電験三種の難易度が高いって本当?合格率や勉強時間など解説

電験は電気設備工事や保守・点検・運用などの仕事をする方にか欠かせない資格。そのため、毎年4万人前後の方が受験する人気の資格です。

しかし、これから電気関係の仕事をしたいという方でも、最初の悩みどころは、「国家資格となると、難易度はかなり高いのかな?」「どのように勉強したらいいのかわからない」など…。

そこで当記事では、電験三種の科目別難易度と、合格までに必要な勉強時間について解説していきます。

最後におすすめの通信講座も紹介しているので、参考にしてみてください!

電験三種の資格概要

電験三種 試験

資格種別 国家資格
受験資格 制限なし
受験料 ネットからの申し込み:4,850円
書面での申し込み:5,200円
試験形式 マークシート・五肢択一式
合格率(令和3年度) 11.5%
受験科目 理論・電力・機械・法規

電験三種は、事業用電気設備の保安監督を独占業務としており、電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物の保守・点検・運用などを主な業務としています。

そのため、電気関係の仕事をする上では欠かせない資格の一つで、人気の資格となっており、企業からも需要の高い資格となっています。

資格を取得すると、電力会社・発電所や変電所などの電気会社だけではなく、建設会社、ビル・マンションなどの管理会社など、幅広い業界で活躍できます。

 オール電化が進む現代社会において、有資格者は需要も高く、注目を集めています。

受験資格に制限はなく、誰でも挑戦することができます。受験科目は、それぞれ理論・電力・機械・法規の4つから構成されています。

また、電験三種を取得すれば、二種・一種を取得する際にも優遇され、キャリアアップにも役立ちます。

電気設備を設置している事業者の場合、工事・保守・運用の監督者には有資格者を選任することが法律で義務化されています。

電験三種の試験範囲・内容

理論
  • 電気理論
  • 電子理論
  • 電気計測
  • 電子計測
電力
  • 発電所及び変電所の設計及び運転
  • 送電線路及び配電線路の設計及び運用
  • 電気材料に関するもの
機械 a.電気機器
b.パワーエレクトリニクス
c.電動機応用
d.照明
e.電熱
f.電気化学
g.電気加工
h.自動制御

i.メカトロニクス
j.電力システム
以上に関する情報伝送及び処理に関するもの
法規
  • 電気法規(保安に限る)
  • 電気施設管理

電験三種の受験科目は上記の通り、大きく4つに分けられます。「学習量が多そう」と感じる方もいるでしょう。しかし、決して4科目まとめて合格する必要はありません。

科目別合格制度があるので、科目別に合格を狙いに行くことも資格取得の手段の1つです。3年以内に4科目合格すれば資格は取得できます。

 制度をうまく活用することで、合格することも可能です。積極的に活用しましょう。

合格するには、各科目60%以上の点数を収めることが合格ラインの目安です。完璧に習得するよりも、苦手な科目を作らず、どの科目においても70%以上取ることが合格への道となります。

また、最近の電験三種試験は、高度な専門知識よりも基礎的な知識・学力を問う傾向にあります。また6割が計算問題であることも特徴です。

しっかり過去問を利用して傾向を掴み、慣れておくことも重要です。

電験三種の合格率は?難易度は高い?

電験三種 合格率

電験三種の合格率

受験者数 合格者数 合格率
平成29年度 45,720 3,698 8.0
平成30年度 42,976 3,918 9.1
令和元年度 41,543 3,879 9.3
令和2年度 39,010 3,836 9.8
令和3年度 37,765 4,357 11.5

上記の表は電験三種の直近5年間の試験結果です。毎年4万人前後が挑戦する非常に人気の試験ですが、合格率は例年10%前後と10人に1人程度しか合格しません。

電験三種は昭和60年から始まった歴史の長い試験ですが、開始当初から合格率は10%前後で推移しています。

国家資格の中でも、合格率は10%前後の難関資格の1つです。

電験三種の難易度は高め

この電験三種の試験の特徴として、過去に出題された問題を繰り返し出題されることがほとんど無いということが挙げられます。

類似問題であっても出題形式を変えるなど、基礎知識がなければ合格は難しいことが低い合格率につながっていると考えられます。

ただし、経験や実務経験がなければ合格できないというわけではありません。基礎を身につけ、しっかり対策すれば、誰でも合格は狙うことができます。

電験三種合格のための学習時間・対策を解説していきます。

独学で合格できる?勉強時間はどれぐらい?

電験三種 難易度

合格に必要な勉強時間は1000時間⁉︎

一般的に、電験三種に合格するための学習時間の目安は1000時間と言われています。

仮に1000時間を毎日するには、1000時間を365日で割ると2.7時間。毎日約3時間という計算になります。しかし、365日欠かさず勉強することは現実的に難しいでしょう。

体調との兼ね合い、仕事、学校などと並行して学習する方は特に難しくなります。しかし、この学習時間を見て「やっぱり自分には無理」と感じた方も諦める必要はありません。

忙しい方でも、学習の進め方ひとつで十分に合格を勝ち取ることができるので、安心してください!

科目別合格制度とは?

上記の通り、電験三種の試験は、理論・電力・機械・法規の4つの科目から構成されています。この4つの科目それぞれで1度合格すると、その後2年間は免除される制度です。

以下で、科目別合格制度の活用例を紹介します。

(例1)理論にだけ合格できた場合
  • 翌年と翌々年は、電力・機械・法規の3科目のみの受験となります。
  • 翌々年までに合格できなければ、理論は再度受験することとなります。
(例2)1年目に理論、2年目に電力に合格し、3年目は機械に合格した
  • 3年目は機械と法規の2科目で受験可能
  • 3年目に法規に合格できなかった場合、4年目は理論と法規で受験

このように、合格から2年目の受験で合格できなければ、1年目に合格した科目の合格は取り消されるため、再度受験する必要があることが注意すべき点です。

要するに、3年の間に4科目全てに合格すれば資格を取得できるということになります。

しかし、目別合格制度をうまく活用することで、負担を軽減した上で、電験三種の資格取得を狙うこともできます。

仕事と並行して学習する方など忙しい方には、科目別合格制度の活用もオススメです。実際に過去のデータからも、毎年4万人前後の受験生の中で、1万人〜2万人が科目別で合格となっています。

制度をうまく活用して合格を目指しましょう!

独学で合格するには?

電験三種 独学

電験三種に独学で合格することも不可能ではありません。受験資格も制限はありませんので、学校に通う必要もなく、誰でも受験することができます。

電験三種に独学で合格するためのポイントは以下の通りです。

電験三種に合格するためのポイント
  • 参考書は統一し、できるだけ1冊をやりこんで完璧にする
  • 科目別に学習する順序を工夫する

まずは、一冊のテキストを決めて、それを何度も繰り返し行い完璧にすることを目標に学習を進めましょう。

また、電験三種に参考書は非常に種類も豊富に取り揃えられています。科目別に参考書が販売されていることも珍しくありません。

その際、同じ出版社、同じシリーズの参考書で統一することが重要です。バラバラになると参考書内のデザインや書き方も異なり、場合によっては学習方法も異なる可能性も。

同じシリーズのテキストで統一し、完璧になるまで繰り返しこなしていくことが重要。
独学で合格するには?

また、電験三種は科目別合格制度が用意されているため、学習も科目別に進めることをおすすめします。どの科目からどの順番に学習を進めるかも工夫すると、効率的に学習を進められるでしょう。

 理論(基礎)→電力・機械(実践)→法規(まとめ)

この進め方が最もおすすめです。まずは理論で基礎を固め、電力・機械の実践分野を学びます。電力と機械の順番はどちらでも問題ありません。

法規はまとめのような分野になるので、これまでの集大成として学習に臨みましょう。

学習の進める順番の工夫次第で、かかる時間も習得度合いも異なります。効率よく学習を進めましょう!

最短で合格したい方は通信講座がおすすめ

電験三種 通信講座

「時間があるが、できるだけ最短で合格したい!」「独学には不安がある」「どのテキストを利用すれば良いかわからない」という方には、通信講座がオススメです。

独学の場合、学習スケジュールを自分で立てて進めなければいけないだけでなく、テキストの選定、モチベーションの維持など、学習以外に時間と労力を使わなければならない場面が多々あります。

 学習する上では、わからないところもたくさん登場します。独学の場合は、それらも自分で調べ、解決しなければなりません。

そのため、独学には不安がある、どのように進めたらいいのかわからない、どんテキストがいいのかわからないといった方も多くいます。

そこで、通信講座を利用すると、合格するために作成されたテキストも用意され、わからないところは専門の講師に質問することで、すぐに解決することもできます。

より学習に集中したい、最短で合格を目指したいという方には通信講座の利用がオススメです!

電験三種の取得におすすめの通信講座

ユーキャン

電験三種 ユーキャン

こんな人にオススメ!
  • わからないことはすぐに解決したい
  • 大手の通信講座の方が安心できる
  • 模擬試験などで実力を確かめたい
  • スキマ時間も効率よく学習したい

ユーキャンは過去300名以上の受験者を合格に導いてきました。過去の試験を徹底分析し、誕生した効率よく合格するためのテキストが用意されています。

基礎から12ヶ月で着実に学べるカリキュラムが整備されており、実務経験なし、初学者の方でも安心して合格を目指すことができます。

 大手通信講座であるユーキャンがこれまで培ったノウハウで作成されたカリキュラムとテキストとサポート体制で安心して学習できます。

また、添削課題や模擬試験なども用意されているため、ただインプットするだけでなく、学習した内容を実際に確かめることもできます。

また、わからないことなどはメールなどで質問することもでき、専門の講師が丁寧に開設してくれます。

web学習サービスも提供されているため、スマホ等でスキマ時間も効率よく学習できます!

運営会社 株式会社ユーキャン
講座数 150講座以上
ジャンル ビジネスから趣味まで
講座価格 一括:69,000円
分割:4,980円×14回
(69,720円)
無料資料請求 あり
各種割引制度 あり

出典:ユーキャン-電験三種講座

たのまな

電験三種 たのまな

こんな人にオススメ!
  • できる限り費用を抑えたい
  • 最短で資格取得したい
  • サポートが充実している通信講座がいい
  • 資格取得を目指す仲間が欲しい

 

たのまなには受講生からの声で生まれた「絆サポート」と呼ばれる、とにかく充実のサポートが用意されています。プロの講師に回数無制限で質問し放題なのも特徴のひとつです。

また、通信講座はどうしても孤独になりがちでもあります。そこで、資格試験に関する情報交換ができるヒューマンアカデミーコミュニティもあります。

 独学では、情報収集やモチベーションなどのメンタル維持もセルフでする必要があるので、意外と学習以外の部分でつまずいてしまう方もいるでしょう。

コミュニティでは、自分と同じ資格取得を目指す仲間と交流することで情報交換、モチベーションの維持にも非常に役立ちます。

仲間の方が気軽に質問できたりするので、お互いに教え合うというのも良いでしょう!

また、資格取得後の就職・転職に関しても、専門のカウンセラーに相談することができ、求人の紹介など、内定までしっかりサポートしてくれます。

 受講中・資格取得後までサポート体制は非常に充実しています。

また、費用も3万円台と通信講座の中では比較的手頃で、標準学習期間は6ヶ月と短い学習期間で合格を目指すことができます。

また、万が一の際にも受講サポート期間を無料で延長することも可能です。

最短・最安で合格を目指すことができ、万が一の際にもサポートを受けられるのは非常に魅力的です!
運営会社 ヒューマンアカデミー株式会社
講座数 250講座以上
ジャンル ビジネスから趣味まで
講座価格 一括:33,000円
分割例:10回(初回:3700円、2回目3,400円)
無料資料請求 あり
各種割引制度 あり

出典;たのまな-電気主任技術者 電験三種受験講座

JTEX

電験三種 JTEX

こんな人にオススメ!
  • 科目別のコースで集中的に学習したい
  • 最新のテキストで学習したい
  • 実績のある通信講座で学習したい

JTEXとは、公益目的のために認可された職業訓練法人です。日本技能教育開発センターと呼ばれる主にものづくり関連の通信講座を提供しています。

そのため、電験三種に関しては今までに52,000人の方がこのJTEXの電験三種講座を受講するなど30年にわたる実績があります。

長い歴史がありますが、毎年テキストは最新のものにアップデートされているため、常に最新のテキストで学習することができます。

 国から認可された通信講座のため、企業の資格取得支援なども行っているので、安心して受講できます。

コースは非常に豊富に取り揃えられており、電験三種の科目別合格制度にも対応できるよう、電力コース、理論コース、機械コース、法規コースなど科目別コースも用意されています。

科目別に受講できるのは、他社にはない魅力です。そのため、自分に最適なコースを選択することで、結果的に最安で受講できる可能性もあります。

自分の受験方法や学習の進め方に合わせて最適な講座を受講しましょう!
運営会社 職業訓練法人 日本技能教育開発センター
ジャンル ものづくり関連資格
講座価格 マスターコース:44,000円
受験講座+模擬テスト:37,400円
科目別(理論コース):15,400円
無料資料請求 あり
各種割引制度 あり

出典:JTEX 職業訓練法人 日本技能教育開発センター公式サイト

まとめ

電験三種は国家資格であり、受験者は毎年4万人前後いる中で、合格率はわずか10%前後と難関資格となっています。

しかし、電験三種の資格が独占業務もあり、関連企業にとっても非常に需要のある資格の1つです。ぜひ、科目別合格制度やおすすめの通信講座なども活用して資格取得を目指しましょう。

資格を取得して、自らのキャリアにも活かしていきましょう!

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