
ビットコインをはじめとする仮想通貨は新たな投資対象として近年注目を集めており、これから始めたい方も現在投資している方にとっても仮想通貨やビットコインの今後がどうなるのかは気になるところですよね。
もし仮想通貨やビットコインの今後の将来性が高いのであれば投資することで資産を増やせますが、暴落の予想はないのか、2022年の動向が気になります。
そこでこの記事では、仮想通貨やビットコインが今後どうなるのか、暴落する可能性を多角的に検証し徹底解説しています。

金融庁の暗号資産交換業者に登録されているCoincheckは、親会社が東証一部上場企業であるマネックスグループ株式会社であることからセキュリティ技術も非常に高く、安心・安全に仮想通貨取引が可能。
500円から17種類もの仮想通貨が購入でき、さらに自動積立サービスを利用することで初心者をはじめ毎日チャートを追えない方や初心者も一定額を毎月自動で投資してくれるので着実に増やすことができます。
Contents
仮想通貨全体の今後を予想
2022年以降、仮想通貨業界全体はどうなっていくのでしょうか?これまでの動向をもとに将来性を予想していきます。
2021年までの仮想通貨業界の動向
前述したように2021年までに仮想通貨業界では、たくさんのポジティブなニュースがありました。「BTCの最高値更新」「エルサルバドルで法定通貨になる」「ビットコインETFの承認」などです。
このようにビットコインだけでなく仮想通貨全体でブームが起こっており、2021年までにいろんな通貨が高騰しています。

2021年までの仮想通貨業界のネガティブなニュース
一方でネガティブなニュースもありました。中国では中央銀行が仮想通貨全面禁止に踏み込む通知をし、マイニング参加者への懲罰的な手法の導入も検討すると発表。
また2021年末頃から仮想通貨業界全体が下落トレンドに入っており、2022年5月現在もトレンド転換していません。今後しばらくはレンジ相場が続く可能性も高いでしょう。
出典:「ビットコイン禁止令」中国が徹底排除にこだわるワケ -毎日新聞
出典:テスラ、ビットコイン決済を停止 「環境負荷を懸念」 -日本経済新聞
仮想通貨の将来性が高い理由
ただし、年単位で見た場合、仮想通貨業界全体の将来性は明るいでしょう。理由は以下です。
- 仮想通貨決済可能な店が増えている
- 送金手段として注目
- プラットフォームとしての価値が高まっている
- 参入企業が増えている
- ビットコインのマイニングが残り10%
- メタバースが新しい経済圏を生み出す
仮想通貨決済可能な店が増えている
仮想通貨の将来性が明るい1つ目の理由は、決済可能な店が増えていることです。
海外ではスターバックス・コカコーラ・ケンタッキー・ピザハットなどビットコイン決済受け入れ企業が増加しています。
また米決済企業『PayPal』では、BTCだけでなくETH・LTC・BCHなどでも決済が可能。PayPalアプリにも仮想通貨オンライン決済機能が追加され大きな話題となりました。
出典:スターバックス、ペイパル、コカ・コーラなど、ビットコインによる決済を受け入れる企業が増加 -BUSINESS INSIDER
出典:米ペイパル、アプリに仮想通貨オンライン決済機能追加 -あたらしい経済
送金手段として注目
仮想通貨は送金手段としても注目されています。法定通貨を海外送金した場合、数日かかるのが一般的ですが、仮想通貨なら数十分〜数時間で送金可能。
特にリップルは数秒で海外送金できるため、ブリッジ通貨として利用されています。
日本円→ドルに換金する際、日本円→XRP→ドルと間にXRPを挟むことで、高速かつ手数料を抑えながら換金が可能となります。
現在国際送金をするときは「SWIFT(スイフト、国際銀行間通信協会)」が仲介していますが、新たな送金手段として仮想通貨が注目されています。

プラットフォームとしての価値が高まっている
プラットフォームとしての価値が高まっているのも、仮想通貨が将来明るいと予想できる理由の1つです。現在イーサリアムベースのDeFiやNFTなどは増加しています。
国や企業のサービス・病院などいろんな所で、仮想通貨のプラットフォームが使用されており、今後も需要が高まっていく可能性は高いでしょう。
参入企業が増えている
たくさんの大手企業が参入を続けているのも、将来性が明るい理由です。
2021年には東証1部上場企業の「株式会社ネクソン」が1億ドルのBTC購入を発表しましたし、トヨタ自動車や三菱東京UFJなどはイーサリアム企業連盟に加盟しています。

ビットコインのマイニングが残り10%
2021年12月13日に流通しているビットコインの総量の総供給量の90%がマイニングされました。これにより、マイニングできる残りは10%です。※2022年5月26日現在、マイニングの進捗は確認できていない

メタバースが新しい経済圏を生み出す
近年注目されている仮想空間の「メタバース」。仮想空間上に人が集まり、色んな人がさまざまな体験サービスを提供しています。
それぞれのプラットフォームには企業も参加しており、サービス売買に仮想通貨が利用されています。
すでにナイキは独自のメタバースを開設していますし、adidasもメタバース参入を発表しました。この流れは今後も加速していくでしょう。

各方面位による仮想通貨・ビットコインの見通し
では著名人は今後のビットコインをどのように予想しているのでしょうか?ここからは仮想通貨の専門家やAIなどのビットコイン見通しを紹介します。
ノボグラーツ氏の予想
ギャラクシー・デジタル・ホールディングスのCEOマイケルノボグラーツ氏が、2022年は「DeFiの年になる」と予想しています。
2021年は顧客確認政策の問題で組織的採用の見通しに悪影響が及び嫌われたが、2022年はこれらが解決されDeFiの都市になるだろうとインタビューで回答しています。

出典:ビットコインに下げ拡大リスク、節目は4.2万ドル-ノボグラーツ氏 -Bloomberg
エルサルバドル大統領の予想
ビットコインが法定通貨となったエルサルバドル。
ネイブ・ブケレ大統領は2022年に10万ドルに達すると予想しています。また2つの国でビットコインが法定通貨として認められるようになるだろうと自身のTwitterで発言しています。
出典:2022年ビットコインはどこまで上がる?海外勢が注目する暗号通貨の相場予測 -MONEY VOICE
トム・ヒギンズ氏の予想
資産運用プラットフォーム『Gold-i』のCEOを務めるトム・ヒギンズ氏。
トム・ヒギンズ氏は「イーサリアムのプルーフ・オブ・ステークへの移行により、ビットコインよりはるかに速いスピードで上昇する」と予想しています。
出典:2022年の仮想通貨業界はどうなるのか、専門家が予測…メタバースの争い、NFT購入にボット、大規模なハッキングなどに注目 -BUSINESS INSIDER
CRYPTO₿IRB氏の予想
楽観的な予想の反面、厳しい予想をする方も多くおられます。暗号通貨の専門家CRYPTO₿IRB氏がその一例です。
CRYPTO₿IRB氏は「暗号市場は方向性のコンセンサスがなく、前後に揺れ動いている。大きな出来事がない限り、ビットコインの価格は下がり続けるかもしれない」と発言しています。
出典:2022年ビットコインはどこまで上がる?海外勢が注目する暗号通貨の相場予測 -MONEY VOICE
ジェシー・パウエル氏の予想
クラーケンCEOのジェシー・パウエル氏は「2022年にビットコインの価格が劇的に下落する可能性がある」と警告しています。
ただしビットコインは一貫して上昇基調にあるので、5年以上のスパンで考えた場合、強気の見方は崩していないと発言しています。
出典:ビットコインが2022年に大幅下落の可能性、クラーケンCEOが指摘 -Forbes JAPAN
AIによる分析
米誌のMarket Watch社が、仮想通貨の今後についてAIの「GPT3」に質問した事例があります。GPT3は仮想通貨に対して以下のように回答しています。
- 仮想通貨に投資するのはよいが、競馬と同じように損する可能性の認識も必要
- 投資は分散が大事
- コストを抑え税金を安くなること
- 方針を変えないこと
価格に関しての回答は得られませんでしたが、投資対象としては問題ないとの見解をAIは出しています。
出典:Artificial intelligence has advanced so much, it wrote this article - Market Watch
仮想通貨の代表格ビットコインに将来性はない?今後の可能性は?
仮想通貨に関する将来性の見解は人によって異なります。しかし現状は将来が明るいと言っても良いでしょう。
この章では仮想通貨の代表格であるビットコインに将来性がある理由を解説していきます。主な理由としては以下の3点です。
- 2021年11月9日にビットコインが最高値を更新
- ビットコインがエルサルバドルで法定通貨に
- ビットコインETFが承認される
2021年11月9日にビットコインが最高値を更新
ビットコインの将来性を最も分かりやすく示すのは価格の上昇でしょう。実際に、ビットコイン価格は著しく上昇しており2021年11月9日には過去最高値※を更新しています。
※出典:ブルームバーグ公式
数年前には、専門家の中には、ビットコインに対して否定的な見解を持つ人たちも少なくありませんでした。
しかし、彼らの予測は完全に外れました。価値が0になるどころか、ビットコインの価格は2022年5月現在約370万円/1BTCです。
将来性が無いものに、世界中の人々が投資することなど、あり得ません。今後の将来性も期待できると考えるのが当然でしょう。

ビットコインがエルサルバドルで法定通貨に
ビットコインは2021年6月9日に、エルサルバドルで法定通貨になりました。エルサルバドル大統領が、ビットコイン法定通貨化の法案を提出し、議会で解決されたためです。
その際、エルサルバドル政府は、仮想通貨ウォレットアプリである「CHIVO(チボ)」を用意。ダウンロードした国民に一人当たり30ドルを配布しました。
一国が法定通貨としてビットコインを採用したのは、歴史上初めてのことです。そのため、この出来事はニュースサイトなどで、大々的に世界中に配信されました。
ビットコインを法定通貨として認める国が現れたことで、他国でも追随する動きが見られるかもしれません。

ビットコインETFが承認される
2021年10月20日にビットコインETFがアメリカで承認されたのは大きな出来事です。ビットコインETFは、過去に何度も上場が却下され2021年にやっと上場が実現しました。
ビットコインETFの上場を受け、ビットコイン価格は10月20日に過去最高費を更新。経済界では大きな話題となりました。
ビットコインETFは投資信託なので、仮想通貨取引所ではなく証券会社で購入できます。
そのため、これまでは仮想通貨に興味を持たなかった、投資家や機関投資家もビットコイン市場に参入する可能性が高まっています。

ビットコインが将来暴落する可能性はある?
「仮想通貨(ビットコイン)の将来は明るい」という声が多い一方で、暴落する可能性も秘めているのが現状です。この章では仮想通貨(ビットコイン)が将来暴落する可能性について解説していきます。
仮想通貨(ビットコイン)が暴落するケースとしては以下のようなケースが考えられます。
- 国際情勢の変化
- 仮想通貨への規制
- 大量売却
国際情勢の変化
仮想通貨(ビットコイン)が暴落するケースとして、国際情勢の変化が考えられます。事実2021年9月にビットコインが1日で10%以上下落するという現象が起きました。
これにはエルサルバドルがビットコインを法定通貨として認めたことが原因と見られています。
この際政府が用意した公式ウォレット「CHIVO」にアクセスできなくなるというトラブルが起きました。このように仮想通貨(ビットコイン)は国際情勢の些細な変化にも影響を受ける可能性があるのです。

仮想通貨への規制
仮想通貨(ビットコイン)は規制が入ることによって、暴落する可能性を秘めています。実際規制によってビットコインの暴落が起きた事例もあります。
これには様々な理由が考察されていますが、中国がビットコインマイニングを規制したことが主な原因だと言われています。
マイニングには大量の電力を必要とし、電力を補うために中国国内の炭鉱が違法に発掘されていた実態を受けて、中国はこのような規制を発表したのです。
以上のように国家が仮想通貨に関する規制を発表すると、イメージが下がってしまい、価格が下落してしまう傾向があります。

大量売却
仮想通貨の大量売却が起こると、価格が下落する原因になります。特に大きな金額のビットコインが動くと下落が起きやすいです。
仮想通貨の市場は株式やFXの市場に比べるとまだまだ小規模で、大量売却の影響を受けやすくなっています。実際2021年に約700万円から約320万円まで暴落したという実例もあります。
今後仮想通貨に投資する際の注意点とは?
仮想通貨は大きな利益を得ることができる一方で、将来を棒に振るほどの損失を負う可能性もあります。
この章では仮想通貨に投資する際の注意点を解説します。大きな損失を抱える可能性もありますので、しっかり把握しておきましょう。
- 最初は少額から始める
- 詐欺には要注意
- リスクがあることを理解する
最初は少額から始める
仮想通貨に投資する際は少額から始めることを心がけましょう。特に初心者の方はいきなり大きな金額を投じないでください。
仮想通貨で利益を出すには、経験と知識が必須となってきます。少額を投資しながら、まずは仮想通貨取引を勉強しましょう。
知識や経験がない状態で大きな金額を投資してしまうと、大きな損失を被る可能性があります。価格変動が起きやすい仮想通貨だからこそ、慎重に投資していきましょう。

金融庁が認可している取引所を利用する
仮想通貨に投資する際、仮想通貨取引所を利用する方法がメインとなっています。
その際は金融庁が認可している取引所かを必ず確認するようにしましょう。金融庁の公式HPから業者を確認することもできます。
出典:仮想通貨交換業者登録一覧
金融庁の許可を受けていない取引所は「みなし業者」と呼ばれており、普通に取引することは可能です。しかしみなし業者は信憑性がない場合も多く、最悪ハッキングなどのトラブルにより、経営破綻するリスクもあります。
詐欺には要注意
ビットコインをはじめとする仮想通貨が投資対象として注目を集めていくにつれて、それを利用した詐欺も発生しています。
「リスクなし」「100%儲かる」といった甘い文句で、詐欺師たちは近寄ってきます。投資に100%はありません。
詐欺の被害に遭うと、言葉巧みに莫大なお金を騙し取られてしまうので、このような言葉には十分注意しましょう。
リスクがあることを理解する
仮想通貨のみならず、投資にはリスクが伴うということをしっかり理解しておきましょう。ハッキングや取引所の経営破綻、規制などによって、仮想通貨は簡単に値崩れしてしまいます。
リスクを軽減することはできますが、完璧に回避するということは不可能です。仮想通貨のリスクを理解しつつ、少しでもリスクを軽減するような行動を心がけましょう。
将来性が期待できる仮想通貨の銘柄4選
仮想通貨は年々種類が増えており、初心者ではどの銘柄を買ったらいいのか分からなくなってしまうでしょう。
この章では将来性が期待できる仮想通貨の銘柄を4つご紹介していきます。今後仮想通貨への投資を考えている方は参考にしてみてください。
BTC(ビットコイン)
世界で初めて作られた仮想通貨。サトシ・ナカモトという正体不明の人物によって、アイデアが生み出されました。
数ある仮想通貨の中でも、トップの時価総額を維持し続けており仮想通貨の王様と呼べる存在です。
ビットコインは作られた当初ほぼ0円に近い価値しかありませんでした。しかし現在では1BTC=500万円(2021年12月現在)程にまで価格を伸ばしています。
それゆえに、今後どこまで価格が上昇するのか、将来性が注目されています。

仮想通貨名 | ビットコイン |
---|---|
通貨単位 | BTC |
発行年度 | 2009年 |
時価総額 | ¥140,205,291,078,365 |
時価総額ランキング | 1位 |
現在(2021年12月16日)の価格 | 5,568,606.44円 |
名称 | Coincheck | DMM Bitcoin | BITPoint | bitFlyer | GMOコイン |
---|---|---|---|---|---|
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取扱銘柄数 | 17種類 | 15種類 | 12種類 | 15種類 | 20種類 |
特徴 |
・約500円から購入可能! |
・初心者、上級者で選べる 2つの取引モード ・数百円から始められる! ・有人LINEアカウントで 365日安心サポート |
・各種手数料が 無料で使える! ・取引ツールが使いやすく AppStore評価常に上位 ・珍しい銘柄を 取り扱っている |
・業界最長7年以上 |
・国内最大級の銘柄取扱数 |
詳細 |
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ETH(イーサリアム)
イーサリアムは、ビットコインに次ぐ時価総額を持つ仮想通貨です。ビットコインには無い、スマートコントラクト(契約の自動化)という機能を持つことが特徴的です。
そのため、DEX(分散型の取引所)や、dApps(分散型アプリ)作成の分野で、すでに実用化されています。
こうした実用性への需要の高まりからか、イーサリアムの価格は2021年に最高値を記録しています。具体的には、2021年11月に1ETH=55万円程度の価格になっています。
単なる投資対象としてだけでは無く、様々な用途で利用可能なイーサリアム。今後も価格が上昇し続けることが期待できるでしょう。

仮想通貨名 | イーサリアム |
---|---|
通貨単位 | ETH |
発行年度 | 2014年 |
時価総額 | 64,433,887,990,404円 |
時価総額ランキング | 2位 |
現在(2021年12月16日)の価格 | 460,124円 |
DOT(ポルカドット)
ポルカドットはイーサリアムの共同開発者である、ギャビン・ウッド氏がかかわり作成された仮想通貨です。
イーサリアムと同様にスマートコントラクトを使用でき独自トークンやdAppsの開発ができます。
さらに、ポルカドットには、イーサリアムの欠点を補う機能があります。イーサリアムは取引量が多くなった時に取引を処理しきれなくなるスケーラビリティの問題を抱えています。

さらに、ポルカドットはインターオペラビリティ(相互運用)可能な点も、注目されています。従来の仮想通貨は、ブロックチェーンの相互運用ができません。
そのため、通貨同士の交換の際には、取引所で通貨を交換する必要があります。しかし、ポルカドットは仮想通貨の交換の際に、取引所を使う必要がありません。
仮想通貨名 | ポルカドット |
---|---|
通貨単位 | DOT |
発行年度 | 2017年 |
時価総額 | 5,359,278,153,701円 |
時価総額ランキング | 8位 |
現在(2021年12月16日)の価格 | 3,079円 |
IOST(アイオーエスティー)
IOSTは、2018年1月に作られたプラットフォームです。スマートコントラクトの機能があり、イーサリアムと同様、分散型アプリケーション(dApps)作成することができます。
また、IOST処理スピードにも優れています。シャーディングという技術により、イーサリアムよりも処理スピードにも優位性があるのです。
こうした特徴から、IOSTはイーサリアムの上位互換とも言えます。機能性が非常に高いため、将来を期待されているのです。

仮想通貨名 | IOST |
---|---|
通貨単位 | IOST |
発行年度 | 2019年 |
時価総額 | ¥99,760,141,296 |
時価総額ランキング | 122位 |
現在(2021年12月16日)の価格 | 3.47円 |
将来性のある銘柄を見極めるには?
仮想通貨に投資をするなら将来性のある銘柄を見極めることも重要です。そのために以下の点に着目しましょう。
- 時価総額が高いかどうか
- ホワイトリスト入りしているか
- プロジェクトの目的や仕組み、活動内容をチェックする
- 企業が提携・出資しているか
時価総額が高いかどうか
将来性のある銘柄1つ目のポイントは、現在時価総額が高いかどうかです。時価総額とは「現在の価格」と「発行枚数」を合わせて算出したもの。
「CoinMarketCap」や「CoinGecko」など、仮想通貨の時価総額でランキング掲載されているサイトも多くあるので、まずは確認してみると良いでしょう。
順位 | 銘柄 | 時価総額 |
---|---|---|
1位 | ビットコイン | ¥91,431,421,389,946 |
2位 | イーサリアム | ¥42,624,832,173,727 |
8位 | リップル | ¥4,038,722,344,398 |
10位 | ポルカドット | ¥2,746,618,868,196 |
20位 | アトム/コスモス | ¥1,207,465,160,638 |
21位 | チェーンリンク | ¥1,180,042,131,465 |
出典:CoinMarketCap「仮想通貨時価総額上位100」
※2022年1月20日現在 国内取引所で購入できる銘柄のみを厳選
一般的に知られているメジャー通貨は、時価総額が高いものが多いです。ビットコイン・イーサリアム・リップルなどは、数年間安定して上位にいるので長期保有としてもおすすめです。
ホワイトリスト入りしているか
日本国内で仮想通貨を取り扱うには金融庁の認可が必要です。このように金融庁に登録された仮想通貨を「ホワイトリスト」と呼びます。
日本で取り扱える通貨はすべてホワイトリスト入りしており、下記のような金融庁による厳しい基準を合格しています。
- 想定される用途、流通状況及び当該仮想通貨に使用される技術
- テロ資金供与やマネー・ローンダリング等に利用されるリスク
- 仮想通貨の取扱いにより生じ得るリスクの内容
- 申請者や仮想通貨交換業者から詳細な説明を求めること
- 利用者保護及び業務の適正かつ確実な遂行の確保の観点
海外で販売されている仮想通貨の中には、怪しいコインや詐欺コインも多数あります。日本で購入できるものなら安全な通貨ばかりなので、将来性も高いと言えるでしょう。
プロジェクトの目的や仕組み、活動内容をチェックする
投資しようとしている仮想通貨は何のために開発されたのか?現在もプロジェクトは動いているのか?プロジェクトの目的や仕組み、活動内容をチェックするのも将来性を見極める上で重要です。
Twitter・discord・Telegramなどで発信していることも多いです。

企業が提携・出資しているか
大きな企業が提携していたり、出資している通貨なら将来性を期待してもよいでしょう。
先に述べたように『イーサリアム企業連合』は、マイクロソフト、BPなどの大手企業が創設メンバーであり、日本でも三菱東京UFJ銀行、トヨタなどが加盟しています。
大手が出資しているから必ず安全というわけではありませんが、他の通貨と比べて将来性に期待してもよいでしょう。
初心者必見!仮想通貨の銘柄の選び方
仮想通貨の種類は膨大で、どの銘柄に投資するべきか迷ってしまいます。初心者だと尚更でしょう。
この章で迷わない仮想通貨の選び方を解説していきます。仮想通貨を選ぶ際のポイントとしては以下のような点が挙げられます。
- 国内取引所の仮想通貨から選ぶ
- 安全性を確かめる
- 仮想通貨の利用目的を理解する
国内取引所の仮想通貨から選ぶ
日本の取引所で取扱いされている仮想通貨のリストを、ホワイトリストと呼びます。日本では仮想通貨取引所を運営する際には、必ず金融庁に登録しなければなりません。
そのため、ホワイトリストに入っている仮想通貨は比較的安全性が高く、詐欺にあうリスクが低いことで知られています。
そのため、国内の取引所で扱っている仮想通貨を購入しておけば、比較的安全に仮想通貨取引を楽しむことができます。

安全性を確かめる
仮想通貨の安全性を確かめることは非常に重要です。世の中には、例えば芸能人のガクトさんが広告塔を務めた、スピンドルという仮想通貨が存在します。
スピンドルのICOでは多数の投資家が投資しましたが、上場後に価格が暴落。価値がほとんど0になってしまいました。
価格が暴落した理由には様々な憶測こそありますが、真の原因は不明です。
しかし、スピンドルのホワイトペーパーに記載されていた、取引プラットフォーム「ZETA」は開発が全く進んでいないようです。

仮想通貨の利用目的を理解する
仮想通貨の利用目的を理解するのも重要です。現在時価総額が高い仮想通貨はそのほとんどに使用目的が存在します。
すでに実用化されている、もしくはこれから広く利用される可能性があるからこそ存在価値を認められ多くの人に投資されているのです。
そのため、仮想通貨を購入するときには適当に選択するのではなくどのような役割の仮想通貨なのかを知る必要があります。
人々の生活の向上に役立つ仮想通貨であれば、今後の将来性が期待できるでしょう。

仮想通貨取引を始めるなら!おすすめの仮想通貨取引所
Coincheck(コインチェック)
- 親会社が東証一部上場企業で信頼できる
- シンプルで使いやすい公式アプリ
- 500円からビットコインを購入可能
- 取扱銘柄数は国内最大級の17種類
- NFTなど取引以外のサービスも豊富
Coincheckは、親会社が東証一部上場企業のマネックスグループ。セキュリティ技術が高く、安心安全に取引を行えるでしょう。
特におすすめなのが「Coincheckアプリ」です。シンプルな設計で見た目の使いやすさに優れているのが特徴で一目で使い方が分かるので、投資初心者の方でもすぐに使いこなせるでしょう。
アプリ内では500円から取引可能なので「大きな額を投資するのは怖い」「はじめての投資だからまずはお試しでやりたい」という方にも最適です。

さらにコインチェックでは仮想通貨取引初心者におすすめなCoincheckつみたてと呼ばれる自動積立サービスがあります。
「毎日チャートは追えない、難しいことは分からない」という方でも、 一定額を毎月自動で投資してくれるので着実に仮想通貨を増やしていきたいという方にもおすすめです。

Coincheck(コインチェック)の基本情報
取引通貨数 |
17種類
|
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レバレッジ | レバレッジなし |
送金手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
入金手数料 | 通常無料 |
出金手数料 | 一律407円 |
DMM Bitcoin
- レバレッジ取引可能な仮想通貨の数国内No.1※1
- 各種取引手数料無料
- 手数料を抑えられる独自の取引方法がある
- 取引開始まで最短1時間※2
- 365日土日祝日含めLINEでサポート対応
DMM Bitcoinは、DMMグループが運営する仮想通貨取引所です。DMM.comグループ全体では年間に2,000億円以上の売上を超える大企業です。
特にDMM Bitcoinは、レバレッジ取引が魅力。国内最多級の21通りもの組み合わせで仮想通貨取引が可能です。土日祝日含め365日LINEやメールでのサポート体制をとっているので、仮想通貨(仮想通貨)初心者でも安心して取引できます。
DMM Bitcoinの独自の注文方法に『Bitmatch注文』という仕組みがあります。
取引所のようにマッチングするのは売り手と買い手ですが、約定相手はDMM Bitcoinとなります。通常販売所ではスプレッドがあり、見えない手数料が大きくかかりますが、BitMatch注文なら最小限に抑えられるのです。

DMM Bitcoinの基本情報
取引通貨数 |
15通貨
|
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レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 現物取引:無料 レバレッジ取引:無料 ※BitMatch取引手数料は2円〜 |
主な通貨の送金手数料 | 無料 |
入金手数料 |
|
※1 期間:2022年4月1日(金)7時00分~2022年8月1日(月)6時59分まで ※2 期間:2022年4月28日(木)7:00 ~ 2022年6月1日(水)6:59まで/はじめて3万円以上のレバレッジ取引をされた方の中から抽選にて1等~3等のプレゼント金額が”必ず”当たる ※3 期間:2022年4月1日(金)~2022年5月31日(火)まで / 実施時間:土日祝日・メンテナンス時間を除く、マーケットレポート公開日の15時00分~21時00分※その日のマーケットレポートを公開後、15時00分から開始。WEBサイトに掲載しているマーケットレポートの中で、その日に取り上げた暗号資産銘柄とBTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPYのいずれかの銘柄一つについて、スプレッドを縮小。
BITPOINT(ビットポイント)
- 大手にないが魅力的でマイナーなアルトコインを多く取り扱う
- 各種手数料が無料
- 新規口座開設でお得なキャンペーンを実施中
BITPOINT(ビットポイント)は、2017年9月に金融庁の認可を受けた東証2部上場の株式会社リミックスポイントの子会社が運営する取引所です。
BITPOINTでは、コインチェックやbitFlyerなどの大手にはないアルトコインが取引できるのが最大の特徴です。
またビットコインキャッシュ(BCH)・ライトコイン(LTC)・ベーシックアテンショントークン(BAT)などのレンディング(貸仮想通貨サービス)も可能です。
レンディングをすれば保有通貨を取引所に一定期間貸しておくだけで賃借料を受け取れるので、アルトコインでコツコツ投資をしたい人におすすめです。

BITPOINTの基本情報
取引通貨数 |
12通貨
|
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レバレッジ | - |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
主な通貨の送金手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
- ビットコイン取引量国内6年連続No.1※1
- 15種類のアルトコインを取引可能
- 各種取引手数料が無料
- 1円から仮想通貨を購入できる
- 7年以上ハッキング0
bitFlyerは「株式会社bitFlyer」によって2014年にサービスが開始された仮想通貨取引所です。ビットコインの取り扱い量は仮想通貨業界でトップをひた走っており、「ビットコイン取引量国内6年連続No.1」※1となっています。
bitFlyerでは1円から仮想通貨を購入することが可能です。少額取引可能な仮想通貨取引所でも最低取引金額は500〜1,000円というところが多いので、これは破格の数字と言えるでしょう。
ビットコインはもちろん、イーサリアムやリップルなどの主要アルトコインも1円から購入できます。
またbitFlyerはセキュリティ対策も万全で、7年間1度もハッキング被害に遭っていません。利用者が安心して取引できるようなサポート体制も充実しています。
大手仮想通貨取引所ならではの手厚いサービスが受けられますので、口座を開設しておいて損はない取引所と言えるでしょう。

bitFlyerの基本情報
取引通貨数 |
15種類
|
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レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 0.01 ~ 0.15% |
取引所手数料 | 無料 |
主な通貨の送金手数料(BTC)※bitWireを除く | 0.0004BTC |
入金手数料 |
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出金手数料 |
|
GMOコイン
- 取扱銘柄数国内No.1※1
- 500円から積立投資を行える「つみたて仮想通貨」
- 現物の売買からレバレッジ取引まで、1つのアプリでできる
- 信頼と実績の「GMOインターネットグループ」が運営
- 各種手数料が無料
GMOコインは「GMOインターネットグループ」によって運営されている仮想通貨取引所です。
GMOコインの特徴は取り扱い通貨の豊富さ。現在20種類の仮想通貨を取り扱っており、取扱銘柄数は国内No.1※1となっています。
ビットコイン・イーサリアム・リップルなどのメジャー銘柄はもちろん、コスモスやダイなど他の取引所ではなかなかみられないようなアルトコインも取り扱っています。

また、GMOコインでは仮想通貨取引初心者でも手軽に投資できる「つみたて仮想通貨」を提供しています。
つみたて仮想通貨は毎月自動的に一定額を仮想通貨に投資してくれるので、普段忙しくてチャートを気にしていられない人や、仮想通貨の知識があまりない人でも安心です。
毎月500円から、ビットコインなど18銘柄に投資することができます。
GMOコインの基本情報
取引通貨数 |
20種類
|
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レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 |
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主な通貨の送金手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料※銀行手数料の負担あり |
出金手数料 | 無料 |
仮想通貨の今後に関するよくある質問
まとめ
この記事では、将来性のある仮想通貨ランキング4選・仮想通貨の将来性・仮想通貨の選び方について解説しました。
ビットコインをはじめとする仮想通貨の将来性については様々な見解が発表されており、一概に安全だとは言い切れません。
そのため自身で判断し、責任を持って投資をすることが求められます。
国内取引所で取扱いされている通貨であれば、比較的安全に取引できるため、気になる場合は投資してみるといいでしょう。

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