2022年に仮想通貨(暗号資産)投資をしていた20歳~60歳の男女計330名に、仮想通貨(暗号資産)投資に関するアンケート調査を実施いたしました。
- 仮想通貨取引を始めてから2年未満の投資家は全体の半数以上を占める58.2%。
- 2022年に一番多く投資をした仮想通貨銘柄のうち一番多かったのはビットコイン(70.9%)、次いでイーサリアム(31.5%)。
- 仮想通貨銘柄選びにおいては、その銘柄の現在の時価総額の高さよりも、信用度や将来性を重視して投資をする投資家が多い。
- 2022年はFTX破綻など仮想通貨界に大きなショックがあったものの、利益が前年より増えた投資家は47.3%おり、2023年も引き続き仮想通貨への投資を行う予定と回答した投資家は全体のおよそ8割を超える82.7%にのぼった。
仮想通貨(暗号資産)取引を始めて2022年で何年目でしたか?
仮想通貨は2017年のブームから認知度が高まってきたところで、投資経験が3年未満のプレイヤーが75%近くを占める結果となり、ライト層が多い結果がうかがえます。
2022年、一番多く投資をした仮想通貨(暗号資産)銘柄は何したか?
最も人気の銘柄は、ビットコインという結果になりました。CoinMarketCapによると、現時点で18,000以上の仮想通貨銘柄が登場していますが、ビットコインの立ち位置は揺るぎません。
とはいえ、近年はビットコインも含め仮想通貨全体が低迷しており、将来性が気になる方も多いでしょう。
2022年、2番目に多く投資をした仮想通貨(暗号資産)銘柄は何でしたか?
ビットコインに続き、イーサリアムも不動の人気です。従来通り、ビットコインに次ぐ2位の位置付けを維持しています。気になる2023年に入ってからの価格動向ですが、ビットコインとは異なり弱気相場からスタートしています。
また、イーサリアムなどアルトコインの価格はビットコインに左右されるため、ビットコインが高騰すれば価格上昇する可能性があるでしょう。
仮想通貨(暗号資産)の銘柄選びで最も重要視したことは何でしたか?
仮想通貨の銘柄選びでは、最も重要なのが信用度という結果になりました。仮想通貨界隈では絶えず新しい通貨・プロジェクトが登場していますが、信用できない銘柄も非常にたくさんあるのが現状です。
さらに、最近話題のNFTゲームに関しても、ポンジスキームのような仕組みのサービスは少なくありません。ポンジスキームとは、投資家から資金を集め続け、最後は逃亡する詐欺スキームです。仮想通貨は詐欺が多いという背景を踏まえ、信用度を重視する投資家が多くなっています。
2022年、一番多く利用した国内取引所はどこでしたか?
最も多く利用された取引所は「Coincheck」となりました。CoincheckはアプリDL数540万ダウンロードを突破し、初心者から上級者まで幅広く指示される国内取引所です。
500円程度から仮想通貨を購入できる上に、取扱銘柄もメジャーなBTC、ETHはもちろんマイナーなアルトコインも上場しており申し分なし。
諸々の手数料も無料で始められるため、無駄なコストにとらわれることなく快適な仮想通貨投資が行なえます。
2022年、一番多く利用した国内取引所はどこが気に入っていましたか?
取引所の利用において大切な項目の一つに手数料の安さが挙げられます。
スプレッドとは通貨の買値・売値の差で、スプレッドが広ければ広いほど不利な価格での約定となってしまいます。
2022年、仮想通貨(暗号資産)取引における利益はどのくらいですか?(2021年以前の取引と比較して)
仮想通貨の価格が低迷し、損失を被った人も少なくないと予想されますが、意外にも資産は増えている人が多いようです。資産が増加している人は半分近くに上り、逆に資産を失ってしまった人は、わずか3割未満でした。
確かに、仮想通貨価格は下落していますが、今から投資を始める人にはあまり関係がありません。
2023年も仮想通貨(暗号資産)の保有を引き続き行う予定ですか?
ニュースやSNSでは「仮想通貨のブームは去った」などネガティブな意見も見られますが、投資を続ける意思がある投資家が大部分を占めています。
特に、人気のある通貨・プロジェクトには熱狂的なファンもおり、価格が下落したなど表面的な理由では手放さないというケースも考えられるでしょう。
アンケート調査の概要
仮想通貨(暗号資産)投資に関するアンケート調査 | |
調査方法 | Fastask(株式会社ジャストシステム運営) |
調査対象 | 2022年に仮想通貨(暗号資産)投資をしていた47都道府県内在住の20歳~60歳の男女 |
調査目的 | 2022年の仮想通貨(暗号資産)投資にまつわる調査 |
有効回答数 | 330名(男性228名、女性102名) |
対象地域 | 日本国内 |
調査実施日程 | 2023年1月9日(月)〜16日(月) |