が多くなってしまうという特徴があります。取引スタイルにもよりますが、毎日50pipsとるのは簡単にできることではありません。
リスクを下げるために取引量を半分にすると、日単位で100pips以上勝ち取る必要があるためより難しくなります。
レバレッジ25倍での最大取引量 | 約9,000通貨 |
---|---|
目標値幅(1日) | 50~60pips |
目標値幅(1か月) | 1,000~1,200pips |
取引量半分での目標値幅(1日) | 100~120pips |
また、何回かの取引に分けて利益を得る方法も考えられますが、取引回数が多くなるというデメリットがあり取引時間が長くなってしまいます。利益を上げられる取引だけではないため可能性はあるものの、よりトレードの技術が求められるでしょう。
証拠金10万円の場合
続いて証拠金10万円の場合について解説していきます。証拠金10万円なら証拠金5万円の時よりも稼ぎやすいですが、簡単とは言えないでしょう。なぜ簡単ではないかというと、以下の理由があります。
- ある程度のリスクを許容できる
- FX初心者だと30pipsは少し難しい
- 兼業でやるには少し厳しい
証拠金が10万円なら、5万円の時よりも損失を許容した安定性の高い取引をしやすいです。最大取引量だとリスクはありますが、目標獲得pipsが5万円より少なるため稼ぎやすいです。
月単位で600pips以上利益を上げるのはプロのFXトレーダーでも難しいため、やり方を考えるか用意する資金を増やすことをおすすめします。
レバレッジ25倍での最大取引量 | 約20,000通貨 |
---|---|
目標値幅(1日) | 30~40pips |
目標値幅(1か月) | 600~800pips |
取引量半分での目標値幅(1日) | 50pips |
目標とするpipsが5万円よりも少なくて済むため、こまめに利益を取る超短期取引などで3~6回の取引をすると無理なく30pips以上目指すことができるでしょう。
しかし、取引はすべて勝てるわけではないため、負け分の取引を含めると取引に必要な時間は長くなりやすいです。
証拠金30万円の場合
証拠金を30万円準備できれば1日5,000円稼ぐのも現実的になっていきます。
目安としては10pips前後で済むため、安定して稼ぐ上では取引の勝率が重要になってくるといえます。勝率が高ければ、1日数回取引するだけで損失を含めて5,000円稼ぐことが可能です。
レバレッジ25倍での最大取引量 | 約50,000~60,000通貨 |
---|---|
目標値幅(1日) | 10pips前後 |
目標値幅(1か月) | 200pips前後 |
取引量半分での目標値幅(1日) | 17pips |
また、損失のリスクを考えて取引量を3万通貨にしたとしても17pipsで5,000円稼げるため、無理なく挑戦できるでしょう。また、短い時間の取引スタイルのほうが適しており、1時間かからずにその日の取引を終えられます。
証拠金が30万円の場合、手法の完成度やトレーダーの技術に依存しやすいためコツコツ勉強をしながら自分の技術を磨くことも忘れずに行うとよいです。
FX初心者の方であればいきなり証拠金30万円を用意するのではなく、まずはデモトレードにて毎日コンスタントに利益を上げられるかどうか、1か月のトータル利益などを確認しましょう。
デモトレードを挟むことで、現実的に達成できるかどうか体感でわかりますので、非常におすすめといえます。
証拠金50万円の場合
証拠金を50万円準備できるなら、さらに楽に取引を進められるでしょう。その理由としては単に獲得するpipsが少ないだけでなく、取引量を半分以下にしても安定して利益を上げやすいからです。
1回の取引による損失を小さくできればより安定性のあるFXトレードが行えます。
レバレッジ25倍での最大取引量 | 約90,000~100,000通貨 |
---|---|
目標値幅(1日) | 5~6pips |
目標値幅(1か月) | 100~120pips |
取引量半分での目標値幅(1日) | 10~12pips |
50万円の証拠金があれば最大取引量の半分でも5万通貨のため、5,000円稼ぐには10~12pips程度取るだけでよいです。そのため、証拠金が50万円準備できるなら利益と同時にリスク管理に重きを置くことが大切になります。
また、損失を被ってしまったとしても焦らないことが重要です。取引した時間が夜遅いのであれば、その日は諦めて次の日に再度チャレンジするほうが精度の高い取引ができるでしょう。
証拠金100万円の場合
証拠金を100万円準備できるなら、さまざまなFX取引にチャレンジできます。さらに、取引の仕方や資金管理がしっかりしていれば日当1万円を目指すことも可能です。
1日1万円獲得することができれば月単位で20万円ほど稼げるため、会社を辞めて専業トレーダーになることも夢ではありません。
100万円の証拠金にて取引を行うと、目標とする値幅などは以下の通りとなります。
レバレッジ25倍での最大取引量 | 約200,000通貨 |
---|---|
目標値幅(1日) | 3~4pips |
目標値幅(1か月) | 60~80pips |
取引量半分での目標値幅(1日) | 5pips |
1日1万円得るために取るべき値幅は6~8pipsといずれにせよ10pips以下であり、1か月で取るべきpipsは120~160pipsとなります。
【投資スタイル別】FXで1日5,000円稼ぐ方法
FXで1日5000円稼ぐ方法にはさまざまなものがあります。目標とする利益を得るためには、取引スタイルも大きく関係してきます。
取引スタイルは自分の生活や取り組みやすさを考慮して決めるのがおすすめで、無理なくFX取引ができるものを選びましょう。
デイトレード
デイトレードは1日に数回取引を行う取引スタイルで、超短期取引よりも取引時間が長く、1時間以上保有することが多いです。1回の取引で目標とする値幅は10~30pips程度になります。
一般的に、エントリーしたとしてもその日のうちに決済することがほとんどで、利益が出ていてさらに伸ばせるなら日を跨いで保有することもしばしばあるのが特徴です。
デイトレードで1日5,000円稼ぐ手法
デイトレードは1日数回程度を目安に取引をする手法のため、取引数量や狙う利幅などを十分に考えて取引する必要があります。
1万通貨で1日5,000円を目指す場合、50pips獲得が目標になります。
具体的にはダブルトップなどのチャートパターンを根拠にトレンド転換するところを狙って取引したり、サポート・レジスタンスライン付近の値動きを根拠に取引をします。
そのような限定的なポイントを探して取引をすることで、目標の利幅を目指すことが重要といえます。
デイトレードで1日5,000円稼ぐメリットとデメリット
1日5,000円稼ぐ方法としてデイトレード手法を実行した場合のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット |
|
---|---|
デメリット | 売買のタイミングを見極めるのが難しい |
デイトレードにおすすめのFX口座
デイトレードにて利益を上げるなら、最も価格が動きやすいニューヨーク時間を狙って取引するのが良いです。ニューヨーク時間は日本時間21時~1時の間のため、サラリーマンなど日中仕事をしている人でも取り組みやすいでしょう。
FXのデイトレードで1日5,000円を稼ぐための口座選びとして重要なポイントは4つあり、1.スプレッドの狭さ 2.約定率の高さ 3.スリッページ許容幅設定 4.チャート分析機能の充実 が挙げられます。
◆スリッページ…注文時表示されている画面上の価格(注文レート)と、実際に約定した時の価格(約定レート)が異なるときの、注文レートと約定レートの差のこと。
スキャルピング
スキャルピング手法とは、取引時間が短く、数pips単位の利益を何回も積み重ねる取引スタイルです。そのため、取引回数が多くなる傾向にあり、スプレッドが全体の収益に大きく関わってきます。
超短期取引で日当5,000円得るなら、なるべくスプレッドが狭く安定している通貨ペアを選ぶことをおすすめします。
取引量 | 必要な値幅と取引回数 |
---|---|
1,000通貨 | 5pips×100回 |
5,000通貨 | 5pips×20回 |
1万通貨 | 5pips×10回 |
2万通貨 | 5pips×5回 |
3万通貨 | 5pips×3回~4回 |
少ない取引量の場合、獲得pipsが少ない超短期取引手法では多くの取引を重ねなければなりません。できれば1万通貨以上の数量で取引できる証拠金を準備すると、難易度は下がります。
スキャルピングで1日5,000円稼ぐ手法
スキャルピング取引は数秒~数分単位の短い時間軸の小さな価格変動を利用して取引をする手法です。スキャルピングで1日5,000円稼ぐなら、高いレバレッジをかけて小さな価格変動でも大きな利益を狙います。
数回~数十回の取引で5,000円を目指して、スキャルピング取引をすることになるでしょう。また、市場の細かな動きを分析して瞬時に対応する必要があります。
スキャルピングで1日5,000円稼ぐメリットとデメリット
1日5,000円稼ぐ方法としてスキャルピング手法を実行した場合のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット |
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デメリット |
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スキャルピングを許可しているおすすめのFX口座
スキャルピング手法はどのFX口座も許可しているわけではなく、「スキャルピング禁止」を公言している口座も多く存在します。そのため、スキャルピングで1日5,000円稼ぎたいと考えるならば以下の「スキャルピング取引OK」と公言しているFX口座を開設する必要があります。
たとえばヒロセ通商LION FXは、公式サイトでスキャルピング歓迎を公言しており、スキャルピング取引のために強靭なサーバーを用意し、高い約定力を誇ることを宣言しています。
スキャルピングを公にOKと公言し歓迎している口座は極めて少なく貴重です。
スイングトレード
スイングトレードは、日単位の取引回数が1回程度で、保有時間が数日~数週間に渡るのが特徴的です。そのため、1日単位で5,000円目指すよりも7日間で35,000円を目指したほうがトレードしやすいです。
短期取引とは異なり、スワップポイントを継続して得ることで収益をプラスにすることもできます。
スイングトレードは短期間で利益を出すという意識ではなく、1か月単位で利益を換算したほうがわかりやすいでしょう。
スイングトレードで1日5,000円稼ぐ手法
スイングトレードにて1日5,000円稼ぐなら、トレンド転換のタイミングを狙ったり、トレンドフォローする手法がおすすめといえます。
例えば、1時間足以上の値動きを見てサポートラインに反発したら逆張り取引をしたり、移動平均線などのテクニカル指標を根拠にトレンドフォロー取引をするなどさまざまです。
また、1取引全体の目標利益を100~200pipsとすると取引の期間にもよりますが、5,000通貨~1万通貨の間で決めるとよいでしょう。
スイングトレードで1日5,000円稼ぐメリットとデメリット
1日5,000円稼ぐ方法としてスイングトレード手法を実行した場合のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット |
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デメリット |
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長期トレード
長期トレードとは、数ヶ月以上のスパンをもって取引を行う方法です。長期トレードで確認すべきは、相場変動だけではなくスワップポイントの利益も含めるのが一般的です。
スワップポイントとは、通貨売買で得られる為替差益の他に得られるポジションを保有して得られる利益のことを指し、高金利の国の通貨を購入し、低金利の国の通貨を売買した際にその金利差分を受け取ることが可能です。
長期トレードでは、一度投資を開始したら目標とした利益がでるまでじっくりと待つのみになります。
利益を少しでも多く出すポイントは、こまめに資金の管理をすることで損失リスクを回避することです。そうすることで、1日5000円稼ぐための目標に近づくことが可能です。
長期トレードで1日5,000円稼ぐメリットとデメリット
1日5,000円稼ぐ方法として長期トレード手法を実行した場合のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット |
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デメリット | 多くの資金を必要とする |
自動売買
FXの自動売買とは、システムを使って自動的にFX取引をおこなう方法です。「システムトレード」と呼ばれ、さまざまなFX会社が自動売買のためのツールを用意しています。
「為替レートが1米ドル=130円になったら買って、購入時よりも30銭あがったら売る」などの設定をすれば、後は自動で取引が可能です。
システム化することで24時間取引が可能となるため、タイミングを逃さずに売買ができたり、本業などでFX取引に時間を割けない人や感情に左右されずに取引をしたい人におすすめの手法です。
自動売買で1日5,000円稼ぐ難易度
FXの自動売買は取引をシステム化できる便利な手法ですが、継続的に1日5000円を稼ぐ難易度は高いでしょう。
理想の取引を目指して自動売買の設定をしても、市場が必ず予測通りに動くわけではありません。そのため、毎日コンスタントに5000円を稼ぎ続けるのは至難の技です。
特に、少ない証拠金で1日5000円を稼ぐのは難しいでしょう。100万円分の通貨を購入して5000円を稼ぐには0.5%の価格変動で達成可能ですが、5万円分の通貨では10%の価格変動が必要です(スプレッド等を考慮しない場合)。
また、1日5000円を稼ごうと躍起になると、冷静な判断ができない場合もあります。そのため、1日単位で利益を求めるのではなく、1ヶ月や年単位などで損益を考えることがおすすめです。
FXで1日5,000円稼げるようになるまでの期間
FXにて1日5,000円以上安定して稼げるようになるにはどのくらいの期間が必要になるのか気になる方は多いでしょう。ゼロの初心者から安定して利益を出せるようになるには、最短で2年以上かかるといわれています。
具体的にどのような経験や手順を踏んでいくと安定して稼げるようになるのか以下の表に示します。
期間 | やるべきこと |
---|---|
0~6ヶ月 | FXについて知識を蓄える |
6ヶ月~2年 | デモトレードやリアルトレードを通して相場経験を積む |
2年~3年 | 自分の取引スタイルや手法を磨く |
3年~ | 1年を通してトータル収支プラスになるよう取引の改善を繰り返す |
すでに期待値の高い確立された手法を持っているなら、最短で2年程度で稼げるようになる可能性があります。しかし、ゼロからコツコツ始めていくとなると3年~5年以上かかることも珍しくありません。
【インタビュー】専門家に聞いた!FXで1日5000円稼ぐためのポイント
当サイトの監修者でもある金子さんが考える、FXで1日5000円稼ぐためのポイントをご紹介します。これからFX投資を始めたいと考えている初心者の方もぜひ参考にしてみてください。
監修記事一覧 fa-angle-double-down
- デモトレードで練習を積む
- 少額取引から始める
- トレード手法を決める
- 通貨ペアを決める
- トレードルールを決める
デモトレードで練習を積む
FXで1日5,000円稼ぐのは不可能ではありません。ただし、初心者が本やインターネットで得た知識だけでトレードにのぞんでも、すぐに1日5,000円を稼ぐのは難しいでしょう。
実際にトレードをしてみると、含み益が出ていても決済のタイミングが遅れて損失になってしまったり、含み損が出て、またいつか上がると思っていたら含み損が拡大してしまったなど、決断力がないと1日5,000円を稼ぐ前に自己資金を失ってしまうかもしれません。
こうした決断力は、本やインターネットだけでは身に付きません。
デモトレードとは、仮想の資金を使って本番とほぼ同様のトレードができるサービスのことです。デモトレードなら、仮にトレードで失敗しても、自身のお金が実際になくなるわけではありません。
デモトレードを行うことによるメリットは上記のとおりです。
少額取引から始める
デモトレードで取引に慣れたのちに本番のトレードに移っても、最初のうちは少額で取引しましょう。少額で取引をするためには、最低取引単価が低いFX口座でないといけません。
最低取引単位とは、1回で注文する際の最小単位のことを言います。例えばドル円の通貨ペアで、1ドル150円、最小取引単位が1万通貨であれば、少なくとも150万円の証拠金が必要です。
またこの場合、仮にドルを買いポジションで保有して、1円円高になると1万円の損失が発生します。
最低取引単位が10通貨、1通貨としているFX会社もあります。本番のトレードを始めた場合でもすぐに大きな資金でトレードは行わず、まずは少額取引でトレード経験を積むと良いでしょう。
トレード手法を決める
FXのトレード手法は、主にスキャルピング・デイトレード・スイングトレード・長期トレードの4種類があります。
スキャルピングとは数秒から数分という極めて短い時間で売買をして利益を積み重ねていく方法。デイトレードは数時間から1日で取引を完了させるトレード手法です。
またスイングトレードや長期トレードは中・長期的に大きな為替差益やスワップポイントを狙う方法です。
したがって、FXで1日5,000円を狙うにはスキャルピングかデイトレードを選ぶ必要があります。
通貨ペアを決める
1日5,000円稼ぐためには、通貨ペア選びも重要です。しかし、過度にリスクをとって価格変動が大きい新興国通貨などを選ぶ必要はありません。
取引する頻度や通貨量にもよりますが、流通量が多く、価格変動が比較的小さいドル円、ユーロ円、ユーロドルといったメジャー通貨でも1日5,000円は十分狙えるでしょう。
トレードルールを決める
FXで利益が出る可能性を高めていくためには、1トレードごとに自身のトレードルールを決めておく必要があります。具体的には「10pips含み益が出たら利益確定する」「10pips含み損が出たら損切りする」といったルールです。
逆に、含み損が出ているにもかかわらず「いつか上がるかもしれない」という期待から損切りが遅れ、損失を拡大させてしまうといった可能性があります。
FXで1日5,000円稼ぐ難易度
結論から言うと、FXで1日5000円稼ぐ難易度は準備できる証拠金の量によって変わってきます。
多額の証拠金を準備できるなら取引量を増やせるため比較的少ない値幅で利益を得られますが、数万円単位の証拠金だと、目標利益までの値幅が広がるため難易度は上がってしまいます。
以下の表は準備できる証拠金ごとの目標値幅をまとめたものです。
証拠金量 | 目標値幅(1日) | 目標値幅(1か月) |
---|---|---|
5万円 | 50~60pips | 1,000~1,200pips |
10万円 | 30~40pips | 600~800pips |
30万円 | 10pips前後 | 200pips前後 |
50万円 | 5~6pips | 100~120pips |
100万円 | 3~4pips | 60~80pips |
証拠金5万円の場合1日50pips以上取らないといけないのに対して、証拠金が100万円であれば1日3~4pips程度と大きな差があります。3~4pipsであれば数分~数十分で目標利益に到達しやすいでしょう。
また、相場状況が良ければ数十pips得られるため、1か月の目標値幅を取れる可能性もあります。
FXトレードは勝ちだけでなく負けのトレードがあるのも現実です。勝ちと負けを繰り返してトータルで稼ぐ場合、用意できる証拠金が少ないと難易度は高くなるといえます。
また、1か月の目標収益は5,000円×20日=10万円となるため、1か月取引をして10万円に到達しているかを意識したほうが良いです。FXは稼げる日と稼げない日があるため、目標利益に固執してしまうと逆に損を被る結果になることもあります。
証拠金量や取引の仕方を少し工夫することで難易度を下げることがポイントとなります。
FXで1日5,000円稼ぐ際に意識するポイント
FXで5,000円の収益を目指すなら、以下のポイントを意識することが重要です。意識するポイントを理解して、早い段階から実践できるものは実践していくとより稼ぎやすくなるでしょう。
- 損益トータルプラスを目指す
- 取引手法やルールを固めておく
- 損切ラインを決めておく
- トレードの反省をして改善に努める
- すべての資金を投入しない
- 低リスクな通貨ペアを選ぶ
- 「順張り」で利益を積み上げる
損益トータルプラスを目指す
FXで1日5,000円稼ぐのであれば損益トータルプラスを目指すことが重要となります。その理由は、1日5,000円稼げたとしても次の日に1万円失ってしまっていては意味がないからです。
長期間にわたり稼げているのであれば、大損することも少なくなるので安定性が増していきます。重要なのは、利益を上げることではなく、安定して5,000円稼ぎ続けることです。
また、損益トータルプラスを目指すならリスクリワード比率について理解しておくことは重要です。
リスクリワードとは、1取引における損失と利益の比率を指し、値が「1」以上であればトータル損益がプラスになっているといえます。
そのため、毎回取引をするときに許容損失と目標利益のバランスを考慮して取引する必要があるでしょう。
取引手法やルールを固めておく
2つ目の意識するポイントは、取引手法や取引ルールをあらかじめ固めておくことです。取引手法や取引ルールを固めることで1日5,000円稼ぐことが容易になるため、リアル取引をする前に自己研鑽しておくことをおすすめします。
また、取引手法や取引ルールを固めておくと感情に左右されなくなるため、取引の精度や安定性が増していきます。そのため、あらかじめFXについて勉強をしたり有効性のある手法を見つけることが重要です。
損切ラインを決めておく
エントリーする前にあらかじめ損切ラインを決めることは特に大切です。
損切ができないとどんなに資金を持っていたとしても最悪の場合、全損に近い損を被ってしまう可能性があります。そのため、取引をする前は相場を分析してどのくらい予想より逆行したら損切りするかの基準を決めておくとよいでしょう。
トレードの反省をして改善に努める
FXで1日5,000円稼ぐならトレード反省をして改善に努めることを欠かさず行いましょう。自分がどのような理由で損をしてしまったのかを理解して改善することは特に重要となります。
また、トレードの反省をするときは原因を突き止めた後、改善策を必ず出すことを意識しましょう。改善策を出したら、継続して改善できているかも確認しながら取引の質を向上させていくとよいです。
トレードの反省をするときは、ノートを用意して日誌のように1トレードずつ反省するのが最も確実かつ効率が良いです。
すべての資金を投入しない
1日5,000円稼げるようになるためには用意した資金をすべて投入しないようにしましょう。例えば、FXに費やせる資金を10万円用意するのであれば、そのうち5万円程度から始めることをおすすめします。
なぜ、全ての資金を投入してはいけないのかというと、大抵のFX初心者は用意した資金をすべて溶かしてしまうからです。
低リスクな通貨ペアを選ぶ
FX初心者なら低リスクな通貨ペアを選ぶことで1日5,000円稼げる可能性を上げることができます。低リスクな通貨ペアとは具体的に価格の変動が少なく、値動きが読みやすいものが該当します。
また、流動性が高いメジャー通貨ペアは低リスクなことが多いため、はじめからリスクを取るのではなく相場に慣れるつもりでそれら通貨ペアを選択するとよいでしょう。
「順張り」で利益を積み上げる
1日5,000円稼ぎたいなら逆張りよりも順張りにて取引することをおすすめします。順張りは逆張りと比べて相場の流れに沿ってエントリーする取引手法であり、価格が大きく動くタイミングを見つけやすいです。
また、逆張りとは異なりトレンド相場にて優位性が高く、大きな波に乗ることができれば1回のトレードで5,000円以上稼ぐことが可能です。
FXで1日5000円稼ぐのにおすすめのFX口座5選
ここまで、FXで1日5,000円稼ぐための方法やその難易度などを詳しくご紹介してきました。稼ぎ方についてはわかってきたけれど、そもそもFX口座を開設していないという方も多いのではないでしょうか。
また、多くの企業がFX口座をリリースしているということは各社それぞれ特長や機能面が異なるということでもありますので、ご自身のフィーリングに合うFX口座を見つけることはFXで稼ぐ上で重要な要素の一つです。
GMOクリック証券FX
- GMOグループが運営しているため安心
- PC・スマホ用取引ツールが充実している
- スマホアプリが使いやすい
- くりっく365も利用できる
GMOクリック証券FXがおすすめな理由
GMOクリック証券FXは、金融大手のGMOグループが提供しているFX口座であり、信頼性と安全性が高いといえます。特徴なのはPCやスマホアプリなど取引ツールが充実している上に、使いやすいということ。
1日5,000円稼ぐとなると取引環境には力を入れる必要があるため、充実した機能を搭載しているツールが使えるのは大きなメリットといえます。また、初心者でも使いやすいよう設計されているため、すぐに直感的な操作ができるでしょう。
※最短での取引開始には「スマホでスピード本人確認」により本人確認書類等の提出が必要
DMM FX
- スマホでもデモトレードができる
- 最短即日から取引できる
- テクニカル指標が11種類と多い
- アラートや通知機能がある
DMM FXがおすすめな理由
DMM FXはスマホやPCからFXを始めることができる上に、デモトレードをすることも可能です。先ほどご紹介したように、初めてFX取引を行うならデモトレードでまずは試すことが重要となります。
そのため、口座開設をしつつデモトレードにて経験値を積むことができれば、1日5,000円稼ぐことも容易になってくるでしょう。また、アラートや通知機能も優れており、出先でも気軽に取引できるのがポイントです。
松井証券のFX
- 最小100円から取引を始められる
- 20種類の通貨ペアから選べる
- レバレッジ調整が簡単にできる
- 学習用コンテンツが充実している
松井証券のFXがおすすめな理由
松井証券のFXは、少額取引に向いているFX口座として有名です。最小100円から取引することが可能なため、まだデモトレードからリアルトレードに移行したことがないなら特におすすめといえます。
また、独自の学習用コンテンツが充実しており、松井証券のFXにて学習を進めながらトレードができる珍しい証券会社です。その他サポートもしっかりしているので使いやすさがあります。
なお、松井証券のFX最新の取引ツールや自動売買システムの導入をしており、初心者でも1日5,000円稼ぎやすい環境が整っています。
外為どっとコム
- デモトレードで本番同様のツールが使える
- 24時間のサポート体制がある
- マーケット情報が充実している
- FX以外の投資もできる
外為どっとコムがおすすめな理由
外為どっとコムでは、リアルトレードでも使える取引ツールをデモトレードで使うことが可能です。そのため、本番に近い取引の練習を行えるため、リアル口座への移行はスムーズに行えるでしょう。
また、24時間のサポート体制が整備されているため、取引をする中で困ったことや疑問に思ったことをすぐに問い合わせることができます。マーケット情報も他のFX口座より充実していると人気のため、積極的に活用しましょう。
外為どっとコムはスキャルピングによる取引を禁止していないため、スキャルピング手法にて1日5,000円稼ぎたいという方におすすめの口座です。
SBI FXトレード
- スプレッドが狭い
- 各種取引手数料が無料
- 4種類のシミュレーションが使える
- 積立投資にも対応
SBI FXトレードがおすすめな理由
SBI FXトレードはスプレッドが狭いことで人気が高く、1通貨からの少額取引に対応しているためFX初心者の使用率が高いです。各種手数料も無料で無駄な費用が掛からないことも大きなポイント。
また、AI為替予想をはじめとした4種類のシミュレーション機能を使うことができるので、より精度の高い取引を行うことができるでしょう。
SBI FXトレードはスプレッドが業界でも特に狭いため、短期取引となるスキャルピングやデイトレードで1日5,000円稼ぎたい方におすすめといえます。
FXで1日5,000円稼ぐときの注意点
最後に、FXで1日5,000円稼ぐために注意すべきポイントを解説していきます。注意点をしっかり理解して、安定して稼げるようにしましょう。
- 1日必ず5,000円稼ぎ切ろうとしない
- 資金管理に見合わないレバレッジにしない
- 日々の分析や勉強を継続して行う
1日必ず5,000円稼ぎ切ろうとしない
1つ目の注意すべき点は、1日必ず5,000円稼ぎ切ろうとしないことです。1日の損益目標を立てて必ず目標達成することを意識してしまうと、無理なトレードをしやすくなるので注意です。
自分都合で取引しても利益を必ず上げられるわけではないため、注意しましょう。
資金管理に見合わないレバレッジにしない
資金管理に見合わないレバレッジにしないことも大切といえます。少額の資金でレバレッジを上げすぎてしまうと、リターンも大きくなりますがリスクも比例して大きくなってしまいます。
プロのトレーダーでもない限り、リスクの大きい取引をしても5,000円稼ぎ続けることは難しいため避けましょう。
日々の分析や勉強を継続して行う
3つ目の注意点は、日々の分析や勉強を継続して行うことです。FXトレードは自分の取引技術を磨くことでさらに、新しい取引の仕方や手法を見つけられます。また、取引の精度を向上させることが可能です。
そのため、日々相場の分析を行いつつ、自分にはないFXの知識を勉強していくことが大切となります。
FXで1日5000円稼ぐためによくある質問
まとめ
今回は、FXで1日5,000円稼ぐ方法や難易度、具体的な取引スタイルなどについてご紹介しました。自分に合った取引手法や資金管理を見つけることができれば、安定して5,000円稼ぐことができるようになります。
また、資金に関しては用意できるのなら30万円以上を目安に取引を開始してみてください。稼ぐためのポイントや注意点を意識しながら精度の高いトレードを目指しましょう。