登録販売者の試験難易度や合格率、資格取得のコツなど徹底解説

登録販売者は、薬局や街のドラッグストアなど身近な場所で活躍できることから多くの人が取得を目指す資格です。

また、試験を受けるための資格が決められていないこともあり、取得を目指しやすい点は支持される理由と言えるでしょう。

そこで今回は、気になる登録販売者の資格取得難易度について解説。合わせて、合格のコツやおすすめの通信講座も紹介するので参考にしてみてください。

資格取得の難易度や合格するための勉強時間などにも触れていくため要チェックです。

【2022年最新】登録販売者試験の合格率・難易度

登録販売者

登録販売者とは、風邪薬や鎮痛剤などの第2類・第3類の一般医薬品を販売できる専門資格です。2009年の薬事法改正により誕生し、薬剤師が不在でも登録販売者がいれば販売できます。

登録販売者の資格取得には、実務経験・受講必須科目・年齢制限などが決められていません。つまり、未経験でも取得できるため、学校に通わなくても幅広い人が資格取得を目指せることはメリットの1つでしょう。

ここからは登録販売者試験の難易度を解説していくため、ぜひチェックしておいてください。

登録販売者試験の合格率の平均は41.5%

登録販売者の資格取得を目指す

登録販売者の合格率は、厚生労働省の「令和2年度登録販売者試験実施状況」によると、全国平均で41.5%となります。

決して合格率は低い数値ではないため、多くの人が取得を目指しやすいことが合格率から分かるでしょう。

初めて登録販売者の勉強する方にも取得しやすい資格と言えますね。

令和2年度登録販売者試験実施状況 – 厚生労働省

登録販売者試験は都道府県によって内容が異なる

登録販売者の資格取得を目指す

登録販売者の試験は全国各地で実施されており、複数の都道府県で受けることも可能です。しかし、各都道府県で合格率には差があるため、取得を目指すうえで把握しておくべき情報と言えます。

厚生労働省の「令和2年度登録販売者試験実施状況」では、各地道府県の受験者数・合格者数・合格率が以下のように発表されています。一部を表にまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

都道府県 受験者数 合格者数 合格率
東京都 4,437名 1,464名 33.0%
埼玉県 2,490名 749名 30.1%
愛知県 2,786名 1,561名 56.0%
広島県 1,039名 604名 58.1%
福岡県 2,655名 1,154名 43.5%

上記でピックアップした都道府県を比較すると、全国で最も合格率が高いのは広島県の58.1%です。一方で、最も合格率が低いのは埼玉県の30.1%となります。

受験するエリアで合格率に大きな差があること、複数の都道府県で受験できることを踏まえると、合格率を事前に調べて数値の高い地域で試験に挑戦することが重要と言えるでしょう。

また、登録販売者試験は、厚生労働省が作成した「試験問題の作成に関する手引き」をもとに出題されます。

問題は全部で5項目から構成され、医薬品全般に関する基礎的な知識を必要とします。しかし、この手引きのうちどこが出題されるかは、都道府県・年度で異なることが注意したいポイントです。

地域で試験の難易度が異なるため、受験地を決めることは、資格取得に一歩近づくと言っても過言ではありません。

出典:令和2年度登録販売者試験実施状況 – 厚生労働省

登録販売者試験は他の試験と比較して難易度が高い?

登録販売者の資格取得を目指す

医療に関する資格で言えば、登録販売者の難易度は中間に位置すると考えられます。登録販売者と同じ程度の合格率となる資格には、調剤事務管理士があります。

しかし、合格率は同じ程度でも学習期間の目安は、調剤事務管理士が3ヶ月程度と短いことから、登録販売者の方が難易度は高いと言えるでしょう。

そして、別の医療系資格としては薬剤師が有名です。薬剤師の資格取得は難しそうなイメージを持つ人は少なくありませんが、合格率は60%~80%と高いデータが出ています。

ただ、薬剤師試験は6年制薬学部の卒業資格保持者しか受けられないため、受験資格を得るまでが非常に険しいです。一方で登録販売者は、誰でも受験資格がある点から、勉強さえすれば資格取得は不可能ではありません。

また、他の医療系資格と比較した場合では、介護福祉士は登録販売者より難易度が低く、ケアマネジャー・社会福祉士より難易度が高い資格と考えられます。

登録販売者は、他の医療系資格と比較的しても取得しやすいおすすめの資格です。

出典:ユーキャン

登録販売者試験に合格するための勉強時間はどれくらい?

登録販売者の資格取得を目指す

登録販売者の資格を取得するにあたって、勉強時間はだいたい300時間程度と考えられています。もちろん個人差があるため一概には言えませんが、おおよその勉強時間として捉えておきましょう。

単純に計算すると、300時間を勉強に充てるには平日一日あたり2時間・休日一日あたり4時間勉強したとして約4ヶ月です。時間を見つけて一日当たりの勉強時間を増やしたとしても、だいたい3ヶ月~4ヶ月かかると考えられます。

また、仕事と両立して勉強する場合は、本業に支障をきたさぬよう継続することが重要です。そのため、無理なスケジュールを立てず、きちんと継続することを心掛けてください。

試験の日程は各都道府県で異なるため、受験する地域の日程を事前に確認したうえで、学習スケジュールを考えましょう。

出典:資格のキャリカレ

登録販売者試験に合格するコツ

得意分野はスピーディーに解く

登録販売者の資格取得を目指す

登録販売者試験は5項目、全120問を240分で解かなければいけません。つまり、単純計算で考えると、1問あたり2分以内で問題を解き終える必要があります。

また、途中でわからない問題が出てきたことで考え込んでしまっては大きなタイムロスとなり、残りの問題をきちんと考えたうえで回答できないという事態に陥りかねません。

そのような事態を防ぐためにも、得意分野から優先してスピーディーに解くことがおすすめです。なお、登録販売者試験の分野は以下の5項目が該当します。

分野5項目
  • 医薬品に共通する特性と基本的な知識
  • 人体の働きと医薬品
  • おもな医薬品とその作用
  • 薬事関係法規・制度
  • 医薬品の適正使用・安全対策

これら5項目の出題される順番は決まっていないため、試験本番で臨機応変に優先順位を決める必要があります。本番で慌てないよう、日頃から過去問・模擬試験に慣れておきましょう。

出典:ユーキャン

マークシート方式を有効活用する

登録販売者の資格取得を目指す

登録販売者試験の回答はマークシート方式です。このマークシート方式を有効活用することが、合格に繋がる一歩と言えます。

マークシートは記述式と異なり、答えさえ分かれば番号を塗りつぶすだけです。そのため、答えがわかった問題からサクサクと時間をかけずにスピーディーに答えていきましょう。

また、答えが分からない問題でも、一か八かで答えられる点はマークシートのメリットです。ただし、気を付けなければならないのは「まとめて一気に塗りつぶす」という方法を取ることです。

 最後にまとめてマークを塗りつぶす方法は、試験の時間内に塗りつぶせないことがあるためリスクが極めて高いです。

マークシート方式は、塗りつぶされた箇所を機械で読み取り正誤を判定しているため、きちんと塗りつぶせていなければ答えが合っていても回答としてみなされないケースも少なくありません。

一見マークシートを利用する試験は簡単そうですが、慣れていないと苦戦してしまう方式です。しっかり全問題に回答することで、少しでも得点アップに繋げましょう。

通信講座で学ぶ

登録販売者の資格取得を目指す

登録販売者試験に合格するには、出題範囲を絞る必要があります。しかし、「試験問題の作成に関する手引き」から出題範囲を見極め、効率的に勉強することを自分で行うのは難しいかもしれません。

そのような場合、通信講座の利用がおすすめです。通信講座は教材の提供だけでなく、最新の試験に関する情報を研究していることから、出題されやすい項目の把握にも役立ちます。

また、資格取得のに必要な勉強をサポートしてもらえるため、独学よりモチベーションを維持しやすいでしょう。

通信講座は、費用・カリキュラム内容などによって様々なものが用意されているため、事前にリサーチをして自分に合ったものを探してみてください。

登録販売者試験におすすめの通信講座3選

ユーキャン

ユーキャン

ユーキャンのおすすめポイント
  • 合格するだけでなく知識もしっかり身に付けたい人におすすめ
  • 資格との相性診断が受けられる
  • テキストを読んで勉強する通信教育

ユーキャンでは、4冊のテキストなどを使い6ヶ月間をかけてじっくり勉強するカリキュラムになっています。合格することも大切ですが、時間をかけて知識を積み上げたい人にもおすすめです。

また、ユーキャンでは資格との相性診断を受けられます。簡単な質問に答えるだけで、自分が登録販売者に向いているかを診断できるため、資格の取得を検討している方は活用してみましょう。

テキストを読んで勉強する通信教育となるため、自分のペースで進められます。
講座数 155種類
主な講座ジャンル
  • 法律・ビジネス
  • 医療・保育
  • 介護・福祉
  • 美容・ライフスタイル
  • IT・パソコン
  • 心理
  • 公務員・高卒認定
  • 食・料理
  • デザイン・イラスト
登録販売者の受講費用(税込) 月額3,700円×12回
支払い方法
  • クレジットカード
  • 払込用紙での支払い
運営会社 株式会社ユーキャン

出典:ユーキャン

資格のキャリカレ

資格のキャリカレ

資格のキャリカレのおすすめポイント
  • 丁寧な添削で知識も付き励みにもなる
  • WEB学習が可能で隙間時間を有効活用できる
  • 不合格の場合全額返金制度あり

資格のキャリカレは、テストの添削が丁寧という嬉しいポイントがあります。通信講座で資格の勉強をすると、どうしても孤独を感じてモチベーションを維持し続けることは難しいかもしれません。

その点、テストの添削を含めた無理なく学べるサポート体制が充実しているため、学習に取り組みやすい環境が整っている点は魅力として挙げられます。

なお、テストの添削は講師による手書きメッセージが添えられているため、勉強を行う励みにもなるでしょう。知識が付くことだけでなく、勉強に対するモチベーションが高まることは資格取得の勉強に必要な要素です。

また、WEBでの映像授業もあり、スマホやパソコンがあればいつでもどこでも学習を進められます。移動時間・休憩時間などの隙間時間を活かせば、忙しい社会人でもまとまった時間を確保する必要がありません。

万が一不合格になった場合でも、安心の全額返金制度が用意されています。
講座数 150種類以上
主な講座ジャンル
  • 心理学・カウンセラー
  • 医療・福祉・保育
  • ペット・トリマー
  • 風水・占い
  • 癒し・健康・ボディケア
  • ブライダル・ファッション
  • ビジネススキル
登録販売者の受講費用(税込)
  • 月額2,340円×24回(一括払い48,500円)※ネット申込:月額1,860円×24回(一括払い38,500円)
支払い方法
  • クレジットカード
  • Amazon Pay
  • コンビニ・ゆうちょ銀行・郵便局での振り込み
  • 代金引換
運営会社 株式会社キャリアカレッジジャパン

出典:資格のキャリカレ

LEC東京リーガルマインド

LEC東京リーガルマインド

LEC東京リーガルマインドのおすすめポイント
  • 反復学習により知識を頭に擦り込める
  • 申し込み前でもサンプルが多く安心
  • パックがシンプルで内容がまとまっている

LEC東京リーガルマインドでは、勉強が苦手な人を想定したカリキュラム・教材が特徴です。資格取得の勉強を行う際に、内容が苦手で飽きてしまう、内容を覚えられないといったことを課題とする人は少なくありません。

しかし、LEC東京リーガルマインドでは、反復学習を重視しているため、少しずつ知識を頭に擦り込んでいけます。講座の内容も、テストに出やすい重要項目を優先しており、効率的に対策できるのです。

また、サンプル動画をYouTubeで公開しているため、申し込み前に講座内容をイメージしやすくなっています。

サンプル動画はガイダンスだけでなく、学習講座・復習講座など全ての内容が含まれるため、資格取得までのイメージをするために動画を視聴してみてください。

講座で使用する教材は、必要な箇所だけをまとめた無駄のない内容となっています。
講座数 117種類
主な講座ジャンル
  • 法律系
  • 公務員系
  • 簿記・会計系
  • 労務・キャリア系
  • 不動産系
  • 福祉・医療系
  • ビジネス実務系
  • IT・情報・パソコン系
  • 電気・技術系
登録販売者の受講費用(税込) 53,980円~59,070円
支払い方法
  • クレジットカード支払い
  • インターネットバンキング・ATM払い
  • 銀行振込
  • コンビニエンス支払い
  • PayPay支払い
  • 教育クレジット分割払い
  • 代金引換
  • GO!GO!ポイント決済
運営会社 株式会社東京リーガルマインド

出典:LEC東京リーガルマインド

まとめ

この記事では、登録販売者の資格取得難易度と合格のコツ・おすすめの通信講座3選を解説しました。

登録販売者の試験合格率は決して低くないため、比較的取得しやすいことはメリットと言えるでしょう。しかし、都道府県で試験の出題内容が異なり、受験地によって合格率は異なります。

そのため、事前に合格率の高い地域をチェックしておくことも、資格取得において重要な方法の1つです。

登録販売者の資格取得を考えている方は、効率良く学べる通信講座を活用して、試験合格を目指してください。

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